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【留学体験談】将来はパーソナルトレーナーに!完璧なモノマネで英語もトレーニング技術も身に付けた岸英汰さんのフィットネス留学

シドニー, パーソナルトレーナー, 岸英汰
この記事で説明する準備オーストラリアと日本のフィットネス環境の違いを知ろう
難易度:★★☆☆☆ | 所要時間:20分間

フィットネス大国であるオーストラリアは7人に1人がジムへ通っていたり、オーストラリア全土のコンビニエンスストアの数に次いでフィットネスジムの数が多かったりと、フィットネスが生活の一部として浸透しています。

オーストラリアでフィットネス業界で働くためには国家資格が必要であり、パーソナルトレーナーも国家資格が必要です。

今回はパーソナルトレーナーになることを夢に、週6日オーストラリア人と混ざりながらジムでトレーニングと英語学習に明け暮れるシドニー留学中の岸英汰さんにお話を伺ってきました!

プロフィール
名前:岸 英汰(きし えいた)
学校:立命館大学
年齢:23歳
ビザ:学生

Q1. 自己紹介

つよし:英汰くん、今日は宜しくお願いします。ではまず自己紹介からお願いします。

英汰:岸 英汰、大阪生まれ大阪育ちの23歳です。

つよし:生粋の関西人ですね(笑)シドニーはどのくらい滞在していますか?

英汰:今月で7ヶ月目で来週帰国予定です!

Q2. 経歴

つよし:まずはこれまでの経歴から聞きたいのですが、今回はパーソナルトレーナーになることを目標にしながらの留学でしたよね?パーソナルトレーナーというと、日本ではようやく名前を聞くようになってきた言葉かと思うのですが、そこにつながるまでの経歴について教えて下さい。

英汰:もともとソフトボールを子供の時からしていました。

つよし:そうなんですね。どのくらい続けていたんですか?

英汰:小学校からソフトボールを始めて今大学生まで続けています。学生時代=ソフトボール一筋という感じです!

つよし:学生時代=ソフトボール一筋とのことで、ソフトボール愛が伝わってきます(笑)小学校から中学校にかけて興味が変わってくることも多いかと思いますが、そこはずっと変わらなかったんですか?

英汰:そうですね。ただ中学校に上がった時にソフトボール部が無くて軟式野球部へ入部をしています。でもソフトボールもやりたくて(笑)

つよし:スポーツマン(笑)

英汰:中学の部活では日曜日がオフだったので、その時間をどうにかソフトボールにあてたかったんです。ちょうどその時に小学校の時にお世話になっていたクラブチームのコーチが声をかけてくれたのをきっかけに月〜土は軟式野球部、日曜日はソフトボールの掛け持ちで活動していました。

つよし:1週間ずっと身体を動かしていたんですね。中学時代はソフトボール部に入れず…とのことでしたが高校はどのように過ごしたんですか?

英汰:高校はまたソフトボールに戻って推薦入学をしました。

つよし:中学の時に一度軟式野球を経験している話だったけど、どうして野球ではなくてソフトボールだったんですか?

英汰:小学校の時にソフトボールをしていた小学校時代に、楽しんではいたんですけどなかなか上手くならなかったんです。それがちょうど小学校5年生の時だったと思います。
それで小6の時にコーチに特訓してもらって。毎朝学校行く前に朝練していました。

つよし:毎朝!英汰くんも凄いけど、特訓してくれたコーチも良いコーチだね。

英汰:はい。そこからグンと伸びたことがきっかけで面白いと思ってソフトボールにハマりました。

つよし:中学はメインでソフトボールを出来なかったようだけど高校ではどうでしたか?

英汰:高校ではソフトボール部に推薦で入りました。高校の見学に行った時に入部体験の機会があって、自分は中3だったんですけど高校3年生を相手に投げさせてもらったんです。

つよし:高校3年生を相手に!?中学高校は随分身体つきも変わるよね。結果は?

