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【徹底解説】シドニー留学ってどうなの? 基本情報とメリット・デメリット

オーストラリアの最大都市であり、経済の中心地でありながらも、高層ビルの間に自然豊かな公園があったり、バスで20分移動するだけで青い海を眺めることができたりと様々な顔を持つシドニーは留学先として人気です。

語学学校だけではなく、専門学校や大学、ワーキングホリデーなど、幅広い留学が可能なのがシドニー。また語学の面だけではなく、多民族文化やオーストラリアならではの自然を感じることができます。

今回は、シドニーの基本情報やシドニー留学だからこそできること、シドニー留学のメリット・デメリットをご紹介! オーストラリアの他都市や他国とは一味違う、シドニー留学の”リアル”な部分を解説していきます。

1. シドニーってどんな街? シドニー基本情報

<シドニー基本情報>

正式名称:Sydney

人口:5,132,355人(2017年時点)

面積:約124万平方キロメートル

日本との時差:+1時間(サマータイム時[10月~翌年4月]は+2時間)

シドニーはニューサウスウェールズ(NSW)州のエリアの一つで、NSW州の州都に指定されています。オーストラリアの東海岸に位置しており、オーストラリアの最大都市としても有名です。

一般的にシドニーは、北はワイオング(Wyong)から南はロイヤル国立公園、西はブルーマウンテンズまでのエリアを指します。このエリアはシドニー・メトロポリタン・エリア、またはグレーター・シドニー(Greater Sydney)と呼ばれ、NSW州の人口の約70%がこの地域に集中しています

シドニーには様々な人種や国籍の人が住んでいます。シドニー市によるとグレーター・シドニー全体の約40%の人口が海外生まれ、そして、60%を超える人々が英語以外の言語も話すという、まさに多民族文化な街です。

 

2. シドニーだからこそできることトップ3

シドニーが留学先として人気であるのには理由があります。その中でも特にシドニー留学がオススメな理由を3つご紹介!

 

2. 1 都会と自然、勉強と仕事、バランスのとれたライフスタイル

シドニー留学に来てまずみんなが驚くことが、オーストラリア最大都市なのに自然が近い! ということ。オペラハウスやボンダイビーチ、ブルーマウンテンズなど、シドニーで有名な観光地はシドニー市内から2時間以内で行ける距離にあることがほとんどです。またシドニー市内のいたるところに自然豊かな公園があるので、都会の喧騒を忘れることができます。

そして、効率を重視するオーストラリア、特にオーストラリアの経済の中心地であるシドニーでは、ワークライフバランスが上手に取られています。平日の午前9時から午後6時まできっちり働き、夜や週末はプライベートな時間をエンジョイしたり、勉強の時間に充てるというライフスタイルが定着しています。

働き方や学校のスタイルも様々で、フルタイムやパートタイム、カジュアル、夜間のみなど幅広いオプションから選べます。

 

2. 2 オーストラリア最大都市ならではのアクセス

便利がいいのもオーストラリア最大都市のシドニーならでは。特に以下の3点はシドニー留学を充実する上で欠かせないでしょう。

交通機関

シドニーは公共交通機関が発達しており、シドニー中心地はもちろん、有名観光地へのアクセスが抜群です。特に留学生に嬉しいのが空港とシドニー中心地が近いということ。電車を使えばシドニー国際空港とシドニーの中心地であるCBD間を約20分で移動できます。

またNSW州内の多くの公共交通機関ではOpalカードという、日本のSuicaのようなICカードが利用できます。バスや電車はもちろん、ライトレールと呼ばれる路面電車やシドニーハーバーを繋ぐフェリーでも使えるので、シドニーの移動には欠かせません。

Opalカードはコンビニや大手スーパーマーケット等で購入・入金できます。

Opalカードの購入方法や使用方法について、こちらで詳しく紹介しています。

買い物

オーストラリアで一番発展している都市とあって、シドニーは普段の生活の買い物をするのはもちろん、日本の商品も買うこともできます

日本で買うよりも少し割高ですが、日本の物が恋しくなった時に気軽に手に入れられるのはシドニーならでは。シドニーでも日本食が定着していることもあり、オーストラリア大手のスーパーマーケットでは醤油やわさび、うどんなどが一般的に売られています。

またUNIQLOや無印良品も進出しているので、日本クオリティの服や雑貨もシドニーだと購入可能です。

日系・アジア系スーパーマーケット 東京マート

マル優

コンビニ8

Miracle Super Market

Tong Li Supermarket

Thai Kee IGA Supermarket/Fresh Food

日系書籍店 紀伊國屋書店

ほんだらけ

そのほか Daiso

UNIQLO

無印良品(MUJI)

