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【第3回】仕事はオーストラリアが圧倒?人気留学先の物価や給料を公開!

これまで「留学先を選んだ理由とギャップ」「JAMSスタッフの英語勉強法」をテーマにイギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、フィリピン、マレーシアの留学事情を紹介してきました。

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【第1回】JAMSスタッフが人気留学先6カ国の事情を徹底比較
【第2回】型破り?無謀?留学先で実践した独特な勉強法を大公開
【第4回】留学先の遊びと観光!さらには各国の恋愛事情を暴露?
【最終回】ねえねえ、結局どの国に留学するのがベストなの?

そして、第3回目は『各国の仕事と物価』について!

「日本に比べて物価は高いの?」「どんな仕事に就けるの?」といった疑問にズバっと答えていきます。特に『仕事』に関しては、留学エージェントや学校が教えてくれないところまで、思い切って踏み込んでいますので、最後まで見逃せません!

仕事やインターンはオーストラリアが圧倒?
留学人気国の物価や給料を大公開!

人気留学国のお仕事事情と法律

ツヨシ(進行役)
まずは、その国で語学留学中に仕事ができるかどうか確認しておきましょう。

ナツミ(オーストラリア留学)
オーストラリアは学生ビザでも2週間で40時間までの仕事ができますが、1万人以上ものワーホリ滞在者がいることもあるので、人気職種の競争率は高くなります。特にローカルの仕事に関しては、留学生というだけで履歴書さえ見てもらえずに弾かれることも多いです。

トク(アメリカ・フィリピン留学)
オーストラリアのワーホリだと半年で勤務先を変えないといけないし、どれだけ長くても1年間しか滞在できないから、学生ビザを持っている人のほうが有利って話も聞きましたけどね。ワーホリよりも英語を話せる人の割合も多いし、雇用主的には良いイメージなのかと思ってました。

カナダでワーホリをしてた知り合いが、30歳を超えてからオーストラリアで学生ビザを取得してて、「なんでカナダで学生にならなかったの?」と聞いたら、「オーストラリアだと学生でも仕事ができるから」と言ってましたよ。

オガヤン(カナダ留学)
カナダは基本的に学生ビザでは働けませんが、政府認定の特定の学校に長期滞在する場合は…………(長いので省略)、という制限つきで、法律上は働けることになっています。それで充分な生活資金を得られるかは分からないですし、仕事に就けるかどうかは別問題ですが。

カナダのワーホリだと、時給は低くても日本食レストランで働く日本人が多かったですね。オーストラリアよりローカルで働くことがシビアな感じで、職種も絞られていたように思います。基本給はオーストラリアに比べると低くて、3年前で10.25ドル。チップ(10〜15%)があるんで、飲食店従業者はそこで稼いでいる人が多かったです。ラーメン屋でフルタイムで働いていた友達は、チップだけで週に400ドル稼いでましたよ。


カナダでワーホリをしていた時に働いていたクレープ屋(オガヤン:写真左)

サアイ(イギリス留学)
イギリスはShort-term Study Visa(11カ月までの滞在が認められている学生ビザ)だと働けなくて、General Student Visa(長期の学生ビザ)だと、週20時間(学校が休みの期間中はフルタイムで)働けます。

正確にはワーホリではないのですが、YMSというワーホリに似た制度があります。年間に1,000名の受け入れと上限が決まっていて、年に2回の抽選に当選した人だけが申請することができます。滞在可能な期間は2年間で、オーストラリアみたいにファームに行って延長の手続きをする必要もないし、同じ雇用主のところで長く働くこともできます。それなりに倍率は高いようですが、当選すればラッキーですよね。

一方、ロンドンまで出れば移民政策が進んでいるとはいえ、他のヨーロッパの国から出稼ぎに来る人が多く、特にスペインやギリシャといった経済破綻している国の人も、私が留学していた頃のイギリスはEUに所属していたので、パスポートやビザの手続きなしで入国して働けていたんです。なので土木現場や飲食店、清掃の分野などでは、そういう人たちと競争して入らないといけないので大変だと聞きました。

トク(アメリカ留学)
アメリカはワーホリもなければ、学生ビザで働くこも基本的にはできません。ただ、不法入国・不法滞在・不法就労のパレードなので、法律なんてあってないようなもの。特にメキシコ系、中国系はとんでもない数が今も流入しているので、おとなしい人種は移民局からノーマークです(笑)。

ちなみに”オトモダチ”の話では、人気ラーメン店のウェイターはかなり稼げたようです。約10ドルの時給でも15〜25%のチップが加算されるので、チップのほうが割合は多くなるので。チップをウェイター全員でシェアする場合、売り上げが少ない人や仕事ができない人は、他のスタッフの取り分を下げることになるので蹴落とされます。また、レビューサイト文化が強いので、要求されるサービスの質は高い傾向があります。

ツヨシ(進行役)
新興国に留学した人はどうでしょうか?