英汰:五者連続三振をとりました。

つよし:え〜!!かっこよすぎ(笑)

英汰:それで「お前来い!」となったのでがきっかけでピッチャーとして入部しました。

つよし:デビューが華やか過ぎる!(笑)

英汰:(笑)ありがとうございます。中学の時に毎朝コーチに特訓してもらってたことで基礎がしっかり定着したんだと思います。

つよし:なるほどね。高校生を相手に戦える筋力もそこでついたのがあったから??

英汰:きっとそれもありますし、高校でも筋トレにまつわるきっかけがあって。高校1年の時に先輩に何番打ちたい?と聞かれてバッティングに自信があったので「4番」と答えんですけど、先輩に「そんな細い身体で打てないぞ!俺と一緒に筋トレするぞ!!」と言われて。それが自分の筋トレのきっかけです。

つよし:サポートしてくれたんだ!いい先輩だね!

英汰:その先輩には頭が上がらないですね(笑)

つよし:そこから筋トレが始まったんだ。筋トレは学校の施設で?

英汰:はい、学校の施設です。放課後8時までは外の芝生で皆強制参加の筋トレ。皆が帰った後にその先輩と2人で別の部屋に移ってそこからまた夜9時まで毎日筋トレをしていました。

つよし:その先輩もすごいね!毎日付き添ってくれてサポートしてくれて。

英汰:本当に感謝です。

つよし:高校でのソフトボールの成績はどうでした?

英汰:高校3年の時にエース4番で全国2位まで行きました。

つよし:エース4番で全国2位!!そこは自慢しておこう(笑)

英汰:はい(笑)春でベスト8まで行って、インターハイで2位まで行きました。

つよし:日々の努力もあって順調に成績を出していますね。今大学を一度休学して留学に来ているけれど、大学でもスポーツは続けているんですか?

英汰:はい、大学もソフトボール推薦で入っています。

つよし:成績は?

英汰:関西リーグの秋リーグと春リーグで優勝しています。あとは西日本カレッジで準優勝。インターンカレッジで4校同時4位入賞でした。準決勝が雨で流れちゃったんです。

つよし:決着つかず?うわ〜。。それは悔しいね。

英汰:かなり悔しかったですね。

つよし:その他の成績としては何かありますか?

英汰:あとは国体にも選ばれました。2回生の時に全国5位入賞です。

つよし:常に素晴らしい成績を残していますね。

 

Q3. 留学の経緯

つよし:ここまでソフトボール一筋で来ていた中、大学を休学して留学していますよね。キャリアを変えるという形でオーストラリアへ来た理由は何かあるんですか?

英汰:大学2回生の時に見ていた「9時から5時まで」というドラマがきっかけで。

つよし:ドラマがきっかけ?

英汰:それが英語に関わってるドラマでそれを見てかっこいい!!と。

つよし:笑笑

英汰:英語に触れてみたい!!同じ日本人が話せてるなら自分もきっと話せるはず!!と思って。もともと英語は苦手だったけど、海外へ行くとしたらオーストラリアとだけは決めていたんです。

つよし:そうなの?それはどうして?

英汰:日本との時差が1〜2時間で時差ボケが無いから、海外といえども環境になじみやすいと思ったんです。それにオーストラリアは日本と季節が逆ですよね。寒いのが苦手なので、日本の夏が終わる頃にオーストラリアへ来ればまた夏を迎えられる!!と(笑)

つよし:確かに時差が少ないのに英語環境っていうのはオーストラリアならではだよね。

英汰:でも費用がネックにだったので、英会話に通うか vs 留学をするかで迷って周りに相談したんです。そしたら皆揃って「その2つならそんなに費用は変わらないし、英語を習得するなら、英語の環境に身を投じた方が色んな意味で成長できる」と口を揃えてアドバイスもらったんです。

つよし:確かに。英会話学校に通うのって基本的には週に2時間とかだもんね。それがオーストラリアに来たら1週間100時間以上は勉強してることになるよね。

英汰:それで親も「行っておいで」と後押ししてくれて。それで前から決めていたオーストラリアに行こう!と決めました。

つよし:大きなキャリアチェンジだよね。今大学4回生というと….就職活動の時期もあったよね?

英汰:周りは4回生の春に皆就活をするが、自分はしなかったんです。就職活動はなんか自分のやりたいことじゃないなと思って。でもその代わりに違う何かをしてみたかったんです。

つよし:それが留学だったんだね。ソフトボールは途中で終えたの?