Azuki Japanese Artisan Bread and Cakes

Blush Cosmetics

 

観光地

前述した通り、シドニー中心地から有名観光地へは公共交通機関を使ってのアクセスできる場合がほとんどです。また公共交通機関で行くことができなくても、バスツアーなどが豊富にあります。

週末を利用して、オペラハウスやボンダイビーチ、ブルーマウンテンズなどの定番スポットや、ちょっと足を伸ばしてハンター・バレーにあるワイナリーツアーに行くことも可能です。様々な体験が気軽にできるのはシドニーならではです。

 

2. 3 多民族、多文化的なふれあい

普通に生活しているだけでも多くの言語が聞こえてくるのは、多民族文化なシドニーあるある。街を歩けば、中国語が聞こえてきて、スペイン語が聞こえてきて、韓国語が聞こえてきて、フランス語が聞こえてくる…、というのは当たり前です。学校やシェアハウス、ホームステイでは、いろんな国から来た人たちと友達になれ、英語以外の言語や文化も学べるでしょう。

また、出身国ごとに住む地域の傾向もあり、そのような地域では国の文化に合わせたイベントが毎週のように催されています。日常的に様々な文化に触れられるのはシドニー留学ならでは。

 

3. シドニー留学のメリット

留学先として人気のオーストラリア・シドニーのメリットを見ていきます。

 

シドニー留学のメリット1
日本との時差が少ない

留学先として人気な理由の一つに日本との時差が少ない、ということが挙げられます。

上記の通り、シドニーと日本との時差は1時間、または2時間(サマータイム時)しかないのでシドニー留学前に留学エージェントや学校との連絡が取りやすく、手続きが進めやすかったり、留学中には日本にいる家族や友達との連絡が取りやすいです。

また日豪間を移動する際にも、時差ボケをすることがないので体への負担が少ないでしょう。

 

シドニー留学のメリット2
治安がいい

海外留学する時に一番気になるのが「治安の良さ」という人も多いのではないでしょうか。

オーストラリアは平均生活水準が高いこともあり、全国的に治安が良いです。普段生活している中で大きな犯罪に巻き込まれる、というのは滅多にありません。

シドニーの治安について、詳しくはこちらで紹介しています。

上記記事で「危険なエリア」として紹介されている、レッドファーン(Redfern)とパラマッタ(Parramatta)はここ数年で再開発され、おしゃれなカフェやレストランがひしめく街へと変化しているので、昼間の時間は一人で歩いても問題ないでしょう。

 

シドニー留学のメリット3
仕事が見つかりやすい&時給が高い

オーストラリアのワーキングホリデービザでは労働時間無制限、学生ビザでは2週間で40時間の労働が認められています。そのため、他国ではなかなかできない、学校に行きながら働くことが可能です。

シドニーではオーストラリアの他都市と比べも仕事が多く、平均時給も高いのが特徴。失業率もオーストラリア全国平均よりも低いです。そのため留学生でも仕事が見つかりやすく、また生活するためのお金も賄うことができます。

シドニーでの仕事の探し方について、詳しくはこちらで紹介しています。

 

シドニー留学のメリット4
生活水準が高い

オーストラリアは現在27年連続経済成長を遂げています。特にオーストラリアの最大都市であり経済の中心地であるシドニーでは平均収入が他都市と比べて高いため、生活水準が高いと言えます。

先進国なのでインフラもしっかりしており、電波が届かない! 水が出ない! みたいなことはほとんどありません。電車やバスが来ない、というのはしょっちゅうですが……。

日本よりも少し不便な部分があるのは否めませんが、シドニー留学では日本での生活とほとんど変わらないような生活が送れます。海外に行っても、生活水準を落としたくない! という人にはオススメの留学先です。

 

シドニー留学のメリット5
学べる分野の幅が広い/
学費が安い

シドニーはオーストラリア最大都市、そして留学生が多いということもあって、留学先となる学校のバラエティが豊かです。

多くの人が留学の最初に行くであろう語学学校でも、学校により学べる分野が様々だったり、学費も安く抑えられる学校があったりとチョイスが幅広いので、自分の目的やライフスタイルに合った学校が選べます。

また専門的な分野を提供している専門学校もたくさんあり、定番のビジネス系コースやIT系コースはもちろん、医療系のコースやバリスタコース、ヨガインストラクターコースなどユニークな勉強ができることもシドニーへ留学するメリットの一つです。

