シドニー在住のランナー。フルマラソン歴13回。普段は仕事終わりにシドニー市内を走っている。 10月16日に開催されたメルボルンフルマラソンに参加!! 次のレースは2017 Tokyoマラソン! マラソンに挑戦したい方、随時募集中!
|
前回の記事で、メルボルンマラソンに向け少し早めに現地入りした私、前ちゃん。
調整をしようにもメルボルンの食の誘惑を断ることができず、ついついカフェ巡りにハンバーガー、チョコレートの塊と、マラソン前にはおおよそ相応しくないであろうものを食しておりました。仕方ないですよね、せっかくの遠征なのに現地の食を味わずに走れるかってんだ!
また、メルボルンはアートの街。グラフィティアートを見ずにメルボルンに行ってきたとは言えません。CBDからTram 11番で約10分のFitzroyまで行き、インターネットで調べた簡易ツアー(約2km)をひとり敢行。さらに10月7日から1月22日まで開催中の「The Art of Banksy Melbourne」 も行くしかない、ということで、レース週とは思えないほどあちこち歩き回りました。仕方ないですよね、せっかくの遠征なのに最先端アートを感じずに走れるかってんだ!
ということで、気持ち的には満点、フィジカル的には何点?で臨んだ13回目となる今回のマラソン。
レポートしたいと思います!
ランナーにとってレース前の必須事項でもあり、また楽しみでもあるのがエキスポ。レース前日の土曜日にピックアップに行きました。
メルボルンマラソンの特徴は
そして何より
ということ。ゴールは伝統あるMelbourne Cricket Ground。エキスポの会場もここだったため、レース前から気持ちが昂りました。
スタジアムで合流したのは、このブログの運営元でもあるJams.TV編集長の千葉さん!ご本人曰く、前ちゃんのこの記事でJams Blog初デビューとのことです笑
35歳からランニングを始めた千葉さん、来月もNYマラソンに参加するなど疲れ知らずのまさにマラソンマン!!お世話になっている方でもあり、尊敬するランナーでもあります。千葉さんとは不思議な糸で繋がっているのか、お互いに参加するレースでは数千人の参加者の中でもばったりと会うことがほとんです笑
マラソン出走は午前7時。この日のメルボルンの天候は少し曇りがちながらも晴れ。
スタート時の気温14度とマラソンにしては高めの気温。そして何より前日から吹き荒れる平均風速11m/秒の強風と、マラソンにとっては荒れたコンディションとなりました。
出走前にも千葉さんとパチリ。待ち合わせすることもなく、一緒に参加している大会ではほぼ毎回レース前に会っています。千葉さん前ちゃんのレース前写真アルバムも時期がきたら公開予定??
朝の日の光が差し込むメルボルン市内に向かってランナーが一斉に走り出します。
Flinders Station。西洋の建造物が多いメルボルンの象徴的な駅です。
市内を抜けると、一路St Kildaに向けて進みます。写真はメルボルン市内からもTramで20分ほどで行ける場所にある、Albert Park。公園の中心には周囲およそ5㎞ほどの湖があり、市街地の高層ビル群を遠景に落ち着ける場所になっています。
しかしこの日は違います笑
左側の木をご覧いただくと、いかに風が強い日かお分かりいただけるかと思います。エネルギーを消費しないように、ランナーはそれぞれを風よけに使いながらグループで走ります。
16㎞地点。メルボルンからタスマニアへのフェリー「Spirit of Tasmania」が出ているPort Phillip Bayに沿って走ります。
メルボルンは平坦で直線的なこの特徴が速いタイムを生むといわれているのですが、風を正面からもろに受けることになる今回のコンディション化でははかなりの難敵になりました。
ここから一路Brightonに向かって、往復およそ10kmの一本道!
前ちゃんにとって、今回はこの一本道が今回のレースの結果を決めるポイントとなってしまいました。
ハーフポイント21.0975㎞を超えた時点でのタイムがちょうど90分。残りの半分を同じタイムで走ってちょうど3時間切りのサブ3が達成できるのですが、この時点で脚も疲れが出ており、そこに折り重なって吹き付ける向かい風。心が先に折れてしまいました。
ペースが落ちても、気持ちが持てば後からまた取り戻すことができるのですが、その逆はなかなか難しい。切れてしまった気持ちとペースは相乗効果でどんどんと前ちゃんの足取りを重くしてしまいました。
そうなってしまったとき前ちゃんはどうするか。
だってせっかく安くない参加費払ってるのに、楽しまないなんて損です!
タイムは気にせずに、リラックスして走ることに焦点を合わせました。
声援に答えてなんぼのランニングです!
とは言え、30㎞を超えるとさすがにしんどいです笑
長く険しい42.195kmの道も、沿道の声援を受けながら、一歩一歩、脚を踏み出し続けるとゴールはやってくるものです。終わらないマラソンはないのだから・・・!!
41.900km。吹き付ける風を受け受けようやくたどり着いたMCGスタジアム。
スタジアムに入る前、ゲートの下をくぐり抜けてるとき一瞬暗くなるんです。そこから数メートル、ふわっと目の前に光が射し込みます。
いよいよゴールも目の前です!
前回のシドニーに比べると15分以上落ちてしまいました。しかし、強風と1ヶ月2回目のマラソンということで納得できるタイムでした。
お互いに讃え合うランナーたち。
完走後の千葉さんとも3時間ぶりにパシャリ!お互いに怪我なく無事に完走することができました。
真ん中の優しそうなおじさまは、1981年~1984年までマラソンの世界記録保持者だったRobert de Castellaさん!
オーストラリアのLegend Runnerです。今でもオセアニアのマラソンレコードを保持しています。
(実は2年前にTokyo Sky Treeでたまたま会っており、興奮したオージーの友達の写真を撮ってあげただけで、そのときはそんなすごい人だとは知りませんでした笑)
今回で13回走った前ちゃんですが、今回のメルボルンが体力的にも気持ち的にも一番きつかったレースにランクインしました。
うまくいかないこともある。うまくいかないことの方が多いかもしれない。それがマラソンですね。
オーストラリアの主要マラソン大会はひとまず今回のメルボルンで落ち着きますが、これからはランニング+泳ぎの
でもあります!サマータイムも始まり日も長くなったシドニー、メルボルン。ますますランニングが楽しめる時期が始まりましたね!!
それでは皆さん、
シドニーCBDからメトロで20分の場所にあるマッコーリー大学(Macquarie University)は、世界の大学上位1%に入り、卒業生…
新プログラム開校!17週間の「資格取得&お仕事プログラム」 - チャイルドケア ワーキングホリデービザの方向けに、17週間の新…