近年、日本サッカー界におけるオーストラリアの存在はその大きさを急激に増している。2006年ドイツワールドカップ本大会1次予選『日本vsオーストラリア』。ラスト10分の惨劇。辛酸を舐めたジーコ・ジャパンはその後一勝もあげることなく予選リーグで姿を消した。最終ブラジル戦後、ピッチ上に倒れこんだまま起き上がることすらできなかった中田英寿の残像を日本人は未だその頭から拭いされずにいる。
あれから2年。舞台は「国と国」との戦いから「クラブチーム」へとその場を移し、アジアの頂点を決める戦いが、ここオーストラリアのアデレードで開催される。ここで勝利したチームは12月に日本で行われるFIFAクラブワールドカップに出場できる権利を獲得し、世界一のクラブチームという称号への挑戦権を得る。
「ガンバ大阪vsアデレード・ユナイテッド」
ホーム&アウェイで行われるこの戦いは11月5日に大阪万博競技場でその初戦が行われ、日本代表MF遠藤の1ゴール1アシストの活躍でアデレード・ユナイテッドを3-0で下している。
そしてアデレード・ユナイテッドのホームで行われる第2戦。
もう後のないアデレードは「超攻撃的布陣」を組むことが予想されるなか、日本代表でも成長著しいDF安田など、いかに体格差に劣るアデレードの攻撃をしのげるかに注目が集まる。初戦でも見られたガンバ大阪の早いパス回しに期待したい。
またこの対戦には次のような話もある。
このACLで決勝に進出したアデレードの選手が、Jリーグに大量移籍する可能性が出てきたというものである。オーストラリアのAリーグではサラリーキャップ制によりチーム全体の合計年俸は約1億6000万円に設定されているため、選手の平均年俸は1000万円前後とされている。来期からのJリーグにおけるアジア人枠導入の決定もあり、活躍次第では今後、オーストラリア選手の争奪戦に発展する可能性も出てきた。
まさに両チームのモチベーションが最高潮に達したこの一戦。
JAMS.TVでは総力をあげてこのゲームをレポートします。
現地の声・選手コメントを含め写真つきでお届けいたしますので乞うご期待。
オーストラリアにお住まいの皆さんもぜひこの機会に、スポーツパブや友人を集めてテレビなどで観戦されてみてはいかがでしょうか。
シドニーパブガイドはこちらから(試合が放映しているかどうかは直接お問合せ下さい。)
http://www.sydneypubguide.net/
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