ミヨ(マレーシア留学)
うーん、マレーシアは学生ビザでアルバイトできません。というか、物価が安いので働く必要性がない……。どちらかと言えば、インターンが流行っていますね。

トク(フィリピン留学)
フィリピンも右に同じです。

オーストラリアでのお仕事について

ツヨシ(進行役)
ええと、この中でJAMS.TVを除き、オーストラリアで働いたことがある人は?

サアイ(イギリス留学)
私はシドニーに来て最初の4週間、バリスタのコースに通ってからカフェで働いていました。修了後は「Gumtree」からローカルの店舗にレジュメを送りまくって、口づてもあり合計3カ所のカフェで働きました。キャッシャーでバリスタのお手伝いをするところから始まって、オールラウンダー、バリスタ、と段階を踏んでいきました。


バリスタの専門コースでサーティフィケートを取得(サアイ:写真右)

ツヨシ(進行役)
コーヒー作るって「1日何百杯作れますか」っていう世界でしょ。

サアイ(イギリス留学)
そうですね、あとラテアートができるかどうかも問われます。学校の先生に面接やトライアルでは「とりあえずできると言え、そしてやれ」と言われたので、「バリスタです!経験あります!!ラテアートできます!!!めっちゃうまいです!!!!」と大口を叩いて。トライアルまではいくんですけど、4週間しかコーヒー作ってないからそんなにうまくできないじゃないですか。まあ、バレますよね(一同笑)。それでも「今日は調子悪いかな」「日本人は働き者ですよ」と押していく(笑)。

ツヨシ(進行役)
バリスタって経験がないとそのポジションに入れないよね? じゃあ、どうやってその経験をまず積むのってなりそう。違うポジションで入って、お店が暇な時にコーヒー作りを教えてもらったりするのかな?

サアイ(イギリス留学)
そうです。応募資格に「オーストラリアでバリスタ経験○年以上」っていう求人はよくありました。それでもシドニーにはカフェが本当にたくさんあるので、最初からバリスタとして働けなくてもキッチンハンドなりオールラウンダーなりで始める人も多いし、私も最初の店ではキャッシャーをしてたけど、バリスタの人にちょいちょいコーヒーを作らせてもらっていました。雇ってさえもらえば、オーナーやバリスタに直談判できるので、練習するチャンスはあると思います。

それからニュータウンに「Lentil As Anything」というベジタリアンレストランがあって、非営利団体による運営なんですが、ボランティアスタッフを随時募集しているので仕事が見つかるまでそこでも働かせてもらいました。英語の練習にもなるし、まかないも出るし、コーヒーも作れるので一石三鳥でした。


非営利団体によって運営されるベジタリアン・レストラン「Lentil As Anything」

オガヤン(カナダ留学)
僕はダーリング・ハーバーのクルーズ船で働いていました。最初は無給のワークエクスペリエンスで始めたんですけど、2週間のインターン期間が終わった時に有給で働きたいことを伝えたら、「あ、働きたいの? じゃあ明日から来ていいよ」という具合でサラッと。そこは自由が利くカジュアル(オーストラリアは雇用体制がフルタイム、パートタイム、カジュアルに分かれている)で働く人が多くて。給料について尋ねたら、なぜか年齢を訊かれ、「じゃあ、時給25ドルで」となりました。

一同
その数字はどこから来たの(笑)。

オガヤン(カナダ留学)
オーストラリアが定めている最低賃金は、業種や職種や年齢によって規定があるそうで、21歳以上がカジュアルで働く場合の最低時給は22.12ドル。オーナーは僕が21歳以上かどうか確認したんでしょうね。

その時に「何も約束できないよ」とは言われていたんです。それで最初は週2、3回のペースでのほほんと働いていたんですけど、12月は、観光系はかき入れ時じゃないですか、まさかの週7回出勤で「こんなに働くんかな、僕……」みたいな(笑)。まあ、クリスマスもボクシング・デーもニューイヤーズ・イブと祝日は給料がダブルでよかったのですが。

でも1月になった途端、急に週5時間に……。

一同
週5日じゃなくて週5時間……(笑)?

