シドニーに住んでいると、ラグビーは13人制のラグビーリーグの話題が
メインになってしまいますが、今回はラグビーユニオンのお話でも。
NSW州やQLD州では13人制のラグビーリーグの人気に押されていますが、
世界的に見れば、まだまだ15人制のラグビーユニオンの方が競技人口が多いと思われます。
日本ではラグビーといえば、ユニオンのことであり、リーグの存在を知らない方が
大半というか、100%に近い状態です。
オーストラリアでは、一番人気とは言えないユニオンですが、
豪州代表チームのワラビーズは、ワールドカップに2度優勝しており、
お隣ニュージーランドのオール・ブラックスと、しのぎを削っています。
南半球では、1996年にオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3カ国で
スーパー12というリーグ戦が始まりました。
2006年には、さらに2チームが新規参入し、スーパー14という名称になり、
さて、そのスーパー14ですが、2011年より、1チーム増やして
スーパー15 となる予定です。
その1チームは、どの地域になるのか?
今の時点では、メルボルンかゴールドコーストが有力視されています。
ユニオンの世界シェア拡大のためにフィージー、トンガ、サモアなどで
パシフィックアイランダーのチームを作るうわさもあったのですが、
これらの国は
資金面で問題があり、流れてしまいました。
また、日本を参加させようとする動きもあったのですが、
これは実力が伴わないのと
、
距離も問題がありますね。
また、豪州ラグビー協会は、2019年のラグビーユニオンのワールドカップの誘致を
取りやめると発表しました。
そして、日本への誘致をサポートするとコメントしており、W杯日本開催に追い風となりそうです。