昨夜のセンサス・ナイトはいかがでしたか? オージーたちは集まってセンサスパーティーを催すんだとか。みなでわいわい言いながら書き込むようで、結構、ふざけた答えが回答されるようです。…ということは、ABS(政府統計局)の統計数字はそれほどあてにならないのでしょうか?
さて、統計上、仕事によって10人にひとりが病気になっているという数字はどうなんでしょう? 約13%の人が職場で精神的に、または危険な職務内容によって、高いストレスを感じているというんです。
全体で約40%の人が毎日の仕事でストレスを感じているとし、これには男女の差はそれほどありません。ただし、18歳〜24歳の新入社員の層ではまったくストレスを感じないようです。仕事をはじめたばかりで覚えることがいっぱいあり、やる気も十分という姿勢だからでしょうか。
職場でのストレスは、ほんのちょっとしたことがきっかけとなって起こります。本人も気づかないようなことでも次第に大きくなって、仕舞いに深刻な状態になっていきます。
心身の不調による病欠がもたらす経済的損害は、オーストラリア全体で110億ドルに上ると言われています。あまりストレスを軽く考えていると、本人にも、会社にも、大きな被害となるようですね。
仕事上のストレスを誰が最も感じるのか、調査結果によると以下の通りです。(R U OK?調べ)
[出生地]
オーストラリア生まれ 10%
海外生まれ 18%
[性別]
男性 13%
女性 10%
[家族形態]
ひとり親 26%
パートナーがいるが子どもはいない 14%
パートナーと子ども 11%
独身 11%
親と同居 5%
他人とのシェア 3%
[年齢]
18歳〜24歳 0%
25歳〜34歳 16%
35歳〜39歳 11%
40歳〜54歳 16%
55歳〜64歳 12%
65歳以上 10%
こうなると、日本人でひとり親の中年男性は、かなりストレスが高いことになります。
私は職場でのストレスよりは、どちらかというと…
買い物をしてレジで順番を待っていて、店員がほかのスタッフとおしゃべりしていて、なかなか自分の番にならない時にストレスを感じます。
レストランで早くオーダーを取りにきてもらいたいのに、なかなか来ない時にストレスを感じます。
タクシーで目的地までもう少しなのに渋滞にあってしまい、メーターの上がる音を聞く度にどっとストレスが高まります。
もっともオーストラリアは、東京での生活よりはよっぽどストレスフリーの生活が送れることは間違いありませんが。