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動物からのメッセージ

♦動物からのメッセージ♦

数年前にアフリカに旅行に行った時の事である。 ”アフリカ = 野生王国”程度の知識しかない私が、現地の”サファリツアー”に参加することになった。 

ちなみにサファリツアーとは、オープンルーフのジープに乗り込み、アフリカに生息する様々な野生動物を、真近で観察するというオプションツアーだ。 私が乗り込んだ現地のガイドさんはサンコン似の現地の男性で、私と友人2人が乗り込んだジープの運転手さんでもあった。

車に乗り込んで10分もしないうちに、野生の象の群れが見えた。 象さん以外にも、木の上にたくさんのヒヒやカラフルな鳥、そしてシマウマやライオンがうだうだしているのを見つけては、”おぉーーーっ!!”と奇声をあげていたのはこの私だ。 

”どっちが動物なのか分からない・・”といった形相で、私達を積んだジープを運転するサンコンは、どんどんと動物達に近づき、”Don’t Move or You will Die!”と、屋根の無いジープから身を乗り出して写真を撮ろうとする私達を注意しながら、つたない英語で動物の生態を説明してくれた。

その中でもやはりライオンは、さすがに”百獣の王”と言われるだけあって、ライオンの持つ存在感と迫力は、アフリカの広大な台地に生息するあらゆる動物達を管理する権力者の様に見えた。

サンコンいわく

”動物界にはとても厳しいルールがあって、動物達は生まれたときからそのルールに従い、従わないものは二度とその世界に戻れないという厳しい社会に生きているんだ。” ”人間とは違って、ピュアな精神を持ちながら、もっと厳しいルールに従って生活をしてるんだ” 

と何度も私達に教えてくれた。

動物社会では、ライオンのように強くて権力があるものが様々な動物達を支配していて、それに反抗するものなどいないと言う。 

そんな話を聞いた私は、”パワーのあるライオンに対して、動物達はレスペクト(尊敬)の気持ちをもってるのかなー、すげーーなぁー” と勝手に感心した。

こうして考えてみると、人間界には無茶苦茶な人が、何かの手違いで管理者や権力者となって、能力のある人達を支配する様な事がたまにあるような気がするのは私だけだろうか。

特に職場では、キツネの様にずるがしこく、猿のように調子が良く、ねずみの様にすき間に入るのが上手い人達が年齢だけを重ね、それを”経験”だと表現して、何かの手違いで地位や権力を得たりする事をたまにお見かけする。

たまたま昼寝をしていたクマさんや、あまりにも早く走り過ぎてチャンスを見逃してしまったチーターさん、木の上の葉っぱにばかり目がいってしまって、灯台もと暗しのキリンさんみたいな人があっという間にチャンスを逃し、まるで猿の様に意味もわからずキーキーと叫びながら、高い木の上から果物を投げつけたりするような管理者や権利者のもとにおかれる人達は、たまったもんじゃないだろう。 

そういえば私が以前働いていた会社でも、経験豊富なチーターの群れに猿のリーダーが入ってきたような事があった。 

急な変化に戸惑うチータの集団に、無知でありながらも何とか権力を見せつけようと、チーター達にリンゴやバナナの食べ方を教えては、”わはははぁー!まいったかぁーっ!”とばかりに満足してみたり、狩に出るチーターをいけない事だと叱ったりするのである。 

今となってはこうして面白おかしく話せるが、当時はかなりの無法地帯だったと思う。 何が間違ってて誰がどうというレベルではなく、垂直線上で物事を見ても、根本的な間違いを感じながらの生活を強いられた事もあったなぁーと思い返したりした。

社会人として生きていると、何かの勘違いで、ネズミも猫もライオンも猿もキリンも同じ檻に入れられるような事もあるし、下手するとその中でネズミがライオンを支配したり、それに賛成するキツネが居たり、そのキツネの足元をすくおうとするカバもいたりと、かなり無法地帯な事が多いのかも知れない。 人も歳を重ねれば、タフにもなるし、ずるがしくもなるわけである。

”平和に生活したいなぁ”と言うのが私の率直な願いだが、きっとこのブログエッセイの読者の皆さんも、”あっ、それ私の上司だ!”と思われた方は、このエッセイブログをこっそりとその人に転送して頂きたい。 

というよりは、”あっ、それって私かも・・・・”などと思った方がいらっしゃったら、アフリカの動物社会を見習って頂きたいというのが正直なところである。

カメラマンの私が何も偉そうに言う事はないのだが、”猿やネズミにイライラしても仕方ないか・・”と思えば仕事も生活も楽になるよ・・というアフリカの動物達からのメッセージだと思って頂いて、また明日から頑張って頂ければなぁーと思う。

”いったい私はどんな動物かなー”と自問してみたが、どうもよくわからないので、取り合えず皆さんにご迷惑はかけないよう、そしてナマケモノにはならないよう、図書館にでも行って動物図鑑をペラペラとめくってみよっと。

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