オガヤン(カナダ留学)
もう目がまん丸になりましたよ。これじゃ生活できないと思ってオーナーに直談判しに行ったら、同じ状況の人がすでに3人も並んでいて(笑)。その時に「何も約束できない」という言葉を思い出し、オーストラリアのカジュアルとは、そしてバックパッカーとはこういう働き方なのかと納得しましたね。

トク(アメリカ・フィリピン留学)
バックパッカーの働き方って?

オガヤン(カナダ留学)
日本人がワーキングホリデーと言うところを、ローカルの人たちはバックパッカーと呼ぶみたいなんです。旅をしながらお金を稼いでバケーションを楽しむスタイルという認知からきているんじゃないでしょうか。

トク(アメリカ・フィリピン留学)
なるほど。でも、それがワーキングホリデーの本来の姿なのかもね。パートタイムとカジュアルの違いは何なんですか?

ツヨシ(進行役)
オーストラリアのフルタイムは週あたり38時間、パートタイムも週あたりの勤務時間が保証されていて、有給休暇や年金といった福利厚生も整っています。カジュアルは、そういう保証がまったくありません。その代わり、フルタイムやパートタイムより25%高い給料がもらえます(フルタイムやパートタイムの最低時給は18.29ドル、カジュアルの最低時給は22.86ドル)。この時給は、土曜日1.2倍、日曜日1.5倍、祝日2倍と休日勤務の割増料金になりますね。どの雇用形態でも、そこから所得税(居住者か非居住者かによって税率が変わる)が引かれます。ワーホリだとバックパッカー税が15%かかります。

例えば、働いているカフェが暇になって「今日はもう帰っていいよ」となった時は、カジュアルから優先して上がるようになります。勤務時間の保障がないし、設定されている時給も高いからね。

ナツミ(オーストラリア留学)
カジュアルの方がフレキシブルだから、勤務時間はパートタイムより減るかもしれないし、増えるかもしれないけど、時間的には自由が利きますよ。学生ならカジュアルを選ぶ人が多いんじゃないかなと。その人の状況によって選んだ方がいいと思います。

人気留学先のインターン事情

ツヨシ(進行役)
各国でインターンをした人の経験談も聞いてみたいな。

トク(フィリピン留学)
フィリピン・セブ島の語学学校でインターンをしました。現地では学生スタッフと呼ばれていて、多くの学校が取り入れている制度。住み込みで働く代わりに、半日の授業、アコモデーション、食事、光熱費、ビザ延長費など現地で掛かる費用が無料になります。インターンというよりかは、予算を抑えて長期留学する手段という感じですね。

最短でも6カ月からの契約になるし、スカイプでの面接もあります。オーストラリアでワーホリ経験があればハードルは高くないので、興味がある方はフィリピン留学の取り扱いがあるエージェントに問い合わせてみてはいかがでしょうか? オーストラリアとフィリピンは気候が似ているので、日本への最終帰国前にそのままの荷物で直接行けますよ。


フィリピンの語学学校インターン中に企画したビーチパーティー。参加者は講師が30名、生徒が40名と予想を大きく上まわり、大盛り上がりとなった(トク)

ナツミ(オーストラリア留学)
マレーシアでのインターンが流行っていると聞きましたが、その理由は何でしょうか?

ミヨ(マレーシア留学)
マレーシアは急激な経済成長を遂げている国なので、若くて勢いのあるスタートアップ企業が多いからだと思います。メディアや不動産などオフィスワークの受け入れ先も年々増えているようで、実際に私の友達も留学後にインターンする人が多かったですね。後は物価が安いので、滞在費用が抑えられるのもポイントです。

オガヤン(カナダ)
マレーシアの物価ってどれくらいなの?

ミヨ(マレーシア留学)
物価は日本の1/2から1/3くらいでしょうか? ローカルの人たちの平均時給が200〜300円くらいと聞きました。ペットボトルの水が1本40円くらいです。通貨はリンギットで、1リンギットが28円くらい。

一同
リンギット!? まったくわからない……。

トク(フィリピン留学)
フィリピンなら道で買うと5ペソ(12〜13円)ですよ。

一同
道ってどういうこと!? しかし安いな……。

トク(フィリピン留学)
物を生産する力がないので、国外から輸入しているものは日本以上に高いかもしれませんが、自国で生産できるものや人件費が絡むものは安いんですよね。例えば1時間のマッサージが350円なので、スタバでコーヒー飲むより安くつきます。でも、安い安いと思っていたら……

ミヨ(マレーシア留学)
……金銭感覚が麻痺して、気づけばお財布がすっからかんになるんですよね(笑)。というか、マレーシアやフィリピンの物価は安いけど、オーストラリアは物価高過ぎですよ! ハンバーガーが25ドルとか信じられない!

