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どうでもいいけど気になって仕方がない

前から気にはなっているのだけれど、別に大したことでもないし、放っておいても問題になるようなことではないから、そのまま忘れているのだけれど、きっかけがあれば思いだして、やっぱり気になってしまうことって、あるでしょ?

「なに、それ?」って訊かれても、大したことではないので、あまり話すのにも気が引けるつまらないことです。

たまたま新聞のコラムに、同じことを考えている人の記事があったので、やっぱり、そう思う人もいるんだ!と少し安心したので、我が意を得たりとばかりに、今日はこの話題です。(…なんて、随分もったいをつけましたが、ホントつまんないことです。)

車を運転していると、道路にいろいろ書かれていますね。「STOP」とか、「GIVE WAY」とか。「BUS LANE」もそうですが、その書き方が非常に気になるんです。

普通乗用車を運転していてこの路面の文字を見ると、まず「LANE」が見えて、次に「BUS」が見えてきます。車高の高い、バスやトラックなら、はるか手前から「BUS LANE」と読めるはずです。

ところが車高の低い乗用車からだと、まず「LANE」が見えて、次に「BUS」が見えてくるので、「LANE BUS」となります。「LANE BUSってなに?」と思うわけです。

もちろん自然と慣れてきて、LANE BUSはBUS LANEのことだと認識するので、別に問題ではないのですが…。「AHEAD」ときて、「LANE」、「BUS」とあることもあり、全体の情報を正しく認識するまで、ほんの1、2秒ですが、頭の中でワードを並べ直してようやく理解するという作業を瞬時に行っているわけですね。

新聞のコラム子も気になるらしく、「This is probably only a small matter in the overall scheme of things but it's one which annoys me whenever I am driving」と書いているように、まさに私も「annoys me whenever I am driving」と感じている一人です。

コラム子がいうには、ほかの州(ニュー・サウス・ウェールズ州以外)や他の国では、「BUS LANE」と書いてあることが多く、シドニーでは「LANE BUS」だというわけです。ほかに、「LANE BUS END」という表記が約15メートルに渡って路面に書かれていたりします。当然バスレーンの始まりは、「AHEAD LANE BUS」となるわけですね。加えて、「LANE ONE FORM」というのもあります。

しかし、なんで逆から読まなくちゃいけないのでしょう。通常は上から下に文章を読んでいきます。車で走行していると、手前から前方に流れて行くので、下から上にというわけでしょうが、もしそうであるなら、「FORM ONE LANE」であるべきだし、「END BUS LANE」であるべきです。

車高の低い普通乗用車の場合、路面のサインの全体を読めるのは、そのサインの上を通過する際です。本来は、かなり手前から前方の道路や車線の規制を知るべきですので、路面表示の書き方はきちんと下から上にの原則を守るべきだと思うのです。

コラム子もいうように、チョット常識的に分かりやすく考えれば、誰でもそう思うことです。まあ、お役所仕事と言えばそれまでですが、もし、ニュー・サウス・ウェールズ州やシドニーだけがそんな表記をしているのなら、なんとも情けない。

だったら、こんな風に標識にいたずらしたくなる気持ちもよくわかります。

…と、大したことのない、つまらないお話しでしたが、やっぱりいつまでも気になるのです。

(水越)

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