学校については「5. シドニーで留学するならココ!」で詳しく見ていきます。

4. シドニー留学のデメリット

シドニー留学の”リアル”な部分を見ていくと、人気留学先ならではのデメリットも見えてきます。

 

シドニー留学のデメリット1
家賃が高い

生活の基本である、衣食住の中でも出費の大半を占めるのが「住」の部分である家賃。シドニーでは特に家賃が高く、シドニー市内で生活したいとなると$150/週(4人相部屋)~$350/週(1人部屋)かかります。

シドニー中心地から少し離れた郊外になると家賃は抑えられますが、1人部屋を考えている場合には、少なくとも$200/週は必要と考えていいでしょう。

 

シドニー留学のデメリット2
日本人が多い/日本語だけで生活できてしまう

メリットが多いこともあり、シドニー留学が日本人に人気なため、シドニーでは多くの日本人が住んでいます。シドニーを含めたNSW州には約1.2万人の日本人在住者がいると言われており、そこにワーキングホリデーメーカーや短期留学生は含まれていないので、シドニーに住んでいる日本人の総数はさらに多い、ということになります。

日本語で診察が受けられるGPや歯医者、美容院やお店などがあり安心・便利な反面、学校でも日本人が多かったり、アルバイト先でも日本語のみでOK、ということもあるため、留学に来れば自然に英語力が伸びると期待していると、大きなギャップがあるかもしれません

 

シドニー留学のデメリット3
中心地に人が多い

オーストラリア最大都市、そしてNSW州の人口の約70%がこの地域に集中しているため、平日も週末もシドニー中心地に人が集中しやすく、常に人が多い印象です。シドニー中心地が小さいことも理由として挙げられます。

グレーター・シドニーの人口は東京23区の全人口の半分ほどですが、人が多いところが苦手な人にとっては過ごしにくい街でしょう。

 

シドニー留学デメリット4
祝日が少ない

シドニーを含めたNSW州は他州と比べて祝日が少ないです。1年のうちNSW州で適用される祝日は8日。ほぼ毎月ある日本の祝日と比較すると少なく感じるでしょう。

専門学校や大学、TAFEの長期コースに通うと約4カ月ごとに長期休暇がありますが、語学学校のコースには長期休暇がないので、長期で旅行行くのは難しいかもしれません。ただ前述した通り、週末を利用して行ける観光地もシドニーなら数多くあるので、オーストラリアを満喫することができます。

 

5. シドニーで留学するならココ!

オーストラリア留学ワールドがオススメする、シドニーの人気留学先をご紹介します。それぞれの学校に特色があるので、自分が学びたいものに合った学校が選べます。

 

シドニーの語学学校

① スピーキングに特化した語学学校

 

② English Only Policy(EOP/英語での会話限定)環境を徹底している語学学校

 

③ 日本人が少ない語学学校

 

④ ケンブリッジコースがおすすめな語学学校

 

⑤ IELTSコースがおすすめな語学学校

 

⑥ 学費が安い語学学校

 

シドニーの専門学校TAFE

① 学費が安いビジネスコースがある専門学校

 

② マッサージコースがおすすめな専門学校

 

③ 看護・福祉系が充実している専門学校

 

④ チャイルドケアコースがおすすめな専門学校

 

⑤ 調理コースがおすすめな専門学校

 

⑥ メイクアップコースがおすすめな専門学校

 

シドニーの大学

University of Sydney (シドニー大学)

② University of Technology Sydney(シドニー工科大学)

③ Macquarie University(マッコーリー大学)

④ University of Wollongong(ウーロンゴン大学)

⑤ Southern Cross University(サザンクロス大学)

⑥ Australian Catholic University(オーストラリアン・カトリック大学)

MBA(”Master of Business Administration”=経営学修士号)を開講している大学院

University of Wollongong(ウーロンゴン大学)

② Southern Cross University(サザンクロス大学)

③ University of Newcastle(ニューカッスル大学)

 

6. オーストラリア・シドニー留学まとめ

ここまでシドニーの基本情報とシドニーでの留学生活について徹底解説してきました。ただ単に英語を学ぶためだけにシドニー留学をする、というよりは留学+αの部分が強いのがシドニーです。

「英語を学びながら、日本ではできないようなユニークな勉強がしたい!」

「勉強しながら、英語環境で働きたい!」

「休みの日にはいろんなところに遊びに行きたい!」

という人には、オーストラリアの他都市や他国と比べてオススメな留学先です。

以上の点を考慮して、シドニー留学の準備をし、充実した留学生活を送りましょう。

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