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メルボルン・レポート Costco Wholesale Australia Docklands倉庫店

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メルボルン・レポート 

 

Costco Wholesale Australia Docklands倉庫店

COSTCO(コストコ)の秘密にせまる!




  ついにオーストラリアに上陸を果たしたアメリカの倉庫型スーパー、コストコ。気になるコストコの店内の様子、お薦め商品、そして効果的な利用方法にせまります!


                      コストコとは?

  •  会員制のユニークな倉庫型スーパー。(年会費はビジネス$55,一般$60)

  •  大きい容量(Bulk)で買うため、安い値段で提供できるのが強み。

  •  店(Shop)ではなく倉庫(Warehouse)なので日本では特別に“店舗”ではなく“倉庫店”と呼ぶ。

  •  アメリカを筆頭に世界各国で500以上の倉庫店を構え、家庭用品から家電、カー・日曜大工用品、アウトドア用品、オフィス用品、医薬品、食料品など品ぞろえは幅広い。日本には現在9つある。

  •  プライベートブランドは「カークランド・シグネチャー」(Kirkland Signature)。

  •  英語の発音としてはコスコの方が近いが、日本進出時、“コスコ”がもうほかの会社に使われていたため、カタカナではコストコという表記になった。



   ついにメルボルンにコストコがオープンした。日本にいたときから行っていた1コストコファンとしては、このオープンは見逃せないので早速取材に行ってきた。



   場所はドックランドのハーバータウンの端で、巨大観覧車が近くにあるので目印としてはわかりやすい。トラムの場合は(あまりお勧めしないが)86番のDocklandか、無料のCity Circleでもハーバータウンに停まるのでそこからショッピングモールを抜けたところにある。車の場合はもちろん地下に駐車場(550台駐車可能)が用意されているのでご安心を。入口には最初の一時間無料で2時間目が6ドルという表記の看板があったが、いざ車で行ってみると料金は取られなかった。これはオープン二週目までらしく8月31日月曜日からは上記の値段になるとのことだった。


   平日の昼間にも関らず、店内入り口では何十人もの行列が。でもこれは聞くところによると会員証を作るための行列だそう。行く前はオンラインで会員になっておくことが鉄則のようだ。



会員登録のフォームページはこちら



   入り口では会員カードをチェックする係の人が笑顔で迎えてくれた。入った際の印象は、まさに「巨大。」日本ですでに行っていたとはいえ、この大きさはやはりすごい。店内入り口を入って右側は写真の現像コーナーそして、奥がメガネやサングラス売り場と続く。そして中央に続く場所には、テレビ・パソコン・ipodなどの電化製品がずらりと並ぶ。そしてそれらを過ぎると中央に洋服・本・DVDが並んでいた。そして左側と店内一番奥は食品で、右側は生活用品・カー用品、そしてレジを抜けるとフードコート、と基本的にレイアウトは世界共通のようだ。


   


   コストコの何が魅力かというと、やはり、オーストラリアでは手に入りにくいブランドや商品が気軽に手に入ることではないだろうか。例えばざっと見渡しただけでも、ドイツの有名ナイフメーカー、ヘンケルの包丁セット、日本でも大人気なアメリカの柔軟剤ダウニー、DKNYのバッグ・服などを見つけることができた。


   さらには、オーストラリアにすでにあるブランドでも驚くような値段で商品が見つかる。例えば、ルクルーゼの鍋セット(20cmのお鍋と、グリルパン・そしてオーブントレイ中・小にゴムへらの計5つが入ったセット)は$300払えばフードコートで何か色々食べられるほどのお釣りがくるし、今は入荷待ちだがプラダのサングラスが$200ドル台など、びっくりする値段のものが多々発見できる。ただ、これらの商品の数々は、特別価格で一定数を仕入れているので、常に同じ商品が店内にあるとは保証できない。「次回買おうと思っていたら次はもう無かった。」という可能性があるので、いい商品を見つけたらその時に買うのが鉄則のようだ。コストコの方いわく、「だからコストコはお宝探しの場所なんです。来るたびに新しい発見があるんですよ!」とのことだった。


   

今回コストコを案内してくれた方は、日本のコストコ本社に長く働いていた方で、日本人の視点で買うなら…といろんな商品を紹介してくれた。


     
 


   まずは宝石・装飾品の数々。ショーケースのトップで輝いているカルティエの時計は実は日本のコストコから持ってきたらしい。そして、ベルサーチのお皿や、ダナキャラン・バーバリー・プラダ・フェンディのバッグのショーウィンドウもある。これらも一般価格を考えるとびっくりする値段だ。眼鏡やサングラスも有名ブランドが数多くあり、また、検眼室もすぐ隣にあるので安心。ちなみに高額商品は近くの店員さんに声をかけて、チケットをもらうシステムになっている。高額商品といえば、モエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニョン(写真上・右)など世界各国の高級酒もお酒のコーナーにそろっているので要チェックだ。これらもよく売れるらしい。


 