英汰:ソフトは最後までやりきって4回生の9月に引退しました。そこで準備をして、一区切りついたところで11月にオーストラリアへ行こう、と。

つよし:帰ったらどうする予定?帰ったら半年ちょっと学生生活が残ってますよね?

英汰:卒業後はトレーニング関係に就職したいと思っています。母親が通ってるジムにパーソナルトレーナーさんがいるんですけど、自分のオーストラリアでの活動を話しているみたいで(笑)そしたらそのパーソナルトレーナーさんが興味を持ってくれて、帰ったら一度お会いする予定です。

つよし:オーストラリアに来た目的はもともとは英語?

英汰:英語と現地での海外の人に混ざってのトレーニングです!!まずは帰ったらパーソナルトレーナーの勉強をして、ゆくゆくはオーストラリアで学んだトレーニング、日本にはまだ浸透していない効果的なトレーニングを紹介していけるようになりたいです。

つよし:それくらい日本とオーストラリアのジムでのトレーニングに違いがあるんだね。

英汰:そうですね。あとは、オーストラリアの海に入りたいってとこもありました(笑)

つよし:オーストラリアの海は別格だからね!オーストラリアの夏に来たならビーチへは絶対行かないと!(笑)

 

Q4. トレーニング歴

つよし:オーストラリアでのトレーニング生活もさることながら、日本での大学生活の時はどうでした?誰かに教わったりとかしていたんですか?

英汰:大学の時には自分でトレーニングしていました。

つよし:自分で?どうやって勉強したの?

英汰:Youtubeとかインターネットを見たりしていました。全部自分で調べてましたね。教えてもらうというスタンスよりも「この人いいな」と目標にする人が出来たら、そっくりそのまま「ものまね」出来るレベルまでコピーしてトレーニングしてます。

つよし:完全にコピーするんだ!

英汰:そうですね。英語も「ものまね」と思ってます。

つよし:モノマネっていう表現、まさにそうかもしれないね。出来ている人をそのまま完全コピーできるぐらいまで自分のものにしたら、結局はその能力も備わってくるよね。

英汰:学校の先生とか、自分のトレーナーのものまねをしまくる!

つよし:発音もスピードもそのまま言ってみるとか大切だよね。メモを取ったりとかしていたんですか?

英汰:来たばかりの時はその日話したかったけど話せなかった言葉をメモに残して、夜に全て英語に書き出してました。慣れて来たら少しづつ言葉を返せるようになるんですけど、分からない言葉とかはやっぱりあるので、メモしておいてまた夜に英語に書き出していました。

つよし:すごいねー。毎日コツコツ勉強したんだね。

英汰:そのおかげもあって1ヶ月くらいしたらグンと伸びましたね。

つよし:メモをクセづけて、習慣化することって大事だね。反復練習とかもひたすら真似して口から出して覚える作業ですよね。

 

Q5. オーストラリアでどんなトレーニングをしてきたか

つよし:オーストラリアでもトレーニングをみっちりこなすスタイルが続いているようだけれど、こっちではどんなトレーニングをしていたんですか?

英汰:自分がやって来たトレーニング方法は基本変えずにオーストラリアへ渡航しました。あとはこっちに来たらオーストラリアの人たちはどんなトレーニングをしているんだろうと、周りの人を見て真似する。

つよし:ここでもモノマネだね(笑)

英汰:はい(笑)具体的にはパフォーマンス向上の為の筋トレ&身体を大きくする為の筋トレ(使える筋トレ)を週5〜6日。

つよし:毎日じゃん!! 1回のジムの時間はどのくらい?

英汰:2時間くらいです。

つよし:外でもトレーニングはするの?

英汰:基本的には全てジムの中でトレーニングしています。

つよし:周りを見ながらトレーニングをするのは勉強になる?

英汰:勉強になります!そこで感じたのが、オーストラリアのジムでは日本に比べて女性利用客が多いんですけど、女性はどんなトレーニングをしてるか観察してみたんですね。

つよし:オーストラリアと日本ではどのくらい違うの?

