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ニューサウスウェールズ大学日本語日本研究科学生研究発表会

ニューサウスウェルズ大学で10月5日、日本語日本研究科学生により発表会が催された。 

昨年後期から数えて第三回目を迎える今回の発表会に多くのゲストが訪れた。

 

 

午後2時30分から午後6時30分にわたり、7グループがそれぞれの研究内容を多くの参加者の前で発表した。

学生は皆、流暢な日本語でプレゼンを行った。 日本社会の背景を捉えた文化的問題から、メイド喫茶が日本経済に与える影響など、様々な切り口から研究成果が披露された。

 

 

学生は日本研究を専攻しているとはいえ、人文社会学部、理学部、ビジネス学部所属の学生もおり、こういった背景の違いが発表テーマの選択に反映されたようにみえた。

(具体的な発表トピックは以下参照:

・『日本のお笑いはなぜおもしろいか』

・『千と千尋の神隠しに見る宮崎映画の魅力』

・『在豪日本人のコミュニケーションスタイル』

・『日豪健康意識の比較』

・『メイド喫茶のイメージ』

・『日本のアイドルは海外に受け入れられるか』等)

 

また、今回の発表会は、JETプログラムの説明会との連携で行われ、JETプログラム体験者で、しかも、学生達の先輩にあたり、現在、自治体国際化協会シドニー事務所で勤務中のベン・トランブルさんが発表中にあまり緊張しないようにとアドバイスすると共に、発表を終えた学生の労をねぎらった。

 

 

また、日本総領事館からはお菓子と飲み物が提供され、ゲストと学生たちは交流を深めた。

 

 

尚、この発表会開催の財源の一部として、2011年度と2012年度にわたり飯田 純子氏(言語学博士)がニューサウスウェールズ大学、

および、オーストラリア政府により功績を高く評価されて表彰された際の助成金が充てられた。


受賞内容は以下のとおり。

2011年度ニューサウスウェールズ大学人文社会学部より『ITを生かした教授法』

2012年度オーストラリア政府より『コミュニティオブプラクティスによる革新的な日本語教育への貢献

 

 

 

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