留学先の決め方を徹底解説!決め手に欠ける時の対処法や迷った時...
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◆◆大学や大学院留学生のカウンセリング:クリティカル・シンキングって何??◆◆
当カウンセリング・クリニックはシティの中心ジョージ・ストリートのに面したチャイナ・タウンにあり、永住者はもとより、ワーホリや留学生などの若い方達のカウンセリングも数多く行っています。
シドニーの大学に交換留学に来た方や、日本の高校を終えてこちらの大学に入った方、また大学院に留学しに来た方達のカウンセリングも行うことがあります。
その中でよく見るのが、日本でやってきた学習スタイルと、こちらの大学や大学院で求められるスタイルがあまりに違うため、たいへんとまどい、慣れず、不適応感に悩まされ、落ち込みや不眠などの症状が一時的に出てしまうケース。男女ともによくあります。
そのようなケースの場合には、一時的な適応の問題であるからあまり心配しすぎないように言い、気分をあげるためのストレス・マネージメントや心理・教育、運動の勧め、食生活の勧め、認知行動療法やマインドフルネスのアプローチも行ったりします。
また私自身も日豪の二つの文化を経験して生きている者として、その状況でのとまどいに「ある、ある」と大いに共感し、また日豪での学習スタイルや推奨される態度や行動の違いを、いっしょに話し合って行くことが多いです。
そしてこちらの大学で、ほとんどすべての学習において求められるCritical Thinkingが何なのかつかめず、またおぼろげながらは分かっていても発揮しきれない方には、いっしょにCritical Thinkingとは何ぞや?という理解を深めて行ったりします。その方が理解しているそれについて話していただき、私が理解していることや経験も披露し、それについていっしょに実感していけるように進めていきます。
Critical Thinkingとは、簡単に言ってしまうと、与えられたトピックに対して、丸覚えのただの知識の吐き出し(日本の学習の特に文系はこればかりが多くて・・・)やウィキペディアやウェブサイトのコピーアンドペーストではなく、それについて得た知識を自分の中で統合して、そのトピックに関する的確な分析や要約をまとめて表現できるようになることです。
例えば例を挙げると、小学生のpersuasive writingのテーマとして与えられる練習課題が「子どもにファンタジーをたくさん読ませると、非現実的になって良くないという立場でエッセイを書きなさい」だったりする。的確な論理構成の練習なので、テーマは「何でも良い」のです。次の日にはもう一方の立場で、「子どもにファンタジーを読ませることの利点を書きなさい」。3回目には「子どもにファンタジーを読ませる利点と問題点をそれぞれ分析した上でまとめ、あなたの意見を書きなさい」と言った具合。
また私がシドニーに来た当初にしたアルバイトが日本語科目を数年とった高校生への家庭教師だったのですが、HSCという高校卒業と大学入学選考を兼ねている一斉試験で彼女らが挑む日本語のスピーキングのテストは、その場でいきなりなんらかのトピックが与えられて、それを即興で考えて日本語で五分間喋ってテープに吹き込まれて、後で採点されるというもの。例えばその場でいきなり「現在のシドニーの交通事情の現状と問題点、進んでいくべき方向性について日本語で述べなさい」はい、少し考えたらスタート。
日本で教育を受けた人たち人はみんな「え〜っ???」と言いがちです。そんなの日本の高校生に英語でやらせたら、できるわけない。それって英語力も見られるが、即興でトピックについて的確に意見をまとめるという別の能力も必要になって来て、それができなければいくら言葉がしゃべれても高い点数をとれなくなってしまう・・・。
こちらの教育で求められることは、小学校でもハイスクールでもみんなこの調子です。カウンセリングの中では、コンセプトが大分理解できたところで、あるテーマでいっしょにCritical Thinkingを使って分析しまとめてみる練習。
プロパーなカウンセリングや心理療法とは少し違いますが、そのクライエントがそれを得られるとずっと適応が良くなり自信がついていくことを、いっしょに発見学習したりすることもあります。学校に配置されているスクール・カウンセラーのやることも、こんな心理と教育がダブるような領域もよくあるのではないでしょうか。
またこのように、日本とオーストラリアでのさまざまな違いについて、気づいたり語ったりしていることも多いのが、シドニーで在豪邦人のカウンセリングや心理療法をやっている中での特徴であると思います。
ご興味のある方はご連絡ください。
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