   そして、カルバンクライン・DNKY・DIESELなどのジーンズ・洋服類。コストコには試着室がない代わりに洋服の返品は可能になっているので、サイズに自信がない場合は、2つのサイズを買って家で試し、一つを返品すればいいという裏ワザを教えてもらった。ちなみにここには日本で大人気のクロックスもたくさんの品ぞろえがある。そして写真上のソフトソックスは日本のコストコで大人気のくつしたで、入荷するたびに、即売り切れるらしい。「皆さんスリッパの代わりに履いているようです」と教えてくれた。


    



 

  そして次は食料品。新鮮な魚介類は、オイスター、ロブスター、エビ、鯛にサーモン、バラマンディなどあり、鯛は鯛飯にちょうどいいサイズだった。お肉のコーナーでは100日・穀物飼育の牛や、豚・鶏・羊とすべてそろっている。ちなみにこの牛肉は日本のコストコで買える肉とまったく同じもので、こちらで買う牛肉は匂いが気になるという方にも安心だ。牛肉の看板のところにはMarble for the Flavourとあり、よくみると霜降りまではいかないが、こちらのスーパーによくある真っ赤な牛肉とはまた違うものの様だった。昼間に行くと試食ブースがあるので試してみるのも手である。



    


   また、特に日本の会員に人気なのが、前述のベーグル、ソフトクッキー、そしてディナーロールである。これらは冷凍できるのでスペースさえあれば、冷凍庫に入れておけば食べたい時にオーブンで温めて食べることができる。日本のカントリーマームが恋しいあなた。なかなかオーストラリアでは目にしないこのソフトクッキーはどうでしょう?ちなみにパン・ケーキ類は毎日その日に焼いたものが並んでいるので新鮮さは保証済み。


 

  


(写真)食品のセクションの人たち。コストコで働いている人はフレンドリーで気さくな人ばかりで、そこがまたコストコの魅力でもある。


 

   コストコの方曰く、特に食料品は少人数では食べ切れない量なので、たくさんの友人と一緒に来て買ったものを分けるのも賢いやり方だそう。特にプレイグループのママ友で集まって一緒に買うというスタイルが日本では多く見られたとのことだった。ほかにもサラダやシュリンプカクテルなどのお惣菜や、大きなピザやハーブバターがのったサーモンなどのオーブンで焼くだけの食品はパーティにもぴったり。ちなみに瓶に入ったイクラも発見。



   他には生活用品でいえば、洗濯洗剤BIO(日本名はアタック)の10KGケースや、ダウニー、そして、食料品でいえば、伊藤園の緑茶のティーバッグにキッコーマンの特大サイズの醤油などもある。特大サイズのスターバックスのコーヒー豆もあるのでスタバ好きの人は見逃せない。(今はフレンチローストのみの取り扱い。)ちなみにプライベートブランドのコーヒー豆もよくみると焙煎はスターバックスだったので、気になる存在である。お寿司や刺身、ショートグレインのお米はただ今検討中の商品だそう。もしかしたらそのうち販売が始まるかもしれない。 


    



   一周ぐるりと回ってみての感想は、とにかく掘り出し物を見つけ出すのが楽しい!ということ。コストコの方の話を聞いていると何回も「宝探しの場所」というフレーズが出てきたのだがまさにそのとおり。


   でも実際のところ気になるのは“値段”、本当に低価格なのか、そして会員費の元は取れるのかということだと思われるが、答えはイエスといってもいいだろう、特にコストコのターゲット層である、ファミリー層に当てはまる方、そしてもともと欲しかった100ドル以上の高額商品をコストコで見つけ、それを買う場合は、確実に元は取れるはず。


   値段の面でいえば、特に食料品や日用品は「目玉商品ともいえる安い品」、そして、「安いがスーパーの特売と比べると若干高い、もしくはそれと同じぐらい」、そして「普通のスーパーの定価より若干安い」という3種類に分かれると思われる。ただ、スーパーの特売はいつそれがあるのか分らないということがあるので、いつあるのかわからない安売りを待つよりも、いつでも行きたい時に比較的安い値段で買えるコストコという選択肢があるのは魅力的である。特にColesとWoolworthで独占されているといわれるこの業界に、ALDIやコストコなどの新しい風が吹くことは歓迎されるべきだろう。(どちらとも外資というのは若干気になるが。)


  



   コストコオーストラリアとしてもオープン一週間の盛況ぶりは予想以上だそうで来年のシドニー倉庫店オープンにはずみがついたようだ。



  ちなみにコストコに関する個人的な問題はただ一つ。うちはアパートで広くないので、大きな冷蔵庫、大きなパントリーや荷物がストックできる大きな家が欲しくなることだ。みなさんのところはどうだろうか。



Costco Wholesale Australia 


住所:381 Footscray Road Docklands, Victoria 3008

電話番号:(03) 8602 0300

Web: http://www.costco.com.au

営業時間: ビジネス 月~金 10:00~20:30

         一般     月~金 11:00~20:30

                              土   9:30~18:00

                              日  10:00~17:00

 
 
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