・GO!豪!!メルボルン URL: http://www.gogomelbourne.com.au/
10th May 2009 @ Federation Square
フェデレーション・スクエア(Federation Square)で開催されたロシア・フェアー。今年で2回目となる。華やかな衣装を着た多くのダンサーたちが会場に花を添え、小さな子供たちから大人までがステージで活躍。フォーク・ミュージックなどに合わせてのパフォーマンスは無料で楽しむことができた。また会場にはウラル(Ural)社製品のサイドカーの展示も行われ、マトリョーシカなどの民芸品も販売されていた。
マトリョーシカは1900年のパリ万国博覧会にて銅メダルを獲得して以来、ロシア各地で作られるようになり、今ではロシアのお土産としても人気がある。女性の絵柄が多いのは、名前の語源がロシアの女の子の名前である〝Matryona”からきているからだろう。そのため人形には母性や多産の願いが込められている。人形の由来は諸説あるが、日本の〝こけし”であるという説もある。
オーストラリアへのロシア移民は1850年代のゴールド・ラッシュ時に始まっているが、1800年代初期にロシア帝国拡大政策の一環としてオーストラリアを訪れている事実もある。しかし移民初期は当時の帝国ロシアに迫害を受けたユダヤ系ロシア人が多かったそうだ。2001年時点でのメルボルン出身のロシア系移民は約6000人で、自宅ではロシア語を話す人が多い。またマイヤー(Myer)の創設者シドニー・マイヤー(Sidney Baerski Myer)もロシア移民の一人。彼は1899年にメルボルンに移民している。
ヴィクトリア州ロシア民族代表カウンシル(Russian Ethnic Representative Council of Victoria)によって開催されたイベントは日が沈むまで行われ、ロシア料理に舌鼓を打ちながら、ダンスを楽しみながら楽しむ多くの人々の姿が見られた。寒さが増すメルボルンにぴったりのイベントだった。
(メルボルン百景参照)
◇イベントの様子
●Russian Fair
URL: http://www.russianfair.com.au/
●Russian Ethnic Representative Council of Victoria
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