11月も後半に入り、シティでは、クリスマスツリーが飾られているお店も増えてきました。いよいよ、シドニーでは真夏のクリスマスシーズンへ突入です!
さて、カレンダーを見ても分かるように、オーストラリアでは12月25日のクリスマスは祝日になっています。これはキリスト教の影響がある海外では当然だと思いますが、よく見てください、次の日(12月26日)も祝日になっているんです! 日本にはない祝日ですが、オーストラリアはじめ、イギリス、アイルランド、カナダ、ケニア、香港などでは26日は、「ボクシングデー」と称し、祝日となるようです。しかし、いったいボクシングデーとはどんな休日なのでしょうか?
ボクシングデー(Boxing Day)の始まりにはいくつかの説があり定かではありませんが、もっとも有力な説としてあげられるのが以下の二つです。
昔、イギリスでは使用人はクリスマスも働かなければならず、その見返りとして、主人が翌日である26日を使用人の休日にし、家族とともに過ごすことを許可しました。その際に、箱に入れたボーナスとギフトを渡しました。
クリスマス前になると、教会が貧しい人たちのために寄付箱を設け、クリスマス翌日にその箱をあけ、配りました。
またこの他にも、クリスマスカードを届けてくれた、郵便配達の人への感謝として箱(ギフト)をあげる慣習があったそうです。つまり、クリスマスに働いた人への労いと、プレゼントを開けるための休みのようです(ボクシングデーが日曜の場合はその翌日になります)。
このように、諸説ありますが、名前の由来としては「To give a Christmas Box」のBoxを動詞にし「Boxing Day」となったようで、箱がプレゼントされていた背景があるようですね。
現在では、アフタークリスマスということで、ボクシングデーには各ショップで大規模なセールが行われます。特に、シティのデパートなどは大混雑! セールは年末まで続くそうですが、一年の中で一番来客が見込まれるそうです。
今年のボクシングデーはあなたも自分へのご褒美を買いにいっていてはいかがですか? ほしかったものが半額で手に入るかも!?
去年のM社長のセール様子はこちら http://column.jams.tv/mana2/view/id-2604
Boxing Day http://www.crystalinks.com/boxingday.html
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