グレート・オーシャン・ロードの裏側～Erskineの滝

【2011年7月5日掲載】

カレンダー上は真冬ですが、メルボルンでは暖かい日和が続いていたので、Great Ocean Roadを旅行してきました。Great Ocean Roadの道のりのなかでもTwelve Apostlesから近いApollo BayやPort Campbellはよく紹介されていますので、今回ここではGeelongに近い小さな街、Lorneと、Erskine Fallという滝を見ることができるウォーキング・トラックをご紹介したいと思います。

LorneまではMetlink提供の公共交通機関の利用だけで行くことができます。Southern Cross駅からGeelongまで列車で約1時間、GeelongでApollo Bay行きのバスに乗り換えてさらに約1時間半でLorneのビジター・センター前に到着です。

Lorneのメイン・ビーチ、Loutit Bay

ここLorneは夏はサーフィンや釣りを楽しむ観光客でにぎわう街。中心部はベイサイド・タウンらしく、サーフ・ショップやシーフードレストランなどが並んでいます。ビジター・センター前から南に向かって少し歩くと、Williams St.に出るので、ここをビーチとは反対側に上るとErskine Falls Roadに入ります。この道をさらにどんどん上って行くと、「Erskine Falls Access Road」という道があるので、ここからErskine Fallsにつながるウォーキング・トラックに入ることができます。

ヴィクトリアでも人気の滝のひとつ、Erskine Falls。このあたりはOtway Rangeという国立公園にもつながる地帯で、涼しくて常に湿度が高い場所に広がる「Wet Tropics」と呼ばれる森にかこまれていて、独特の景色を楽しむことができます。ビーチから離れて山を登ると、夏場でも涼しく感じるほど。冬は湿気で特に冷え込むので出かけるときはこれでいいかな、と思う服装＋1枚暖かくしてください。トラックは常に湿っていて滑りやすいので靴もウォーキングに適したものを。

次週はOtway Rangeと寒帯林（Wet Tropics）ついてさらにご紹介します。

Ryo

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