学校・会社に行ったらお休みだった!? 事前に確認しておきたい...
外国ではいろいろと文化の違いに驚きますが、意外と忘れがちなのが、その国の「祝日」。いつも通りの平日だと思って通学・通勤…
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オーストラリアの語学学校・専門学校・大学など各方面へたくさんの生徒様を送り出しているiae留学ネットが、今回学生インタビューをピックアップしたコースは、チャイルドケア!
小さな子どもたちの心身の発達と社会性や道徳を身につけていく上で、大変重要な役割をもつ保育士というお仕事。社会福祉がしっかりしているオーストラリアは子供を育てやすい国と言われているので、人口増加に伴い保育士の需要は年々増えています。そのため、2018年12月現在も永住に繋がる技術独職業リストにchild care centre managerという職が載っています。
今回はチャイルドケアセンターマネージャーとして永住を目指すべく、シドニーで語学学校修了→パースで保育士の基礎知識が習得できるCertificate III in Early Childhood Education修了→実習重視のDiploma of Early Childhood Education修了→シドニーに戻りチャイルドケアセンター事業を営む上で欠かせないマネージメント能力を養うAdvanced Diploma of Community Sector Management修了→幼稚園教諭資格取得を目指せるBachelor of Early Education and Care (Birth – 5)を現在学習中のMegumiさんに学生インタビューをしました!
シドニーだけでなくパースでもチャイルドケアコースの勉強をしてきて得たこと、つらかったことなどを話してくださいました。
シドニーを選んだ理由は何でしょう?また、パースで勉強をすることになったきっかけは?
シドニーにはワーホリの時からずっと滞在していたので、そのこともあり現在シドニーで勉強をするに至っています。また、一度パースへ引越しをしたのはワーホリの時にオーストラリアの東側はほぼラウンドで周っていて知っていたので西側のパースに滞在して一度新鮮な環境で生活をしてみたいと思ったのと、シドニーで通っていたAbilityという語学学校の成績の結果からそのまま入学出来るSterling Business Collegeという学校がパースにあったからです。
Sterling Business CollegeではCertificate III とDiploma を取得されたようですが、授業ではどのようなことをしましたか?
Certificate IIIでは週に3日授業があり、その内の1日が毎週月曜日の実習、もう1日が教科書を使用し先生から講義を受ける日、残りの1日は半日がグループワークで半日が講義を受ける日でした。
月曜日の実習ではチャイルドケアセンターに行き、実践的な経験を積みました。また、学校が大きな派遣会社と提携しており、自分の通うセンターは、なるべく自宅に近い所など、好きなセンターを選ぶことが出来ました。それと、1ターム毎に実習中にこなさなければならない課題が与えられ(ミルク作りや子供のお昼寝後の清掃など)、タームを通して課題をパスしているかどうか評価されました。
Diplomaでも通学日数や授業形態などは同じような感じでしたが、雇用と直接関係してくる、より密度の濃い授業内容でした。
クラスメイトや学校環境などはどうでしたか?
私の通っていた学校では、ターム毎にクラスに新しく入学してきたクラスメイトが入ってくるシステムになっていて、常にクラス内に入学時期ごとに4つのグループがあり、先生も同じクラス内でもグループごとに違うことを教えていました。その為、入学のタイミングにより習うことが他のクラスメイトと比べて遅れる科目(法律の授業など)がありましたが、まだ習っていない場合は実習先でも十分なフォローをしてくれるので、それが原因で困ることは特になかったですね。
クラスメイトの人数は多くても15人程度で、留学生向けのクラスとオーストラリア人向けのクラスがありました。また、クラスメイトの国籍はアジア人は私を除いたら0人で、他はブラジル人、アメリカ人、イギリス人、アイルランド人、そして特に多かったのがアフリカ人とインド人でした。とても多国籍で良かったですね。
学校の立地についてですが、シティの駅のすぐ近くに位置していたため、通うのにも非常に便利でした。
長期間の間勉強されとても努力をされていたようですね。
何か在学中にMegumiさんにとって大変だったことはありますか?
