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ジムで

ジムに行くのが好きです。運動は体はもとより、気分を変えるのにとても良いです。

ボディ・ステップというハイ・インパクトのエアロビクス を約45分、全力で踊ります。残りの15分くらいが腕立て伏せや腹筋の時間です。できるだけ途中退室はやらないようにはしていますが、次の予定があって急 いでいる時は、この最後の15分をすっ飛ばして外に出てしまうこともあります。

私はその途中で出てしまう時に、インストラクターに向かっ て日本式に礼をしてThank youと小声で言ってから、出るようにしています。インストラクターは忙しくて見ていないことの方がほとんどですが、やっぱり何もしないで当たり前みたい に出るよりは、感謝の気持ちを表現してから出た方がいいかなと思って。西洋式ではなく、極めて日本的な表現の仕方なのでしょうが、それ以外に表現する方法 も思いつかないので…。

ある日、インストラクターはいつものように見ていなかったと思いますが、私が出ようと後ろを向くと、私の後ろにいた西洋人の中年女性が私の様子を見てすごくニコニコしていました。

そのニコニコはけして嫌な感じではなく、私に「あなたのそのお辞儀は微笑ましい。見ててこっちもうれしくなった」とポジティブな気持ちを向けてくれているようで、その方のニコニコを見て、私もうれしくなりました。

こんなちっちゃなことでも、あれはうれしかったなと思い出します。その後ジムに行っても、その方がどなただったのかもよく分からなくなってしまい、話し込むわけでもないのですけれどね。

こんなことでも、その日は気分がよくなっていたい。人生って捨てたものではないなと思えれば。うれしいことに関しては閾値を低く、感激屋になりたいものですね。

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