本物のスピーキングテストを行う。
明確な目標:合格=英語ができる事の証明。
実践的学習:試験対策=使える英語の学習。
資格取得が目的の英語学習ではなく、目標とする事で英語力が伸び結果として合格する、それがケンブリッジ検定試験です。したがって、基本的に試験範囲が存在しません。
スピーキングパートを例にとってみましょう。
ケンブリッジ英検のスピーキングテストは、日本の英検のテストと異なり会話的な手法がとられます。通常2人のネイテイブスピーカーが2~3名の受験者に対し、15分~20分かけて丁寧に行われます。そこで試されるのは、自由に表現する能力、パートナーとのコミュニケーションを通じた臨機応変な会話力です。
例えば、地図を渡された受験者がホテルへの道順をもう片方の地図を持っていない受験者に会話形式で説明したり、似ているようで少し異なる2枚の写真がそれぞれの受験者に渡され、お互いに相手の写真を見ないで会話を通して相手の写真との違いを明らかにしていく過程などが採点されます。さらに、受験者自身がその写真のような経験をしたことがあるかなど、ネイテイブスピーカーとの会話を通して個人的な話題へと発展していきます。
他の検定と比べて効率も悪く不経済的ですが、あえて本物のスピーキングテストを行い、様々な基準から会話能力を測定するところにケンブリッジ英検の特色があります。
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FCE Speaking Exam - Video 2
※ご注意:この動画はCambridge ESOLの公式な動画ではありません。テストの雰囲気を掴むための参考程度にご覧ください。
スピーキングパートが他のどの試験よりも実践的と言われるケンブリッジ英検。そのスピーキング試験パートの紹介ビデオがYouTubeにあったため御紹介いたします。どんな雰囲気で試験が行われるのか、その参考程度にご覧ください。
(オフィシャルのビデオはパート5のリンク集からダウンロードする事ができますので、一度ご覧ください)
その他の動画はパート3でも御紹介いたします
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