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ブログ第五十七回 シェリー

Friday 17/10/08

 今週から新しい職場での仕事です。今度のレストランは、シーフードがメインのお店。特にオイスターは常時10種類以上あるので、それを目当てに来るお客様も多いようです。眺めもいいし、開放感があって、仕事するのも気持ちがいい。今まで働いていたレストラン"Claude’s"は、外から中の様子が見えない隠れ家的存在だったのとは大違いです。料理は、"Claude’s"に軍配が上がってしまいますが、ここの料理もなかなか面白い。新鮮なお魚が楽しめますよ。

 さて、その初日。14日火曜日の夜。初日ですよ! 窓際のテーブルで、接待で食事されているグループ発見。よーく見てみると、“あれっ!?”、“もしかしてあのお客さん!?”。私の知っている方が・・・。

 はい、その方、実は私の奥さんの上司。奥さんは現在育児休暇中で、来月職場復帰です。今度はパート・タイムで働きますが、その正式な採用(パート・タイムを認めてくれたのです)の手紙届いた日の夜に、奥さんの上司が、私の初日に来るなんて。ちゃんとサーヴィスできたのかどうかは知りません。。。

 来週からワイン・リスト改造に入ります。自分らしいリストができるといいな。

 

 本日のワイン。 Caletero Amontillado

スペインが代表するお酒ってやっぱりシェリーだと思います。あまり馴染みが無いかもしれませんが。でも、一度その魅力に虜になってしまうと大変なことになってしまうお酒なのです。だって、現在、オーストラリアで手に入るシェリーはほんのごくわずかの種類のみなので、スペインに行って、へレスに行っていろいろ試したくなるのですから。ちなみに、このシェリーは、スペインで買ってきたものです。グラスに注がれたこの琥珀色の液体から、ローストしたアーモンドやヘーゼルナッツ、そしてゴールデン・シロップ、レーズン、オレンジ・ピール、ミルク・チョコレートや薄口しょうゆの香りが舞い上がってきます。口に含んだ瞬間から、ナッツと果実味が一気に膨らんでいきます。しなやかだけれど、複雑みのある味わいは、心地よく舌を流れていき、ロング・フィニッシュへと導いてくれるのです。Delicious!

料理とワインのマリアージュ: Setas a la Parilla (Grilled Mushroom with Garlic and Parsley)

Score: 18/20

 

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