現在、目的別に多様な英語検定・英語資格があります。帰国後就職にTOEIC、ビザ・進学にIELTS、日本だと英語実用検定(いわゆる英検)、その他にもTOEFL、ビジネス英語のBULATSなど。 ただあなたがどんな資格を目指していても「本当に話せる英語、使える英語の能力を身につけたい」と考えているはずです。 そこで本当に「使える英語」を身に着けたい、学習意欲の高い方の最終目標と言われる「ケンブリッジ英語検定試験」を御紹介いたします。「もし日本で普及すれば日本人の英語力は劇的に向上する」とまで言われるケンブリッジ英検。一度取得すれば生涯有効という事実が、その質の高さをよく表しています。もしあなたに本当の学習意欲があるなら目標値を高く設定してください。そんなあなたに我々は確信をもって、ケンブリッジ英検をお薦めいたします。

 

ケンブリッジ大学(Cambridge ESOL:University of Cambridge English for Speakers of Other Languages)が実施しているケンブリッジ英語検定試験は、130ヶ国以上で実施される最も権威のある試験です。世界で広く認知されている本検定の認定書は、生涯にわたる世界標準の英語力の証明となります。日本人にお馴染みのTOEICは、日本人・韓国人だけで全受験者の8-9割を占める限られた検定ですが、ケンブリッジのFCE(中級)を取得すれば英語圏のどこへ行っても、「仕事ができる程度」(It is an ideal exam for people who want to use English for work or study purposes)の英語力があると認められます。

 

Q: こんな難易度の高そうな試験を目指すのはどんな人?
誰が対象の試験なのでしょうか?
A: 上級者だけが受験する訳ではありません。
「資格取得の為の学習ではなく、”英語できます”と胸を張って言える様になりたい」
そう考えるすべての方が目標とすべき試験です。

ここでチェック。あなたの英語力、以下に該当しませんか?

  • レストランで、「この料理の材料は何か?」と尋ねる事はできる。
  • ショッピングで、何が欲しいか頼む事はできる。
  • 電話で予約を入れる事ができる。
  • 定型的な文章なら書ける。
  • 旅行先で、パンフレットに何が書いてあるか大体分かる。
  • 辞書があれば、英語の文章から必要な情報が抜き出せ理解できる。
  • 受付・予約・確認など定型的な内容であれば、相手の言っている事が聞きとれ、ある程度意思の疎通が図れる。

これは現地で半年~1年留学すれば十分到達するレベルで、日本人はこのレベル(CEFR ヨーロッパ共通参照枠でB1に相当。次ページで解説します)で学習を止めてしまう方が多いのです。それは「とりあえず大体なんとかなるから」。

ではこれ以上になるにはどうすれば良いのでしょう?

  • ひたすら単語を覚える?
  • とにかく英語環境に身を置く?
  • ネイティブの友達をつくる?
  • 日本人とはできるだけ付き合わない?

どれも目標としてはあやふやですよね。

ケンブリッジ英検では、現在の英語力から”英語できますと言えるようになるまでの距離”をはっきり知る事ができ、そこに向けてどう学習すれば良いのか明確にする事ができます。これはケンブリッジ英検の大きな特徴であり、一旦目標が決まったらあとはコツコツ積み上げる事が得意な方にはピッタリの資格です。

また試験準備コースではアジア人率が非常に低いクラスで、3ヶ月を通して同じメンバーで最初から最後まで勉強するため多国籍クラスにも関わらず非常に連帯感が強く、大きな達成感を味わう事ができます。

もちろん日本でも受験できますので、帰国後も継続して英語を学習したい方にとっては、今後一貫した目標設定の元で学習を続けられる安心感もあります。

これから留学する方で英語を第一の目的とする方なら、”まずはケンブリッジ英検を目標に据えてみる”ことから始めても良いのではないでしょうか。

ケンブリッジ英検は英語の知識量を測る試験ではなく、
英語の知識を使いこなす能力があるか?
を判断する試験です。

 

 

 

本物のスピーキングテストを行う。
明確な目標:合格=英語ができる事の証明。
実践的学習:試験対策=使える英語の学習。

資格取得が目的の英語学習ではなく、目標とする事で英語力が伸び結果として合格する、それがケンブリッジ検定試験です。したがって、基本的に試験範囲が存在しません。

スピーキングパートを例にとってみましょう。

ケンブリッジ英検のスピーキングテストは、日本の英検のテストと異なり会話的な手法がとられます。通常2人のネイテイブスピーカーが2~3名の受験者に対し、15分~20分かけて丁寧に行われます。そこで試されるのは、自由に表現する能力、パートナーとのコミュニケーションを通じた臨機応変な会話力です。

例えば、地図を渡された受験者がホテルへの道順をもう片方の地図を持っていない受験者に会話形式で説明したり、似ているようで少し異なる2枚の写真がそれぞれの受験者に渡され、お互いに相手の写真を見ないで会話を通して相手の写真との違いを明らかにしていく過程などが採点されます。さらに、受験者自身がその写真のような経験をしたことがあるかなど、ネイテイブスピーカーとの会話を通して個人的な話題へと発展していきます。

他の検定と比べて効率も悪く不経済的ですが、あえて本物のスピーキングテストを行い、様々な基準から会話能力を測定するところにケンブリッジ英検の特色があります。

   
FCE Speaking Exam - Video 2
 
※ご注意:この動画はCambridge ESOLの公式な動画ではありません。テストの雰囲気を掴むための参考程度にご覧ください。

スピーキングパートが他のどの試験よりも実践的と言われるケンブリッジ英検。そのスピーキング試験パートの紹介ビデオがYouTubeにあったため御紹介いたします。どんな雰囲気で試験が行われるのか、その参考程度にご覧ください。

(オフィシャルのビデオはパート5のリンク集からダウンロードする事ができますので、一度ご覧ください)

その他の動画はパート3でも御紹介いたします

英語でなにができるか?を正面から試す。

これをご覧になっている皆様は既にいろいろな方法で「英語が使えるようになる」努力をされてきた事と思います。しかし言語学習に王道はなく、こうすれば大丈夫!という道標を見つけられず、いつ終わるともわからない勉強の日々に迷い、途方に暮れた事はありませんか?

レベルに応じて必要な知識とスキルを見極め、個別の目標に向け道筋を描くという作業が学習の王道なら、決してぶれない明確な目標として、ケンブリッジ英検は最適です。

将来の夢「英語でコミュニケーションがとれるようになりたい」と考えるならケンブリッジ英検を目指してください。FCEの次はCAEそしてCPEとクリアできたらもうあなたにこれ以上の資格は必要ありません。英語だけでなく他の言語にすすむも良し、また語学だけでなく他の様々な分野にチャレンジしていって欲しいものです。

参考:ケンブリッジ英検合格を目指す主なきっかけ

中級英語からの脱出
ネイティブと働く時に恥ずかしくない会話力
総合的な英語力の底上げ
履歴書に生涯載せられる英語の資格だから
自主学習の目標として
海外でも通用する資格を取得したかった
語学修得のモチベーションを上げる為
外資系企業への就職に有利
自分の英語力が本当の意味で試せると思ったから

動機をみるに、総じて高い学習意識をもった方が受ける試験であると考えられます。また良く言われる事ですが、試験対策コースの生徒さんのモチベーションは非常に高く、理想的な環境でお互い高めあうように英語力が伸ばせる事も特徴です。

   
「英語で何ができるか?」
ケンブリッジ英検は
資格取得がご自身の夢と直結しています。