コース中でこなさなければならない課題が初タームで学校から全てメールで送られてきて、Diplomaの後半に進むにつれてどんどん課題内容も濃くなっていったのでそれが一番大変だったと思います。ですが、エデュケーションリーダーの先生がとても面倒見が良く親切な人で、月曜日の実習の時に課題について色々と教えてくれたので、大変ながらも乗り越えることが出来ました。
また、チャイルドケアセンターのサポートは非常に手厚く、毎週月曜日に実習の為に通っていたのでスタッフの方とも仲良くなり、Diplomaが始まった時にはセンターでのポジションを貰うことが出来ました。ちなみに、パースではCertificate IIIを受講している間はチャイルドケアの仕事をすることが出来ません。Certificate IIIの修了証明書を貰って初めて働くことが出来ます。ですが、シドニーではCertificate III受講中でも働くことが出来るようです。
それと少し話はそれますが、パースはやることがなく私にとってはそれが少しだけ苦痛でした(笑)。パースではスーパーも17時くらいで閉まってしまいますし、チャイルドケアセンターでの実習が終わるのも遅くて17時だったので大体いつも17時45分位までには家にいる感じで、その後何をしようかっていうのが毎日の悩みどころでしたね。
パースらしく良い意味で勉強に集中できたのでは。笑
Diplomaを修了されたあとはAdvanced Diplomaのコースに続いてBachelorのコースにも進まれたようですが、そちらはどうでしたか?
Diploma終了後、チャイルドケアセンターのマネージメントについてもより深く学びたいと思い、シドニーに戻りSt George and Sutherland Community Collegeという学校でAdvanced Diploma of Community Sector Managementというコースを受講しました。この学校ではチャイルドケアセンターの管理方法について学習し、将来チャイルドケア事業でマネージャーとして働く為の知識を習得することが出来ました。
Advanced Diplomaを修了後はその時点で将来的に永住権につながるパスウェイとして学校卒業後に二年間オーストラリアで働くことの出来る卒業生ビザの申請をすることも出来たのですが、「競争の激しいオーストラリアで成功できるチャンスを掴むにはやはり学士号をとったほうが良い」とチャイルドケアの先輩たちに助言を頂き、シドニーのRandwick にあるTAFEで開講されているBachelor of Early Education and Careというコースに進学することにして今はそこで勉強中です。
Certificate IIIから始まりBachelorまで進んだということで、Megumiさんのチャイルドケアに対する強い思いが感じられます。
現在TAFEで学士号を勉強中ということですが、クラスの雰囲気や授業の方はどうですか?
TAFEでは今始めのタームが終わったばかりですが、授業内容はAdvanced Diplomaまでの時と比べたらとても大変です(汗)。Bachelorということもあり、課題は難しく、初回のオリエンテーションの時にいきなり6000文字のエッセイを書かなければいけないと言われたときは絶句してしまいました(笑)。また、Advanced Diplomaまではエッセイの内容も自分の意見を書くだけで十分なことが多かったのですが、Bachelorのコースでは何を書くにも必ずチャイルドアの仕事をするにおいて従う必要のある規定(例:子供の発達段階に合ったサポート方法や赤ちゃんとの信頼関係を築く上ではアイコンタクトが必須であることなど)と結び付けた根拠のある意見を述べなければならず、より複雑なことを書く必要があり大変です。課題のテーマも3歳から5歳までのクラスのマネジメント方法やカリキュラム作成についてなど以前と比べるとより高度なものになってきています。
クラスは週に二日半あり、実習は以前とは違い、指定された三から四週間の期間の間連続でセンターに通う感じになります。クラスメイトについては私を含めて日本人が二人と、他はほぼ中国人という構成になっていますね。
全体的には授業は非常に大変ですが、TAFEは生徒へのサポートがしっかりしており、課題の英語チェックをしてもらえたり、TAFEの学生や大学生向けのサイトも無料で使うことが出来るので課題をする際にとても助かっています。
長くオーストラリアでチャイルドケアについて学んできた立場として、これからオーストラリアにチャイルドケアについて学びに来る方に向けたアドバイスなどはありますか?
一番大切なことは何事にも関心を持ち、新しいことを知ることに積極的になることです。オーストラリアのチャイルドケアで働くと色々な国のバックグラウンドを持つ子供たちに接することになります。日本では当たり前だと思っていたことがオーストラリアでは全く違うことも多く、そういうことに適応していく為に、自分の知らなかったことでもどんどん理解していこうという気持ちを持つことがとても大事だと思います。特に私が感じたのはオーストラリア人の両親を持つ子供達は自分の意見をはっきり言うことが多く、アジア系のバックグラウンドを持つ子供達はわりと大人しく、やりたくない事でも流れでやってしまう子達が多いということです。そのような子供達に全く同じような対応をしていたらアジア系の子供達が可哀想な立場に置かれることになってしまうこともある訳で、子供達のバックグラウンドについて知って、その子達に合った対応をしていくことが大切だと思います。
個人的には、多国籍の友達を作ると、自分の知らなかったそれぞれのバックグラウンドの特徴を知る機会も増えるので、色々な国から来た人達と積極的に仲良くなることをお勧めします!
