おはようございます。
心理セラピストの田辺恵里香です。
先日、TVドラマ「ハガネの女2」を見ていたらこんな1コマがありました。
小学生の女の子が雑誌のモデルをしてるのですが、
本人はいやいやその仕事を続けています。
それを友達に相談すると、「嫌ならやめればいいじゃん」と言われます。
でも、「お母さんがモデルになるという果たせなかった夢を自分に
託しているから、モデルをやめるなんて絶対言えない」と答えるのですが
お母さんにに対する不満が大爆発。
体型をキープするためにダイエットして、大好きなスイーツも食べれない。
私も普通の女の子みたいに放課後友達と遊んだり、ご飯も甘いものも好きなだけ食べたい!
私はお母さんの人形じゃない!!!
というような内容でした。
さて、この娘は本当に母親の自己満足のために利用されている人形(被害者)なのでしょうか?
もちろん違います!
子供であろうと、モデルを仕事にしてお金をもらってるのですから、
きちんと仕事をするのは当然です。
体型維持はプロとして当たり前
仕事で放課後遊べないのも当たり前
(毎日仕事で放課後、本当に遊んでいないかはちょっとグレイ部分ではありますが)
なのですが。。。。
目の前の欲望についつい’誘惑され
なんで私だけ甘いものを食べちゃいけないの!
なんで私だけ放課後遊べないの!
お母さんのせいだー!!!
と満たされない気持ちを人のせいにしてしまいます。
この女の子は当初、「モデルがやりたい」と望みモデルになりました。
でも、自分のやりたいという思いから創り上げた現実(モデルを続けるには食事制限、時間の制約がある)と
自分がいま望んでいること(友達と遊びたい、おいしいものをお腹いっぱい食べたい)が
いつもずれている気がして、不満を持ってしまいます。
そして、その不満を周りの人、もの(この場合は母親)のせいにします。
このように、私たちは毎日沸き起こる新しい望みに惑わされ昔抱いた望みを見失いがちです。
特に順調な時はよいのですが、辛いことが起こると本来の望みを忘れ、
簡単に満たされる望みへと流されてしまいますよね。。。
でも、流されてしまった自分は、途中で自分を見失わずに望みを達成した人をみて不満を持ちます。
なんであの人だけが。。。
私たちが雑誌やテレビでモデルを見るとき、美しさ、周りから脚光を浴びる華やかさ
などいいところだけを美化してみます。
でも、自分もモデルになりたい!と思ってなってみると、そこに付随するいろいろなことが見えてきます。
そして、なんだか自分の望みと違うように感じてしまいます。
みなさん、夢、自分の大きな望みをを叶えると決めた時、そこに付随する困難についてもきちんと認識しましょう。
そして、最後に成し遂げるには気まぐれをやめ、自分は絶対達成するんだ!という揺るぎのない強い思いです。
困難にぶつかった時は、達成した後に待っている達成感、幸福感を思い出しながら突き進みましょう。
みなさんの夢の達成、応援します!
心理セラピスト
田辺恵里香
info@tawnavi.com
*みなさまのご意見、ご感想をお聞かせ下さい。
サロン開催のお知らせ
日時:5月30日(月)10:00~12:00
17:30~19:30
定員:各5名
場所:Four Seasons Hotel
費用:$20+お茶代
今回のテーマーは「きれいを引き寄せる」
優雅にお茶を飲みながらきれいになりましょう
先日オーストラリア中央銀行(RBA)の基準金利が今まで通りの、4.35%に維持されると発表がありました。オーストラリアでは…