今日は日本は成人の日でお休みですね。少子化が叫ばれているなか、貴重な成人の若者たちです。
ところで、今年の成人式に出席する若者たちは、1991年生まれです。1991年に何があったかというと、ジュリアナ東京がオープンしたんですね。女の子が扇子を振って踊り狂っていました。
時はバブル経済で、日本が狂喜乱舞してきて、まだまだ続くと思われたさなかに生まれた成人世代ですが、生まれると同時にバブル経済も終息し、その後の「失われた20年」を生きてきた世代でもあります。
そのうえ20歳を迎える時には、震災と原発事故の大きな混乱と経済不安を背負って生きていかなければならないという、まさに悲劇の世代でもあります。
そんな今年の成人世代へのアンケート調査では、「自分の世代で日本を変えていきたい」と答えた人たちが77%もあり、前年より8%の増加という、実に頼もしい回答をしてくれています。
この成人世代は、結局、成長するにつれ、あるいは社会のことを知るにつれ、閉塞感漂う日本社会や先行き不透明な政治の現状を見て育ったわけですから、「自分たちでこの日本を変えるんだ」という意識が芽生えるのも必然なのかもしれません。
特に、2011年のさまざまな状況を見てきて、政治のふがいなさも知って、自分たちでなんとかしないといけないと考えているのでしょう。
「いまの若いものは…」などというオヤジの決まり文句を吹き飛ばしてくれそうで、これからの日本に期待していいのかな、なんて感じてしまいます。
どこの国でも、若い、青年たちの志が、その国の発展の可能性を左右します。2011年の日本はなんだか暗くて不安がいっぱいの年でしたが、2012年は、こんな成人世代に期待をして、明るい年にしたいものです。
それにオリンピックイヤーは景気がいいともいいます。本当にそうなるのかどうか、ユーロの経済不安をみているとちょっと心配ですが、オリンピックをバネに景気回復を期待してみましょう。
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