学生保護者ビザ概要
オーストラリア政府は2004年1月1日から保護者の同伴を必要とする学生のために学生保護者ビザを導入しました。これによって18歳未満、もしくは宗教上の理由などで保護者の同伴が必要な留学生はオーストラリア滞在中、保護者からの援助を直接受けることができるようになりました。同ビザの有効期限は基本的には留学生の学生ビザの有効期限と同じです。また長期滞在観光ビザでは11ヶ月ごとに出国しなければなりませんでしたが、学生保護者ビザの申請については、初回申請を国外でする必要が以前はありましたが今回は初回でもオーストラリア国内で出来るようになりました。また延長申請も国内ですることができます。

申請条件
- 学生ビザ申請者の親族であること(親、親戚、配偶者、子供、養子、兄弟(姉妹)、祖父母、孫、叔父、叔母、姪、甥、(全て義理の関係を含む))
- 21歳以上で犯罪歴がないこと
- 健康、資金面での要求を満たしていること
- 家族に6歳未満の幼児がいないこと
- 指名者の留学生を除く18歳未満の家族にも適切な福利を手配できること
- 指名者の留学生が18歳未満であること
申請に必要な書類
- 157G 学生保護者ビザの申請フォーム
- 157N 保護者指名のためのフォーム
- 1234i 学生保護者ビザの概要
学生保護者ビザの条件
- オーストラリア国内で就労できない
- 3ヶ月以上就学できない
- 健康保険 Overseas Visitor Health Cover (OVHA)への加入
- 学生保護者ビザの延長か保護ビザ(Protection visa)を申請する場合以外はオーストラリア滞在中にほかのビザを取得することができない
- 指名者である留学生と一緒に住まなければならない。留学生に適切な住居と福利、援助を提供しなければならない
- 留学生から指名を受けた保護者は適切な手続きを踏むことなしに個人で出国することはできない