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もらって嬉しくないクリスマスプレゼント

早いものでもう12月も半分過ぎてしまいました。2010年もあと2週間ほどですね。来週末はクリスマス。みなさんクリスマスプレゼントは用意されましたか?

どこぞの会社の社長さんは、社員に「クリスマスにほしいプレゼントを教えて〜」などと命令しているとか。でも、「何かプレゼントするわけじゃないのでくれぐれも勘違いしないように」などと言って逃れているようで、何なんですかね? 社員にプレゼントくらい渡したって罰は当たらないのに。(ケツの穴の小さい社長だ…)

で、みなさんが欲しいプレゼントって何ですか? 彼氏に贈るプレゼントでは、指輪・ネックレス・財布・マフラー・香水・バッグ・ネクタイが、彼女に贈るプレゼントでは、指輪・ネックレス・財布・バッグ・時計・ピアス・お花が多いようです。どうも指輪(リング・ペアリング)やネックレスが男女ともに人気のようですが、これって「いつまでも貴方(貴女)を離さないわよ」という意思表示ですよね。おぉ〜恐!

昨年、2009年のクリスマスプレゼントに、オーストラリア人は世帯平均438ドルも使ったんですって。(The Australia Institute 14/12/2010) でも4人に一人は贈ったプレゼントは使われないか、他の人へのプレゼントにされるだろうと思っています。実際に、調査では、600万人(3人に一人)が、いただいたクリスマスプレゼントを一度も使わなかったり、他の人に贈ったという結果が出ています。かなりの人が(どうせ捨てられるか、ほかに回されるだろう)と思いながらプレゼントを贈っているんですね。これって、変!

もらっても嬉しくないプレゼントをお金に換算すると7億9,800万ドルですって!約8億ドルですよ。お金のムダ、資源のムダ、時間のムダです! こんな壮大なムダを毎年、毎年、習慣として繰り返しているんですね。私たちって、本当に学習能力の低い生き物ですよね。今年のクリスマスには、決して一番人気のないFoot Spaを贈り物にしないように。

  子どもの頃は、靴下を枕元において、翌朝、何が入っているか楽しみに寝ていました。可愛いものです。プレゼントも靴下に入る大きさのもので、他愛のないものでしたが、子どもにとってはそれでも大喜びでしたね。いまではそんな“子ども騙し”は子どもには通じないようで、どんどん高額商品化しています。それでも喜ばれるのなら良いのかしら…。(でも、子どもって、すぐ飽きてしまって、プレゼントもそのうちその辺に置きっぱなしの運命になるようですが)

もともとは感謝の気持ちを込めてプレゼントしていたのが、いつの間にか習慣化し、クリスマス商戦に乗せられ、「このくらいの予算で、こんなものでいいわ」と判断して買っているあなた、本当に相手が喜んでくれるものなのかどうか、ちょっと考えてみましょうね。

(でも、私は、もらえるものなら何でもいただきますが…)

 

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