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ブログ第七十六回 ソーヴィニヨン・ブラン

Monday 09/02/09

 うちの食欲旺盛な息子君(13ヶ月)。好きなものから食べだす点が、私にそっくりのようです。

 最近は、嫌いな食材は、お皿の外に追いやり、好きなものを片っ端から食べていきます。そして、最後にしょうがなく嫌いなものも食べているようなのです。いつも1プレートでは終わらないで、“もっとなんか食べさせろー”風に泣き喚いて、次のディッシュもたいらげます。最近、大きい冷蔵庫を買い換えたので、彼用のスペアの食べ物は冷凍庫にたくさん保存していますが、それでもそのスピードに追いつけるかどうか・・・。

 3週間ほど前に、親子3人で私が働いているレストランにランチに行った時の話です。私たち夫婦がオイスターを食べているときに、息子君は持参のお弁当を食べ、終わればパンを食べ、挙句の果てには、私たちが食べていたお魚のBlue Eye TrevallaとMorwongまで食べる始末。そして、Blue Eye Trevallaのレモングラスのスープまで飲んでしまうのですから。おそろしい食欲です。あんた、ほんとに13ヶ月なの、って訊いてしまいそうです。

 たぶん、今日も、デイ・ケアで“Best Eater”なのでしょう。。。

 

 本日のワイン、Bannocckburn Sauvignon Blanc 2007

VicのGeelongからのSauvignon Blancが今回のワイン。Geelongは、メルボルンからGreat Ocean Roadに向かう途中にあるワイン産地です。このソーヴィニヨン・ブランは個性的なワインです。どんな特徴か言わなくて、奥さんと昨夜飲んだのですが、奥さんが一言、“樽の香りがするね”。そのとおり、このSBはほんの少しだけ樽を使っています。ハニー、ナツメッグ、マンダリン、ヴァニラ、ブリオッシュ、ライム・リーフ、ハーブ・キャンディーや、ローストしたピスタチオの香りが特徴を描きます。ファースト・アタックに感じるピリッとした酸味から、ほろ苦い味わい、そして豊かな果実味がゆったりと広がりをみせます。グレープフルーツのようなアフター・テイストは、すっきりと締めくくってくれるのです。

料理とワインのマリアージュ: Pan Fried Red Mullet with Salad of Broad Beans, Cucumber and Preserved Lemon

Score: 18/20

 

 

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