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ブログ第五十四回 ”Claude’s” & シラーズ

Monday 15/09/08

 こんにちは、みなさん。

 先週土曜日が私のラスト・シフトでした。シドニーに辿り着いて、Bel Mondo(Stefano Manfrediの時です) で働き、そしてClaude’sに移って約7年。日本にいたときもこんなに長く1つの店で働いたことがありません。このお世話になったレストランは今回のGood Food Guideでも見事3ハット。安心して、Claude’sを去ることができます。シェフのChuiが創り出す料理は、フレンチのテクニックをベースに、アジアの食材や中東のスパイスを織り交ぜたモダン・フレンチ。必ずどこかに驚きのタッチ、Wow Factorがあるので、ワインを考えるのも楽しかったものです。常にワインと料理とのマッチングを考えられたのもいい経験。少しお高いですが、味覚の探求に出かけてみる価値大です。詳しくはウェブ・サイトで、www.claudes.com.au

 10月の半ばにはスペシャル・ディナーがあります。コニャックとスパイスを題材にしたフランス料理だそうです。あ、そうか! 私も食事にいけるのだ!!

 そして、私がつぎ勤めるレストランは・・・、どこかなぁ、ウォーター・ヴィウのレストランかなぁ???

 その前に、来週から日本にいってきまーす。

 

 

 本日のワイン。Heathcote Winery Mail Coach Shiraz 2005

VicのHeathcoteは注目度高いワイン産地。ここではやっぱりシラーズがお勧めです。ブロックバスターなシラーズではなくスパイスとフルーツが上手に共存しているものが多いことが特徴。本日のこのシラーズは、ナツメッグ、オールスパイス、フェンネル・シード、リコリス、プラム、ブラック・チェリー、なめし皮、シガー、そして若干ではあるがトリュフの香りが心地よく鼻腔を刺激します。口に含めば、満足できるヴォリューム感、素直な果実味とスパイスが口の中いっぱいに広がり、成熟したタンニンと共にスムースなフィニッシュを迎えるのです。バランスが良くて、料理に合わせやすいワインですよ。

料理とワインのマリアージュ: Tagine of Lamb with Prunes and Ras el Hanout

Score: 15/20

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