・GO!豪!!メルボルン
URL: http://www.gogomelbourne.com.au/GO!豪!!メルボルン シェフの一品
Vol.13 Luciano Trotta – Lucattini
メインストリートから少し外れた通りにある、赤壁のイタリアン・レストラン“Lucattini”。
このレストランにいると、まるでイタリアのローマの街角にあるレストランにいるような気がしてくるのはなぜだろう。
それは、お世辞にも広いとは言えないけれど、奥行きがある店内と真っ白なテーブルクロス、クリーム色の壁に木製のイス、そしてほんのりとした温かい色合いの照明のせいかもしれない。
その一つ一つのセンスや配置がイタリアにあるレストランを思い出させる。
しかし、何よりもイタリアを感じさせるのは“Lucattini”のオーナー兼シェフであるLuciano Trottaさんの存在なのだと思う。こちらまで自然と笑顔になってしまう明るいオーラとビッグスマイルの持ち主なのだ。
41年前の1968年にイタリアからメルボルンにやってきたLucianoさんはイタリアでもメルボルンでもレストランで働いてきた。様々なレストラン で、様々なオーナーやシェフと知り合い、語り合い過ごしてきた中で、いつしか自分自身でもレストランをオープンさせたいという夢を抱きはじめたという。
そして遂に2005年、自身のレストラン”Lucattini”をオープンさせた。お客様が楽しく食事ができるよう、スタッフ一同が細やかな気配りを見せている。
-Eye Fillet Beef wrapped in Bacon, served in Red wine Jus.
フィレ肉を口に入れると、そのやわらかさに驚いてしまった。このまま舌の上でとろけてしまうのではないかというほどやわらかい。また赤ワインベースで作られたソースとフィレ肉との相性が絶妙。“Lucattini”を訪れた際は、是非食べてもらいたい。
Abbacchio D’Agnello Romana $31
-Tender Lamb Loin Grilled with Italian seasoning.
こちらもまた驚くほどやわらかいラム肉を使用した一品。イタリアンハーブ、スパイスをちりばめて調理されているので、ラム肉独特の味や匂いが苦手な方でも、問題なく食べることができるはず。
最 後に「これからの夢は何ですか?」とLucianoさんに尋ねると、「僕の夢かい?できることなら、もう60年、生きたいね。」と答え、大きく笑った。詳 しく聞いてみると、あと60年生きることができるなら、今度は“Lucattini”とは違ったタイプのレストランをオープンしてみたいのだという。やり たいことがたくさんありすぎて、もっともっと時間がほしいと語ってくれたLucianoさん。
その夢を語るときの目の輝きと、活き活きとした笑顔は18歳の少年にも負けないものだと思う。きっと夢を叶えてしまうに違いない。
【Restaurant Infomation】
Lucattini
URL:http://www.lucattini.com/index.html
住所:22 Punch Lane, Melbourne VIC 3000
TEL:
営業時間:Lunch 月~金 12:00-14:00
Dinner 月~土 18:00-22:00
定休日:日
クレジットカード:MASTER/VISA/AMEX/DINNERS
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