サアイ(イギリス留学)
そうそう、イギリスよりも高いですね。給料は1ポンドが大体140円くらいとして、最低時給(21歳以上)が6.7ポンドなので1000円程度です。でも給料の20%は税金とか保険でとられるので手取りはかなり減るし、手当てがないから総合すると収入はあまり多くないかも。ワーホリだと1年間で100〜150万円くらい持って行く人が多いと聞きますね。けど国の援助が手厚くて、国民の医療費無料と教育費無料は大きいんじゃないでしょうか。

ナツミ(オーストラリア留学)
留学先を決める時に英語圏がいいなと思ってイギリスも調べたんですけど、イギリスって両親がイギリス国民じゃないと公立高校に入れませんよね。それで公立の学費は国から保証されている一方、外国人には私立の道しかなさそうです。

サアイ(イギリス留学)
イギリスはEUを抜けたことや移民の受け入れに対する意見が割れていることから、今後も在英日本人の状況は変わっていくんじゃないかと思います。

オガヤン(カナダ留学)
イギリスの話を聞けば聞くほど、行こうとは思わなくなってくる(一同笑)。ネガティブキャンペーンしてませんか(笑)?

サアイ(イギリス留学)
いや、私イギリス大好きですよ(笑)!

ミヨ(マレーシア留学)
そう、イギリス行きたいって人めっちゃ多いですよ。憧れるというか。

サアイ(イギリス留学)
そんな人のオプションとしてアイルランドへのワーホリ(2017年までは年間400名限定)もいいと思います。旅行ですぐに行ける距離だし、物価は日本と同じくらいで、制限付きですが働ける学生ビザもあります。ダブリンの街は本当にステキですよ。ユーロが使えるメリットもあります。

ツヨシ(進行役)
アメリカだとファッション業界や広告業界のインターンもあったりするのかな?

トク(アメリカ留学)
ニューヨークでインターンしていた友達は、ファッションやブロードウェイ関係でインターンしていました。どこも英語面接や実技試験のようなものがあって、気軽に入っていける感じではありませんでしたし、そもそもインターンというのがあまりクールじゃない……みたいな雰囲気もありました(笑)。

それよりも、学生ビザからアーティストビザ(Oビザ/科学・教育・芸術・ビジネス・スポーツの分野で国際的に卓越した能力保持者を対象としたビザ)の切り替えを目指す人が多かったですね。ダンサー、シンガー、画家、映像作家、メイクアップアーティストなど、とにかく無償で仕事をこなしてでも実績を作ることが重要でした。どんどん申請条件は厳しくはなっているものの、依然としてロマンを求めてアメリカに挑戦する人は多く、自国でそれなりの実績を築いた人が集まってきます。

ピースの綾部さんがニューヨークで新たな挑戦をされていますが、ある程度の英語さえ話せるようになれば成功すると思います。弱肉強食の世界ですが、逆に実力さえあればチャンスは掴めますし、アジア人であることも出し方によっては強みになるので。

ニューヨークでアーティストビザ取得を目指す映像作家の友人たちと共作したドキュメンタリー映像。出演交渉、撮影、編集まで全て自分たちの手でおこなった。(トク)

ツヨシ(進行役)
アーティストビザは永住ビザ(グリーンカード)と違うの?

トク(アメリカ留学)
それは次のステップになります。そう言えば、アメリカならではだなって思うのが、グリーンカード抽選プログラム(移民多様化ビザ抽選プログラム)。国議会により発動されて、国務省が年間ベースで管理するプログラムなんですが、抽選で移民(DV移民)を受け入れるんですよ。アメリカへの移民の率が低かった国々を対象に年間で5万件の永住ビザが発行されます。

一同
抽選?!

トク(アメリカ留学)
国によって倍率は違いますが、完全に抽選ですね。日本人は自国の経済状況が悪くないし、当選しておきながら辞退する人も多いらしく、少なく見積もっても100倍以上の高倍率と聞きました。トランプ政権になったことで、このプログラムだけでなく、オバマケア(医療保険制度改革の通称)も廃止される動きがあります。

オバマケアは高額な民間保険に加入できない低所得者を補助するための制度ですが、外国人留学生もその恩恵を受けることができて、例えば指定の病院で指定の窓口から入れば、診療費が寄付(実質無料)になっていました。そういった制度だけじゃなく、少しずつ外国人に対しての風当たりは強くなってきている感じはあります。

