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ブログ第七十二回 ゲヴェルツトラミネール

Friday 23/01/09

 最近の息子君(13ヶ月になりました!)、登るのが好きなようです。ソファーは楽々よじ登るし、公園の滑り台なんかの階段もどんどん登っていく。そうかと思えば、ちょっとした段差も大好き。公園と歩道の段差みたいな、20cmほどの段差を行ったり来たりする。そして、通りすがりの人に愛想を振舞いて、バイバイと手を振って見送ったりもする。こっちとしては、公園の中で遊んで欲しいのだけれど・・・。

 それと、彼、“後追い”じゃなくて“鳩追い”が流行のよう。追いかけるけれど、鳩さんは逃げるばっかり。最終的には木の枝に飛んでいってしまうのだけれど、指差して、“ウブー”と言って、僕に取れと迫るのですから。

 止まっている時間無いぐらいなのですよ。

 やれやれ。。。

 

 

気を取り直して、今日のワイン。 Spring Vale Gewurztraminer 2008

タスマニアのイースト・コーストからのGewurztraminer(ゲヴェルツトラミネール)という長ったらしい名前の白葡萄品種が今回のお勧めワインです。一般的に“ゲヴェルツ”と略して呼びます。さて、テイスティングしてみましょう・・・、ローズ・ウォーター、ライチ、ライム、グリーン・バナナ、ホワイト・ペッパー、洋梨、白桃、シナモン、山椒の香りが心地よく鼻腔を刺激します。口に含むと、実にソフトな味わい。繊細な酸味とさわやかな果実味とが口の中を駆けて行き、スパイスを伴ったドライなフィニッシュが待ち構えているのです。市場に出回っている多くの“ゲヴェルツ”にあるキャラクターは、香りが強かったり、果実味タップリすぎる味わいだったりと、too muchの要素の多いイメージがあります。それらに比べれば、この“ゲヴェルツ”はless果実味+lessフローラル。そして、非常に料理に合わせやすい特徴を持っていて、何口飲んでも飽きないのですから。素晴らしいワインです。

料理とワインのマリアージュ: Green Papaya Salad with Grilled Pork Fillet

Score: 17.5/20

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