英汰:ジムの4割くらいは女性ですね。男性は上半身を大きくするトレーニングをしている人が多いんですけど、女性はヒップアップであったり下半身を鍛えるトレーニングをしている傾向があります。

つよし:確かにこっちのジムでは女性のジム利用客の姿をよく見るよね。器具のスペースとかも違う。

英汰:そうですね。その女性のトレーニングを自分は男性だけどやってみようと思ったんです。

つよし :それはなんで??

英汰:自分がこれまでやってこなかったトレーニングで興味があったっていうのと、お尻の筋肉って体を鍛えるのにも重要な筋肉なんです。人間が進化をして来た過程って、お尻の筋肉が大きく影響しているんですよ。

つよし:そうなんだ!変化はあった?

英汰:変化ありました!今までやってこなかったからこそ、結構変化が大きく見られましたね。腰痛が減ったり、足のだるさがなくなったりしました。

つよし:僕もやろう(笑)

英汰:やりましょう(笑)

つよし:オーストラリアでは女性のトレーニングから学ぶことが多かったということ?

英汰:そうですね。一番影響があったのは、女性のトレーニングを見て「こんな筋トレがあるんだ!」と。

つよし:そこに気づいて自分もやってみようと思ったのは良いチャレンジですね。ジムに通う時間はバラバラでしたか?

英汰:基本は学校が終わった後に行っていました。翌日学校がない時には、人が少ない夜の時間帯に行ったり。

つよし:夜だと結構空いてるよね。この間日本へいった時に日本のジムを見に行ったんだけど、器具の割合とか客層とかオーストラリアに比べて全然違うと感じたんだよね。ニーズが違ったりしますか?

英汰:違いますね!日本はまだまだオーストラリアのフィットネスには近づいていないです!

つよし:日本人が求めている部分としてはどういったところが違うの?器具をあまり使わないとか?

英汰:日本人は外でランニング(有酸素)とかですかね。逆にオーストラリアでランニングをしている人をあまり見ないです。

つよし:ジムでは器具と器具のスペースの取り方も違うし、オーストラリアはトレーニングが生活の一部になっているよね?

英汰:そうですね。そしてオーストラリアのジムは朝から晩まで必ず人がいます。

つよし:毎週行ってると同じ人を見たりしますか?

英汰:同じ時間に同じペースで来ている人もいますね。習慣化してる感じ。そしてびっくりしたのが、トレーニングの格好をして歩いていること。え!そのまま!みたいな(笑)

つよし:確かに。外でジム着を来てる人沢山見るよね。

英汰:日本ではトレーニング着はジムの中だけで、外では普通の洋服と分けているイメージだったから衝撃でした。それくらいこっちでは生活に馴染んでるんだなと。

つよし:オフィス街でもタンクトップに短パンとか沢山いるよ。

英汰:オフィス街でも?そして皆プロテイン持ちながらっていうのもびっくり(笑)日本人はシャイ、っていう捉え方もあるのかも入れないですけど、こっちほど生活の一部にはまだなっていないのかなと感じましたね。

 

Q6. 日本との違い、感じたこと

つよし:オーストラリアでの発見について聞いたけど、日本と比べて感じたことは何かありますか?

英汰:ジムの数が違う!コンビニよりも多いんじゃないかと感じる(笑)

つよし:そうなの?(笑)

(調べたところによると、スーパー、コンビニに次いでジムの数が多いようです)

英汰:今住んでいるのがタウンホール駅(Town Hall)なんですけど徒歩圏内に13個くらいジムがあるんです。歩いていても「またある!」という感じ。そして本当にジム着で歩いている人を良く見かけます。

つよし:プロテインの摂取とか食事の面で、客観的に感じるところはある?

