未分類

日本車の素晴らしさを 知ってほしい

猪野久貴さん

友人が初めての車を買うため、僕はいっしょに下見について

いった。その中で見つけた車は、HONDAのシビック。持ち

主のトルコ人は「こんな素晴らしい車はない。これを逃した

ら後で悔しい思いをするよ」とものすごい押し売りを仕掛け

てきたが、どんな車かというと。走行距離が29万キロを越

えている。「エンジンが動いても他の部品が消耗しているだ

ろうから、これはやめておいたほうがいい」と友達にアドバ

イスし、その執拗なまでの押し売りをなんとか振り切った

が。日本だと、走行距離が10万を越えたら、車としての商

品価値はないに等しい。車検が通らなければ、日本での車生

命は終わる。ところが、オーストラリアにいけば、20万キロ

を超える日本車はごろごろ走っている。それだけの走行距離

を経験しようとも、まだまだ走れる車が多い。第一、30万

近い走行距離を経験しながら、それが売り物として出回って

いるオーストラリアの現実に顎が外れそうにもなったが。最

終的に彼が選んだのは、走行距離16万のシビック。状態は

良好。彼は言う。「HONDAは素晴らしい」と。

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

その他の記事はこちら