私がこちらに来たばかりの頃、通っていた語学学校のセンセイが、

「英語がなかなかうまくならないんですけど。。」という生徒のぼやきに

「だったら、オージーの彼氏をつくりなさい！」と一括した。

「それと、3ケ月たったら別れて新しいのを作るのよ！」

「。。。。。」

ボー然としてる生徒を前に彼女は言葉を続ける。

「初めは自分のこと話したくて、沢山話して。わからない英語は辞書をひいて

相手の言うことをわかろうとするでしょ。その頃に英語が上達するのよ」

「でもね。3ケ月もたつと話すこともなくから、そしたら別れて新しいのに乗りかえるの」

「はぁ。。」と生徒。

「大体3ケ月が一つの区切りよね・・」

センセイの熱弁は続く。。　授業より熱が入ってませんか？

恐るべきオージー。　ドライというか、合理的というか。

そういえば、この国では、SMS（携帯電話のショートメール）で、

恋人に別れを告げることもありだとか。

統計では、アンケートを受けた70％の「ロクデナシ野郎」が、

ショートメールで元彼、元彼女を振った経験があるらしい。

演歌の国から来た私には、とうてい理解できない感覚。

ある日突然、付き合っていた（はずの）彼から

「You are dumped! (直訳すると、あなた捨てられました)」

というショートメールが届く。（恐っ！）　

それでいいのぉ？オーストラリア　！

「人情」とか「良心」って言葉、この国にはないの？

えーっと、これ以上書くと、恨みつらみの個人的な話になりそうなので、話を戻して。。。

「彼氏/彼女を作ること」は、ホントに語学上達の一番の方法です。

でも、なかなか誠実な人を見分けるのは、難しいですよね。

前のブログでシドニーオフィスのりゅうが

「日本の女のコはホントもてます」と書いていましたが、

みなさん！ちゃんと「人情」とか「良心」とかのわかる、りっぱな人を見つけましょうね。

「着てはもらえぬセーターを、寒さこらえて編んでます」なんて感覚、

オージーにはわからないんだろうな。。きっと。。

今週は以前人気のあった記事をUPしています。

Kaoru@Sydney

*BYE BYE 2011年！ HELLO 2012年

>>全文はこちら