人生最大のハッピーなイベントと言えば、大多数が「結婚」をイメージすることでしょう。オーストラリアでも、昨年末に同性婚が法制化されて以降、同性カップルが待ちに待った結婚式を挙げられるようになり、より多くの人々が結婚を盛大に祝って、愛する人々とその幸せを分かち合っています。

まずは、オーストラリアと日本社会における結婚観の多様化とLGBTの関係性、そして最高の結婚式を成功させて人々の幸せづくりができるお仕事についてご紹介！

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式場が足りない⁈ オーストラリア中で結婚ラッシュ

2017年12月7日、同性婚を可能にする法律がオーストラリアで可決されたことは、皆さんご存知の通り。その翌日には法律が施行され、オーストラリアは世界で26番目の同性婚が合法な国に！

ところが、法案の施行を受けてオーストラリア国内で予期しなかった問題が発生しています。

それは、異性のカップルの式場探しラッシュ！

オーストラリアの結婚式場で、異性のカップルからの問い合わせが例年の2倍に増えているんです。

一体どうして？

現地のブライダルプランナーによれば、同性婚の挙式ラッシュを見越して、異性のカップルが式場探しに焦り出していると言うのです。人気式場のいくつかは、来年2019年のベストシーズンがすでに予約で埋まっているとのこと。

オーストラリアでは通常、結婚式場の予約は半年前でも間に合うことを考えると、現在の挙式ラッシュがいかに大事かイメージできるというもの。

また、オーストラリアで婚姻関係を結ぶためには、結婚希望の通知書を挙式1カ月前までに役所に提出し、さらに有資格の結婚立会人のもと挙式をして、初めて「結婚」が成立します。同性婚の法案可決後は、この結婚立会人にも問い合わせが激増しているそう。

そのためオーストラリアでは、結婚式をつくり上げるクリエイティブな人材の需要も高まっています。

オーストラリアの結婚ラッシュによる経済的影響

オーストラリアのANZ銀行によると、オーストラリア国内で結婚を考えている同性カップルは、なんと3万8000以上。

ご存知の通り、日本でも結婚式というものは、ブライダルプランナーをはじめとして、式場だけでなくケータリングの食事を提供する飲食店、フォトグラファー、メイクアップアーティスト、貸衣装店など、さまざまな業者が関わって成立する一大イベント。

同性カップルの半数が年内に結婚すると仮定すれば、この年のオーストラリア経済への影響は10億ドルを超えるんだとか！

経済的影響だけでなく、ビジネスチャンスや新しいマーケットの創造にも期待できます。

それは、通常の式場外で挙げるもっとクリエイティブな結婚式。

これまでオーストラリアの結婚式は教会か式場で挙げることが多かったのですが、同性婚カップルの新鮮なアイディアを機に、式場以外でのウェディングに目を向けるカップルも増えそうです。

その結果、結婚式ビジネスに参入する企業や人材も今からどんどん増える可能性があります。オーストラリアで結婚式に関わるお仕事を目指すなら今がチャンスかも？

愛し合うカップルにとって大事な「結婚式」

日本でも同性パートナーシップ条例が施行されたことで、多くの日本人に希望を与えています。それによって日本の結婚観も少しずつ変化している模様！

「結婚」と言えば、籍を入れて「家族」になるという概念が一般的ですが、日本で同性パートナーシップ条例が施行されて以降、LGBT結婚式を斡旋する団体も増え、いつしか「結婚」は必ずしも入籍しなくてもいい、「カップルの愛を祝い、ふたりの関係を認めてもらう」という価値観に変わってきているようです。

そして、その「カップルの愛を祝い、ふたりの関係を認めてもらう」のが「結婚式」というワケ。

昨年もディズニーランドでウェディングを挙げた日本人の同性カップルがいます。その創造性と愛にあふれる結婚式は、カップルの門出を祝うに相応しいものだったことでしょう。

普通は紙面1枚ですむことがすまないからこそ、「結婚式」が大事。親しい人々の前で愛を誓い合うカップルを祝福することが、そのカップルを本当の夫婦にする。異性のカップルでも、現代は婚姻届で夫婦になるのではなく、まわりの人々に認められて夫婦になれると感じる。

つまり、入籍などしなくても結婚式によって「結婚」が成り立つという概念に切り替わってきているのが、現代の社会なのです。

事実、日本のブライダルプランナーによると、日本のLGBTIの結婚式を挙げるカップルも年々増えているとのこと。

ここオーストラリアでも日本でも、ブライダルのお仕事はますます重要になり、それぞれのカップルのためにクリエイティブさが求められる職業となっています。

では、そんなブライダルのお仕事に就くには、まずどこから始めればいいのでしょうか？

海外でも日本でも！幸せづくりのお手伝い

ブライダルのお仕事に、結婚式をカップルとゼロからつくり上げる「ブライダルプランナー」という職業があります。

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日本人を対象とした全米ブライダルコンサルタント協会（ABC）によるブライダルプランナー試験の対策講座を、13年間にわたって独自研究・実施、90%以上の合格者を輩出し続けている、日本や海外のブライダルプランナーに興味のある方にピッタリの学び舎です。

*ブライダル業界の人間なら誰もが知っている全米ブライダルコンサルタント協会とは、プロフェッショナルの証明としての資格認定試験を42カ国で実施している、国際的に最大規模の権威ある協会。

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外部リンク

ABC協会認定ブライダルプランナー検定

そんな次回の全米ブライダルコンサルタント協会認定ブライダルプランナー検定1級が、7月1日（日）実施されます！

「エムズスタジオ」では、次回試験に向けた試験対策講座を開講！

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海外ブライダルプランナー（ウェディングプランナー）について、過去にJAMSスタッフが取材してきました！

内部リンク

海外ウェディング・プランナーってどんなお仕事？シドニーで活躍するブライダルのプロに聞いてみた

毎日ハッピーでいたいアナタ。 幸せな人々を見るのが好きなアナタ。ブライダルプランナーは、カップルもまわりも幸せにできる素敵な職業です。

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