英汰:プロテインは顕著ですね。電車の中でプロテイン飲んでいる人がいてびっくり(笑)自分が日本にいた時には急いでる時だと電車の中でプロテインを飲みたい時もあったけど、やっぱり人の目を気にしてしまって飲めないこととかも多かったんですよ。「日本人はあんまりプリテイン飲まないし….変な目で見られるかな」とか。でもこっちに来てみんな電車の中とか歩きながらでもプロテインを飲んでいたことが驚きで。

つよし:プロテインバーとか食べながら歩いてる人もいるよね。

英汰:皆にジム・プロテインっていうワードが浸透しているなと感じます。日本でジムと言うと「え!ジム行くの?」と言うまだ特別なことと捉えられているけど、オーストラリアでは「当たり前」と言う感覚。そして鍛えてるもの同士お互い褒めあったりとか(笑)ポジティブにトレーニングしていますね。

つよし:なるほど、ポジティブにね。筋トレしている人に悪い奴はいない、みたいな(笑)

英汰:笑笑。そしてオーストラリアの人は本当にみんな身体が大きいです。

 

Q7. これから自分のトレーニングをどうしていきたいか

つよし:オーストラリアでの生活を通して学んだこととか、今後のトレーニングにどうやって生かしていきたいとかはありますか?

英汰:オーストラリアで学んだような強く・身体を大きくするトレーニング方法を伝えていきたいですね。オーストラリアで鍛えてる人の体つきを見ると、強さがあったり大きさがあるんです。日本だと自分の身体をすっきりと綺麗に見せることを目的に鍛えている人の方が多いと思うんですけど、自分はオーストラリアで学んだトレーニング方法を伝えていきたいですね。

つよし:トレーニング内容も違うんですか?

英汰:違います。オーストラリアでは重点的に鍛える部位はあっても基本的には身体全身を使ったトレーニングをしています。

Q8. オーストラリアで得られること

つよし:オーストラリアでの生活ももう少しで終わるころかと思うんだけど、オーストラリアだからこそ得られることってありますか?

英汰:あります!日本では当たり前と思っていた感覚を一度あえて捨てた上で、相手の受け取り方や考え方に気を配ることができるようになりました。来るまではオーストラリアは西洋人が多いというイメージだったけど、実際来てみたらそうじゃなくて、本当に沢山の人種がいて、色んな文化がある。= 色んな人に対応する力が必要 =自分の文化だけでコミュニケーションをとることは出来ないと気づいて。

つよし:文化や育って来た背景が違うと考え方も捉え方も、発し方も変わってくるもんね。

英汰:人とのコミュニケーションを柔軟に行うように意識したことで自分自身成長が出来ましたね。自分から見えることだけが正解ではなくて、仮に自分と正反対の意見を持っている人がいても、受け入れられるようになりました。すごく勉強になりました。

つよし:柔軟になった、理解力が増えた。色んな人と付き合うことが出来るって強みにもなるよね。

英汰:あとは色んな文化を見たことによって逆に日本の良さにも気づきましたね。

つよし:例えば??

英汰:海外の人は自分の意見をはっきり言ったり、自分の時間をまずは大事にしたり….良く言えば自分を大事にしているということですよね。でも日本人は時間相手の気持ちを第一に考える、時間を守る….相手を大事にしているな、と。お互いの良いところの違いを見たことで、世界には色んな文化があるんだな、と。

つよし:日本人の良さとして良く耳にするところだよね。

英汰:あとはちょっと悪い面から見た日本のいいところとしてはオーストラリアはトイレとか汚いことも多いんですけど、日本だとどこも基本的には綺麗で住みやすい環境だなとも感じましたね。今回オーストラリアへ来たことでこっちの良さにも気づいたけど、日本の良さにも改めて気づいた。

つよし:オーストラリアに来たことで学びと気づきがあって、そこから日本の良さにも気づいたんですね。それは大きな収穫だよね。

 

Q9. 大変だったこと、それを通して成長できたこと

つよし:オーストラリアの生活で大変だったこと、それを通して成長できたことは何かありますか?

英汰:英語を使って自分が伝えたいことを伝えられなかったことが大きなストレスでもあったけど、そういう時にこそ英語が伸びました。それを通して、英語を学ぶなら日本で勉強するよりもこっちに来て学んだ方が確実に伸びると身をもって感じましたね。

つよし:そうだね。僕も同じ経験が前にあるけど、仕事で英語を使わなくちゃいけない時に追い詰められる時に英語が伸びた経験があるね。

 

Q10. 私生活、英語

つよし:トレーニングの話を中心に聞いているけど、仕事もしていたんですよね?

