日本の治療との違いや、どんなことをするのか、費用はどれくらいかかるのかなど、気になることはたくさんあると思います。
この記事では、オーストラリアでの虫歯治療について、わかりやすく解説していきます。
オーストラリアの虫歯治療は、日本と比べていくつかの特徴があります。
オーストラリアでの歯科治療は、日本と大きく異なる点があります。
まず、国民健康保険が適用されないため、治療費は全額自己負担となります。
そのため、治療費は日本よりも高額になることが多いです。
また、治療材料も異なり、日本のように銀歯を使用するケースは少なく、セラミックなど審美性の高い素材を使った治療が主流です。
さらに、オーストラリアでは虫歯になる前の予防を重視しており、定期的な検診やクリーニングが推奨されています。
これらの特徴から、オーストラリアでは予防歯科の意識が高く、審美的な治療を重視する傾向にあると言えるでしょう。
治療費用は、虫歯の程度や使用する材料によって大きく異なります。
一般的に、日本の自費治療と比較して高額になることが多いです。
項目 | 日本 | オーストラリア |
---|---|---|
保険適用 | 一部適用 | 全額自己負担 |
治療材料 | 銀歯が一般的 | セラミックなどが一般的 |
予防歯科 | 予防よりも治療を重視 | 予防を重視 |
虫歯は時間が経てば経つほど歯の中心に向かって蝕みが進行します。
放っておけば虫歯はどんどん深くなり歯の神経まで感染を起こし神経の治療をしなければならないほど深刻になります。
その様な状態になる前に歯科医院に行って治療をしてもらいましょう
初期の虫歯であれば治療も一日で終わります。
現在は小さい虫歯にはCR修復(コンポジットレジン修復;プラスチック)という方法が主流です。
セラミック・金属と比較すると強度的に問題があり広範囲に及ぶ治療・修復には向きませんが、小さな修復であれば、色調・接着力などの面でかなり良好な結果をもたらしてくれます。
また、知覚過敏症(歯が凍みる)の場合にも有効となります。
従来の銀色アマルガムの詰め物は人体に影響のある水銀が含まれていることと、審美性を考えて当院では使用していません。
虫歯が大きくなりすぎてコンポジットレジンでの修復が不可能な場合にはポーセリンセラミックという耐久性、審美性にとても優れた材料を使用し修復します。
CR修復の長所
オーストラリアでの虫歯治療は、日本と比べて費用が高額になる傾向がありますが、より審美的な治療を受けることができます。
また、予防歯科の意識も高いので、定期的な検診を受けることで、歯の健康を長く保つことができます。
もし、オーストラリアで歯の治療が必要になった場合は、早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。