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【日本語教師養成講座】もみけして余分~我が教えたいことはほどほどに~

BBIC420時間日本語教師養成講座

 

金曜19時のお楽しみ♪

 

 

4月から始まる24期生にあわせて、木曜クラスもまた最初のレベルから開講します。

ということで、木曜クラスのコースデザインをしました。

 

コースデザインというのは、簡単に言うと、

どのくらいの期間で、どんな内容を教えるのか

というのを設定するものなんですが、

おおまかな枠組みは、学校の方で決められているので、

私のコースデザインは、

この日にはこれを教える、このくらいの量で教える

というのを細かく設定することです。

 

 

コースデザインをする時にいつも心がけていることは、

・学習者にとって無理のない学習であること

・1日の勉強量が適切で、量としてはコースを通して平均的であること

・1日の流れと全体の流れが合っていること

・既習項目を翌週にも活かせる順序であること

こんなところでしょうか。

 

 

どれも、当たり前じゃん!と思いますよね。

 

養成講座の中でも、コースデザインの授業があります。

頭では分かっていても、なかなか上記の項目って意識し続けられないんですよね…。

これまでも、先生ちょっと見てくれませんかという

受講生からのお願いを受けて、

第一案みたいなコースデザインを何回か見ましたが、

これも教えたい、あれも教えたいという思いが入りすぎて、

1日の中ではいいでしょう、でも全体で見ると、

旅行の話題で貫き通してる中にいきなり日常生活の話が出てきたり、

『地球上にない会話』が出てきたり、

流れがブツッと切れてしまうような項目があるんですよね。

これでは学習者は、ワタシは一体何を勉強しているんだろうと

余計な所に意識がいってしまいます。

もしこれが、本当に全く違う話題に切り替えたいがために

入れた項目だったらいいでしょう。

テクニックのひとつです。

でも、その日常生活の話のあと、また旅行の話題に戻ったら、

学習者はパニックです。

 

それから、量がとてつもなく多い日もあったりします。

もちろん教授経験がありませんから、

まだ文法の時間に習ったり、実際にデモを行っていない項目に関して、

この項目にはこれくらいの時間がかかるというのが

まだわからないというのは仕方がないですね。

ただ、コースデザインをする頃には、

初級の半分くらいの項目は終わっていますし、

ある程度の種類の基本練習や応用練習はデモでやってみて、

(フィードバックももらって、)

このくらい時間がかかるかなと考えることも、

コースデザインの一部です。

全体量は均等に。

 

 

木曜クラスのコースデザインの、おおまかなものは受講生にも配布されます。

コースデザインってこういうものなんだ~

このくらいの時期にこういうのを勉強するんだな~

といったあたりをつかんでもらって、自分でも作れるようにしていくためです。

 

 

 

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