・GO!豪!!メルボルン
URL: http://www.gogomelbourne.com.au/GO!豪!!メルボルン シェフの一品
Vol.11 Bryan Derrick – Paladarr Thai Issan Restaurant
もし、あなたがレストランを開くとしたら、人がたくさん行き交う街中を選ぶだろうか。
それとも、地名を聞いてもわからないような街から少し離れた場所を選ぶだろうか。
誰も知らないような場所でレストランをオープンしたとしても、本当に美味しいものを提供しない限り、人々が来てくれるという保証はない。しかし、本当に美 味しいものを提供できたとしたら、人々は噂を聞きつけ、どんなに遠くても、どんなに不便でも、その味を求めてやってくるものである。
つまり、交通も不便な誰も知らないような場所でレストランをオープンするということは“自信”と“余裕”がないとできないことだろう。
しかし、Bryanは『こんな場所でも、お客さんは見つけ出してくれるんだよ。それが本当にうれしくって仕方がない。』と満足気な笑顔で語ってくれた。
タイ料理の魅力は味にバランスがあることだという。タイ料理の基本は必ずひとつの料理の中に“塩味(salt)”,“酸味(sour)”、“辛味 (chilly)”,“甘味(sweet)”の4つの味が存在していなければいけない。そして、そのバランスはすべてシェフの腕前にかかっているのだ。
その味の調整がタイ料理の難しいところだそうだ。しかし、『Paladarr Thai Issan』のマスター・シェフChaloemの作るタイ料理はこの上なく上品で、しかも塩味、酸味、辛味、甘味が見事に一つの料理の中で表現されている。
塩味、酸味、辛味、甘味が仲良くダンスをしているようだ。」
“Chaloem’s Pla Goong does the whole hot sweet sour salt dance on the tongue like a Thai.”
Pla Goong $18
Kaeng Keow Waan Gai $26
今まで食べたグリーンカレーとは何かが違うと思わずにはいられない。
ココナッツミルクのマイルドな甘味はもちろん感じることができるのだけれど、その中にもピリッとした辛さがある。
ただ辛いだけの辛さではない、繊細な辛さ。おそらく何種類もの香辛料をバランスよく、しかも適確に混ぜ合わせないとできない味だろう。具材それぞれが持つ味や歯ごたえもグリーンカレーの中でそのまま活きている。
そんなBryanとChaloemのこれからの夢はオーストラリアでNO.1のタイレストランになること。
だけど、栄光としてのNO.1を求めているのではないとBryan。
そうBryan言い、素敵な言葉をくれた。
No! Look back and celebrate how far you have come!!”
BryanとChaloemの夢が叶うことを願わずにはいられない。
Paladarr Thai Issan
住所:7 Rowe Street, Alphington VIC 3078TEL:
営業時間: Lunch 水-日 12:30-14:30
Dinner 毎日 18:00-23:30
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