英汰:はい、クリーニングの仕事をしていました。日本人がいなかったから仕事の指示も全て英語で。その上分からないことも英語で聞かなきゃいけないから必死になりましたね。

つよし:やっぱり必死にならなきゃいけない状況になった時に伸びるね。

英汰:日本だと、学校だったり英会話学校でも「教えてくれる」から甘えちゃうんですよね。特に日本の学校は日本語で英語を教えてくれる。でもこっちだと英語を話さなきゃいけない状況になるから、あえて自分にプレッシャーをかけることで伸ばすことが出来る。生きていかなきゃいけないので(笑)

つよし:皆が1度は通るサバイバルな状況だよね(笑)

 

Q11. 今後の活動予定、夢

つよし:今後の活動としてはどのような目標がありますか?

英汰:帰ってからはパーソナルトレーナーの資格を取ります。先ほど伝えたパーソナルトレーナーの方に会って修行します。人へのトレーニングの教え方とか仕事の仕方を勉強して、自分が教える側になった時にオーストラリアで学んだものを伝えていきたいですね。

つよし:違いを大きく感じた、効果があったっていう女性のトレーニング方法についても?

英汰:そうですね、男性のトレーニングはもちろん、新しい気づきが多かった女性のトレーニング方法も伝えていきたいです。

つよし:ソフトボールも続けていくの?

英汰:大学在学期間もまだ残っているので、資格の勉強と同時進行でソフトボールも続けていきます。そして卒業したらトレーナーとして活動していきます。

つよし:大阪には欧米系の方も多いから、そういった欧米向けのジムとか作るのもいいかもね!

英汰:そうですね。英語も勉強して海外の方を対象にも教えていけるようになりたいです。

 

Q12. メッセージ

つよし:最後に英汰くんからこれか留学でオーストラリアへ来る方へ向けてメッセージをお願いします。

英汰:最初の期間はしんどいことがいっぱいあるけど、留学生活の中で出来ることはいっぱいあります。そしてオーストラリアの文化と日本の文化それぞれのいいところを学んで吸収して下さい。例えばこっちの人は自分の意見を主張し伝える。時に日本人は内に秘めすぎる時があるから主張することも大事なんです。裏を返せば、後の人周りの人のことも考えて行動することが出来る日本人の良いところでもあるので、そこは活かしつつ、オーストラリアの良さも加えていければきっと大きな学びがあるはずです。英語を伸ばしたかったら、生活を通して関わる人と沢山話すことコミュニケーションをとることが大切。恐れずどんどん声かけていくことが大事です!!日本にないものは必ず何か得られるので、ぜひ積極的に行動をしてみて下さい!

つよし:今日は本当にありがとうございました。日本へ帰った後の英汰くんの活躍を応援しています。

 

まとめ

英語の学習と、日々のトレーニングと全力の英汰さん。現地の環境に臆せず進んでコミュニケーションをはかる、毎日の努力をコツコツと前向きに続けていくことが英汰さんがお話ししてくれた成長に繋がるのだと思います。

トレーニングにしても英語にしてもモノマネ出来るくらい完全コピーするという、英汰さんの学習方法もとてもユニークですよね。留学・ワーキングホリデーでは環境の違いから、理解に苦しむことや、言葉の壁から悔しい思いを皆さん経験しています。でもそこからの学びや、そこを越えた時の自分の成長はやはりその環境に身を投じることで得られる経験の宝です。

後悔のないようにとにかくやれることを全力でやってみる、その先に、留学前には全く想像出来なかった成長した自分と出会えるはずですよ!

最後に英汰さんのトレーニングの様子とオーストラリアでの生活の様子を見ることが出来るブログをご紹介します!筋トレの他に英汰さんが実践していた英語の学習方法などについても書かれているのでぜひ参考にしてみて下さい♪

★英汰さんのブログ。トレーニングの様子もアップデートされています。是非ご覧ください!★
ブログ:Focus Strength

 

ともみ先生からワンポイントアドバイス

・積極的にコミュニケーションをとってみる!
・技術習得の為によく観察し自分のものにするまで練習すること!
・考え方に柔軟性を持って!

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