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豪日エッセイコンテスト授賞式

第30回豪日エッセイコンテスト授賞式を開催

The 30th Australia-Japan Relations Essay Contest

2013年1月31日(木)、在シドニー日本国総領事公邸において、豪日エッセイコンテストの授賞式が行われた。このコンテストは毎年、オーストラリア全国の中・高校生(Year 7〜12)を対象に、日本や日豪関係をより深く理解してもらうことを目的に、オーストラリアの在外公館主催で行われているもの。

第30回を迎えたコンテストは2012年に実施され、今回、在シドニー日本国総領事館管轄のニュー・サウス・ウェールズ州と北部準州の受賞者を対象に、総領事公邸で授賞式が行われた。

会場となった総領事公邸には、受賞者14人のほか、保護者、指導した教師や学校代表者、スポンサー企業をはじめ、日豪のコミュニティー・政府機関関係者など、約50人が参加した。

同コンテストは「ジュニアA」「ジュニアB」「シニア」の3部門で行われ、全国で37人が入賞、うち16人がニュー・サウス・ウェールズ州と北部準州から選ばれ、各部門の最優秀賞をニュー・サウス・ウェールズ州で占めた。特に、North Sydney Girls' High Schoolからは8人が受賞するなど、学校をあげて力を入れていることが窺われた。最優秀賞の受賞者は以下の3名。

■ジュニアA部門 Ms Lucia Chen(North Sydney Girls' High School) 東京スカイツリーについて

■ジュニアB部門 Ms Alyssa Sealtiel(Penrith High School) 省エネについて

■シニア部門 Ms Sarah Webster(Cecil Hills High School) 原子力について

授賞式では、まず小原雅博在シドニー日本国総領事が挨拶され、「私自身も本を書いたりしていますので、書くということがいかに大変か、また、じょうずに書けたときの喜びも知っています。みなさんが書かれたテーマを興味深く読ませていただきましたが、本当に感心させられる内容でした。皆さんの努力や指導された先生方に敬意を表します。これからも日本に関心を持っていただき、またコンテストに参加してください」と、述べられた。

次いで、審査にあたった審査員を代表して、Dr Rowena Ward氏(Lecturer, University of Wollongong)が、「審査は、文章が明確か、単語の使い方、文法に間違いがないか、そして句読点が正しいか、などを検討しました。インターネットの時代に、書くことはそれほど重要ではないといわれたりしていますが、インターネットはテキストベースのものです。まだまだ書くということの重要性はあります。今後も書き続けていってください」と述べられた。

授賞式は、賞状・賞品の授与と、入賞者全員による写真撮影のあと、受賞者と出席者による懇親の場となり、時間の許す限り、参加者が交流し、語らう姿が見られた。

なお、スポンサー企業から、ジュニアA部門の最優秀賞には紀伊國屋書店から$300相当の図書が、ジュニアB部門シニア部門の最優秀賞には日本航空からシドニー/東京往復航空券が、またJTBからJRパスとホテル宿泊券が贈られた。

挨拶される小原総領事

審査員のDr Ward氏

最優秀賞を受賞した3人による受賞スピーチ

ジュニアA部門のLucia Chenさん

ジュニアB部門のAlyssa Sealtielさん

シニア部門のSarah Websterさん

スポンサー(日本航空、JTB)から航空券とJRパスを受けとる受賞者

ジュニアB部門のAlyssa Sealtielさん

シニア部門のSarah Websterさん

 

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