水虫は老若男女問わずかかる病気である。
水虫が好む環境は、多数の人が使うバスマットやスリッパ、蒸れやすい靴や靴下など高温多湿の場所だ。ピッキングに行った友達から、作業する足場が悪くて毎日靴の中がぬれると聞くと、つい心配になってしまう。日本の広告でもあるように水虫は「足がかゆくてジュクジュク」というものが多い中、かゆみが無い足の水虫もある。
爪の水虫“爪白癬:つめはくせん”だ。
白癬菌とうカビが爪に住み着いた状態で、痛みやかゆみなど自覚症状がほとんどない。そのため放っておくと、爪が厚くなる、色が濁る、変形するといった症状がみられる。とにかく足でも爪でもどちらも厄介な病だ。
☆意外と近くに存在している水虫
ある日何気に見た友達の足の爪が、白く濁っていることに気がついた。聞いてみると、数ヶ月前から白くなり最近濁り具合が濃くなってきていると言うのだ。さらによくみると指の間にも何だかブツブツとしたものも見えた。「これ、もしかしたら水虫じゃないの?」と言うと「やめてよ~かゆくないし、ちゃんと洗ってるよ~」と少々ムッとされた。しかし心配になったのか翌日には受診していた。
診断はダブルの“足白癬と爪白癬”とにかく水虫だ。すぐに内服と塗り薬をもらって治療を開始。早めに気づいて良かったと、喜んでいた私だったが、ふと自分の足の爪を見てみた。すると一部白くなった筋のようなものがあるではないか!!なに~っ!まさか私も水虫!? 診断は意外な結果だった。「単なる乾燥による筋でしょう。まぁ老化現象みたいなもんかな」老化現象,,,,。その言葉に一瞬、微妙な心境になったがとりあえず水虫ではなかった事に安心した。その後、私はいつも以上にフットケアに力を入れ、白い線はすぐに消えた。ちなみに友達は水虫治療によゆうで半年以上かかっていた。
☆放置しないススメ
治療に対して、なかなかの根気が必要な水虫。決して途中で諦めてはいけない!このように書くと受診・治療に対するモチベーションを下げてしまうかもしれない。こと海外にいると「もしかして、、、?」 とは思いつつ「人に知られたら恥ずかしいし、面倒だし~」 となかなか足が病院に向かないかもしれません。
しかし!自分の足をみて心当たりのある方、見てみぬ振りをしていると後でさらに面倒なことになるかもしれませんよ。お気をつけ下さい。
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