ツヨシ(進行役)
2016年の在留邦人数1位が北米の42万人で、圧倒的に多いように見えますがそういう状況でもあるんですね。ちなみに、オーストラリアは3位で9万人です。アメリカはエージェントを通してインターンもできますが、日系企業がほとんどらしいですし、トクちゃんの話を聞くと実績やスキルを持たない人には厳しいかもしれないね。そういった意味でオーストラリアは英語ができればローカル企業のインターンも手配してもらえるのでいいかなと思うんですが。

トク(アメリカ・フィリピン留学)
最終的に仕事をするのも、インターンをするのもオーストラリアってことですね(笑)。

一同
こればっかりは、否定できない(笑)。

オガヤン(カナダ留学)
最低時給が18ドルって異常ですよね。しかも、ワーホリや留学生でも就ける職種が広いし。「それはローカルジョブの話で、キャッシュジョブだとまた全然違う」と言う人もいるかもしれませんが、そもそもローカルジョブを獲得するチャンスもオーストラリアの方が多いですよ。

ミヨ(マレーシア留学)
私も1カ月だけの滞在に関わらず、こうやってJAMS.TVでインターン生としてお世話になって、いろいろと貴重な経験を積めています。

ツヨシ(進行役)
合法的に働きながら留学生活が送れるのは、金銭的な面でも精神的な面でもメリットじゃないかな。ローカル企業のインターンなら仕事を通して生きた英語や国際感覚も養えるわけだし。自分の力がリアルに引き出される感じはあるよね。

◆◇◆第4回へ続く◆◇◆

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留学先比較座談会 登場人物紹介

ツヨシ(進行役)

1995年、高校卒業後に渡豪。語学学校、カレッジ、シドニー大学と進学。在学中から深夜のレストランを間借りして、友人と共にカクテルバーを経営するなど、スゴ〜くいろいろなキャリアを経て、現在は「リズム留学センター」と「Kintone Australia」に席をおきながら、「JAMS.TV」のディレクターとしても精力的に活動する。ダンスが好き、日本酒が好き、そして2児の子育てを頑張るスーパー・イクメン・パパ。

トク(アメリカ・フィリピン留学)

京都出身。2016年末に、2年間に渡るフィリピン・アメリカでの留学生活から帰国。東京の某芸能プロダクション勤務を経て、昨年末に”ギリホリ”で来豪し海外生活を再スタート。留学先でも、旅行先でも、はたまた先進国でも、新興国でも、なぜかその地に長く住んでいる現地人のような妙に落ち着いたオーラを放つ。夜型、インドア派、人見知り。「オーストラリアに向いてないんじゃないか」と本人は言うがうなずく人はいない。

サアイ(イギリス留学)

幼少期からイギリス文学を愛読。語学やイギリス発祥の芸術を学ぶため、マンチェスターにて1年間の語学留学経験あり。映写師、領事館での警備員など、カラフルな経歴も持つ。現在はJAMS.TV編集部でライターとして勤務しながら、ライフワークでもある執筆活動や自身の作品の翻訳に精力的に取り組む。趣味は来豪後に始めた和太鼓。「そこ?」ってポイントを、ひたすら狭く深く追求するタイプ。謎に包まれた不思議な人。

オガヤン(カナダ留学)

関西出身のお笑い好き。趣味は心理学。大学在籍中にカナダ・バンクーバーにて9カ月間のワーホリ生活を経験。日本帰国後はUSJや英会話学校で勤務する。オーストラリアに来た目的は、海外に拠点を置く企業での勤務経験を通してスキルアップし、将来的にはインバウンド関係の仕事で、日本の魅力を世界に発信していきたいとのこと。何気ない会話の中にボソっと入れてくるネタのクオリティーが高い。

ミヨ(マレーシア留学)

マレーシアで半年間の大学留学後、JAMS.TVでインターンをするために1カ月限定でオーストラリアに来豪。いつも笑顔で愛嬌を振りまくムードメイカー。むしろ怒ったり、悲しんでいる時さえもニコニコしているので、感情がうまく伝わらないこともしばしば。週末を利用してローカルマーケットを散策するのがシドニーでの楽しみ。日本で就職を経験した人たちの話を聞いて、帰国後の生活に戦々恐々とする小心者。座談会の参加を後悔しているとの噂あり。

ナツミ(オーストラリア留学)

17歳の時にオーストラリアへ来豪。シドニーの高校を卒業後、ノートルダムオーストラリア大学に通いながらJAMS.TVでインターン修行中。一見クールな印象だが、じつは真面目で優しい性格。プンプンとルンルンのスイッチがどこにあるかわからない。岩手県出身で暑いところが苦手。シドニーで好きな場所は「ウェンディーズ・シークレット・ガーデン」。卒業後は日本に帰国し、就職活動をする予定。

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