オーストラリア人に沖縄を知ってもらおうと、12月2日(日)Grace Hotel Sydneyにて「沖縄セミナー2012」が開催され、訪日観光を積極的にすすめている沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)より、沖縄の魅力が紹介された。会場には週末にもかかわらず多くの参加者が集まった。
セミナー前には恋人と共に沖縄に帰郷する男性と、その家族の物語が上映され、沖縄の人々の日常風景や慣習が織り込まれたコメディー風のストーリーには、会場からは度々大きな笑い声も上がった。
OCVBの比嘉徹専務理事の挨拶でセミナーは始まり、前半は日本政府観光局(JNTO)の善木麻衣子氏によって、日本の四季の魅力とそれに合ったアクティビティ、訪日観光のゴールデンルートなどが紹介された。続いて、OCVBの玉城扇氏と宮里顕光氏より、「Okinawa Diving & Tourism」と題した、プレゼンテーションが行われた。160もの島からなる沖縄は、日本国内では第一位の観光地にあげられているが、海外からの観光客は、全体の観光客数の5%ほど。そこで、今回のセミナーでは、沖縄の「文化」、「自然」、そして「人」を訪日観光のために紹介された。特に、美しいサンゴ礁の海を堪能できるダイビングスポットが取り上げられた。沖縄のダイビングでは、クジラやハンマーヘッドに出会える一方で、海底に眠る遺跡といったミステリアスなダイビングも体験できる。その他にも、健康と長寿の秘訣である沖縄料理、そして沖縄の人々の温かいホスピタリティも、大きな観光資源として紹介された。最後は、海外事業部長である渡久地一浩氏の挨拶により締めくくられた。
セミナー後は、特産物を景品にした抽選会も行われ、会場は大いに盛り上がった。また、JAMSが発行する「G’Day Japan!」も来場者全員に配布された。
【会場の様子】
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会場では沖縄を紹介するパネルが設置された |
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OCVBによるプレゼンテーション。ミス沖縄によるプレゼンテーションも行われた(写真右)
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