アジアで日本語教師!? アジアでは日本語教師が絶対的に足りていません・・・
~日本語を勉強している人がここ30年間で28.7倍に~
参考:http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/result/dl/news_2009_01.pdf
1979年から2009年の間に機関数は13.0倍、教師数は12.2倍、学習者数は28.7倍に増加しました。
前回の2006年調査と比べると、3年間に、機関数は1,300機関(9.5%)、教師数は5,523人(12.5%)、
学習者数は671,941(22.5%)増加しました。
グラフを見るといずれのデータも右肩上がりで伸びており、
世界的に日本語の需要が着実に増えていることを表しています。
その中でも顕著なのが以下に示されているアジア圏の伸び率です。
地域別割合をみると東アジアの比率が相変わらず高く、機関数は44.1%、
教師数は54.5%、学習者数は57.0%が集中しています。
2006年調査では、学習者数全体の14.8%を占めていた東南アジアが、
2009年調査では24.9%に伸びました。
東アジアと東南アジアだけで学習者数全体の80%を越えています。
これは、アジア圏の方々が日本語及び日本文化への純粋な興味は勿論ですが、
アジア圏の方々が日本語を学ぶことで、
将来的に期待できる費用対効果の高さがひとつの理由であると考えられます。
実際に日本語教師養成講座のJALC卒業生でタイの工科大学で講師として働いているチエさんによると、
将来的に日本語のスキルを生かして仕事をしたいという大学生が多く、
皆さんかなり真剣に日本語を学んでらっしゃるとのことです。
しかし一方で以下のようなデータがございます。
海外の日本語教師49,844人のうち、日本語を母語とする教師は14,044人で28.2%。
残りの71.8%は日本語を母語としない現地の教師です。
北米や西欧等では、教師数全体に占める母語話者の割合が70%を超えていますが、
学習者の多いアジア地域(東アジア、東南アジア、南アジア)は20%以下です。
アジア圏での日本語教師の募集は常に多いですが、
その背景にはネイティブの日本語教師の数が少ないという現状があります。
そのため、最近では語学学校や中学校・高校のみならず、タイやカンボジア、
中国などの大学での講師の募集も少しずつ増えてきております。
アジア圏に興味のある方、これから行かれる方、
日本語のネイティブであるという日本人の最大の特徴を生かした日本語教師という仕事をアジアでしませんか?
ご興味のある方はお気軽に
アイエス留学ネットワーク Chikaまでご連絡をください。
Tel:92680933 もしくは、 chika@study-au.com
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