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メルボルン ホット・スポット Vol.2 The Greenhouse

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メルボルン ホット・スポット Vol.2 The Greenhouse

フェデレーション・スクエア(Federation Square)のアンフィシアター(The Amphitheatre)に登場した、一見建設中のような建物。〝The Greenhouse”と呼ばれるこの建物は、すべてが堆肥となり、あるいはリサイクルできるものだけで造られた、とてもユニークなコンセプトの建物。電気システムは18枚のソーラー・パネルによる太陽発電を使用し、クーラー設備はないが、設計の段階で室内温度が上がりにくい構造になっている。
      
スロープを上がっていくとそこはカフェ。もちろんすべてが廃材などを使用した内装だが、しっかりとモダンなカフェスタイル。内部のテーブルや椅子は木材を使用した簡易に組み立てられるもの。テラス席はスチール製の椅子。中には道路標識を再利用したものもある。スチールは100%リサイクル可能で、何度リサイクルをしても、その性質が失われることがないため使用されている。
      
コーヒーをオーダーすると、カップではなく小さなビンに入れて持ってきてくれる、ケーキはリサイクルした厚紙の切れ端がお皿替わり。スプーンやナイフ、フォークなども木製で、細部に至るまでリサイクルできる。
壁にはプラスチックのコンテナに入ったイチゴの苗が高く積み上げられていて、なんとも可愛らしい演出。少しずつ白い花が咲き始めたイチゴの緑が目に優しい。また階段を上るとルーフトップにも緑の演出がある。
      
廃材の木やスチール剥き出しの構造だが、ついつい長居してしまうほど落ち着く空間。カフェではブレックファースト、ランチも味わえる。もちろん食材にもこだわり、メニューは予約がなかなか取れないことでも有名で、The Age発刊『Good Food Guide』で唯一18.5点(20点満点)を獲得しているレストラン〝Vue de Monde”Shannon Bennett氏他のアドバイスを受けているので期待できる。
      
カフェにあるリサイクル紙の新聞を読むと、この〝The Greenhouse”のこと、環境問題のことをもっと深く知ることができる。ルーフトップには無料で上がることができるので、カフェ内もフラっと立ち寄るだけでも面白い。期間限定なので、開催期間中に是非訪れたい。無くなるのが惜しいほどの、そしてまた訪れたくなる空間が広がっている。
 
[The Greenhouse]
開催期間:20081030日~2009129
住所:The Amphitheatre, Federation Square, Melbourne, VIC 3000
TEL: (03) 9655 1900Federation Square
営業時間:月~日 AM7:00-PM10:00
 
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