日本とオーストラリアのチャイルドケアで何か違いを感じることはありましたか?
大きな違いは、オーストラリアでは子供10人に対し、エデュケーター1人が付けられるのに対して、日本では子供30人に対してエデュケーターが1人付けられるということです。例えばオーストラリアでクラスに11人の子供がいたら、エデュケーターは2人付けられることになる訳です。
それと、日本のチャイルドケアでは子供達に集団行動をさせることが重要視されるのに対して、オーストラリアではやりたくないという意思表示を子供達がしても、それが許される範囲であれば受け入れられることが多いです。例えば、センターでは毎朝簡単な朝礼のようなものがあるのですが、参加したくないという子供がいると、そういう子達はもう一人のエデュケーターが違うことをさせて遊ばせたりしますね。
また、私は日本でもチャイルドケアの専門学校に3年間、夜間で通っていたのですが、日本の学校では子供の記録をいかにとるか、いかに子供達を動かしていくかに重点が置かれていたように感じました。対して、オーストラリアの学校では比較的実習生任せなところがあり、絶対に見逃してはいけないポイント(子供の身体に頻繁に痣ができていればすぐに報告する、など)を押さえていたら、あとは実習生の対応に任せるという感じでしたね。
オーストラリアで生活することで何か成長したと思うことはありますか?
やはり英語が一番成長したと思います。特にパースでは日本人が本当に少なく、どこに行くにも必然的に英語を使わなければいけない環境が出来上がっていたので、英語を伸ばす上ではとても良かったですね。学校でも英語、友達と出かけるのにも英語でスピーキング力はかなり伸びたと思います。英語を使うのに苦戦する時もたまにありましたが、パースの人達は優しい人が多いので、私が困った顔をしているとゆっくり話してくれたりして助かりました(笑)
語学学校で英語を勉強していた時に比べたら、英語でチャイルドケアを勉強している方が上達が早かったです。
かなり長い期間チャイルドケアの勉強をされてきていますが、
学校卒業後のキャリアについてはどのように考えていますか?
現在通ってる学校を卒業したら、2年間オーストラリアで働く権利が貰える卒業生ビザを申請する予定です。その2年間の間にビザのスポンサーになってくれる職場をみつけて、最終的には永住権を取得出来たらと思っています。
Certificate IIIに入学する前の語学学校時代から弊社をご利用いただいたいますが、iaeを利用して良かったと思うことはありますか?
iaeのスタッフさんはみんな勤務歴が長い人たちばかりだからなのか、皆とてもフレンドリーで何かあっても相談しやすいです。オフィスの場所もシティの中心部にあるので、ちょっと困ったことがあるとすぐに行けてすごく便利です。それと、学校情報を含めた色々な種類のフェアが頻繁にあり、特にビザについてのフェアだといつも最新の情報を教えてくれるのでとてもありがたいですね。学校コース説明と共にビザもセットでカウンセリングをしてもらうために、毎月のようにiaeに行ってました。
それでは最後にこれからオーストラリアへの留学を考えている皆さんへメッセージをお願いします!
オーストラリアは日本と違って何か新しいことを始めるのには年齢は関係ないので、もしやりたいことがあるのなら、どんどん行動に移していくといいと思います!
今回紹介した学校以外でもiae留学ネットでは様々な分野にわたり、色々な学校と提携し、皆様にベストなオプションを紹介させていただいております。
学校選びや学校入学手続き、ビザの申請などについては弊社の経験豊富な日本人スタッフが無料で責任を持ってサポートいたします。
今回のインタビューでMegumiさんがおっしゃっていたように、夢を叶えるためには行動に移すことが大事です。
もし何か迷っていることがあるのなら、是非iaeに一度お話をしにいらっしゃってみてください。いつでも無料カウンセリングを承ります。
スタッフ一同お待ちしております!
※最後にですがこちらのインタビューの内容はあくまで個人の主観です。ビザやコース内容を含む上記の情報は今後変更になる可能性があります。
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