はじめまして! JAMS.TV公式ブロガーの「ゆうと」といいます。首都圏の某予備校で、英語(文法と読解)の講師を務めた後、公立の小学校で小学校教諭として3年間教鞭を執っていました。その後、いろいろあってオーストラリアにたどり着きました(笑)。
英語教師なので、文法と読解に関しては相当の知識があります! 質問があればお気軽にお問い合わせを(笑)。分かりやすくお答えしますよ♪
英語教師と言えど、僕の専門である文法と読解以外の分野は少し苦手意識があります……。特に日本人の方なら共感いただけるのではないでしょうか? そうです! 僕もまさに今、スピーキングで大きな壁にぶつかっています。
僕の場合は、「書けるのに話せない」「読めるのに話せない」というなんとももどかしい状況。とにかく、英語をペラペラと話せるようになるまでには時間がかかります……。
そこで今回は、
という人たちのために、日常生活で役に立つ「英語を話すために知っておきたい知識と大切なこと」「英語を話すための単語の覚え方」「英語を話すための便利な構文」を、とにかく「英語を話すこと」に焦点を当てて、3ステップで解説します!
まず、日本人と外国人の違いから理解しましょう。僕が感じた日本人と外国人(ここでは、欧米諸国出身の人たち)の違いは、だいたいこんな感じ。
日本人 | 外国人 | |
Grammar(文法) | ○ | × |
Reading(読解) | ○ | △ |
Speaking(スピーキング) | × | ○ |
Listening(リスニング) | △ | ○ |
そして、注目すべきは以下です。
なぜ、このように違いがでてしまうのでしょうか? その理由は……、母国語の違いです!
日本語は英語と全く違う言語。それに対して、ポルトガル語やスペイン語、フランス語などの欧米諸国の言語は、英語とどこか似たような音があり、難しい単語になればなるほど似ています。したがって、彼らにとって発言がしやすく、単語も覚えやすいのです!
しかし、彼らは文法や読解などの勉強は、日本人ほど真面目にやっていないことが多い……。そこに大きな違いがあります! だから、文法や読解は不得意なのに結構スムーズに話せる人が多いんです。
日本でテストのために文法や単語を頑張って覚えてきたみなさん! 決して無駄にはなりませんが、残念ながら文法を勉強したり単語を覚えたりするだけでは英語がペラペラ話せるようにはなりません。英語の基礎がすでに備わっている日本人の方たちが英語が話せるようになる方法……それは、失敗を恐れずとにかく話し続けること!
「スピーキング力が急激に伸びるとっておきの方法じゃなのかよ!」「結局、自ら率先して喋らないと上達しないのかよ!」と思った方に朗報! オーストラリアに住んでいる人たちは、日本に興味を持ってくれる人がとっても多いので、自分に身近な話題で会話ができます!
現に、「日本ってすごく綺麗なんだよね?」「東京や京都、大阪ってすごくいいよね!」と、僕の外国人の友だちもよく言ってくれます。しまいには「Thank youって日本語でなんていうの?」と聞いてくるほど。それだけ日本が外国人にとって関心の高い国だということを忘れないでください!
自分が日本出身ということをどんどんアピールして、日本に興味のあるオーストラリア人やその他の国から来ている留学生と積極的にコミュニケーションをとりましょう!
次に、効率の良い単語の覚え方を紹介します!
単語帳などをやみくもに使っても続かないし飽きる。使わない単語を覚えるのは脳みその無駄。そこで、まずは普段よく使う単語から、カテゴライズして優先的に覚えるようにしましょう!
そこで、僕がおすすめするのは以下の2つの方法です。
このようにカテゴライズして英単語、さらに構文を覚えることで表現の幅がグッと広がります。まずは、普段よく使う単語を自分好みにカテゴライズして覚えていきましょう♪
最後に、「It is 」を使った表現方法を紹介していきます。省略した形で「It’s(イッツ)」と言っても通じますよ。
なんだ「It is 」かよ……と思ったそこのあなた! 侮ることなかれ。中学で習う文法ですが、英語を話す時に思いのほか活躍するんです! ここからは、日常会話で使える「It is 」の表現方法を厳選して紹介します!
相手の話に反応してあげるだけで、相手がバンバンしゃべってくれるというものです(心理学でいう「傾聴」という手法)。話している側からしたら気持ちがいいから、相手はどんどん話してくれます(笑)。まずはこの表現を覚えて、友達と仲良くなりましょう♪
【相づちを表す単語】
□ nice「いいね」 □ perfect「最高だ」 □ sad「悲しい」 □ terrible「ひどい」
【例文】
友達:Guess what! I got a new iPhone case! What do you think of it?「ちょっと聞いて! 新しいiPhoneケースを買ったの! どう思う?」
自分:It is nice! I like it!「いいね! それ好きだわ!」
友達:You’re the best!「あんた最高!」
慣れてきたら、「it is 」が無くても通じます。たとえば、「Disgusting!」だけなら、日本語で言うと「最悪!」みたいな感じです。でも、これは基礎ができた後に使うようにしましょう。大切なのは、It is が口から自然に出てくる状態に持っていくこと!
問題を解くとき、先生から何かやれと言われたとき……。ケースバイケースですが、これも使えます。
【難易度を表す単語】
□ easy「簡単だ」 □ difficult「難しい」 □ hard「きつい」 □ confusing「混乱する」
【例文】
先生:Solve the problem in the textbook.「テキストの問題を解きなさい」
自分:It is difficult because I don’t know/I don’t understand!「分からないから、難しいです!」
先生:It is not so difficult as you think.「君が思うほど難しくないぞ」
日常はさまざまな状況であふれています。友だちとの会話の中でこれはとても使えます。
【状況を表す単語】
□ interesting「面白い」 □ exciting「ワクワクする」 □ tiring「つかれる」□ boring「退屈だ」
【例文】
先生:In the last paragraph I stated…「前段落で私は述べました……」
自分:It is boring because I don’t know/I don’t understand!「分からないから、つまんない!(こっそり友達に耳打ちする)」
友達:Absolutely!「おっしゃる通り!」
まずこの「It is 」を使いこなせるようになると、次から次へと言葉が出るようになります! 「It is 」を使った表現を自分の中で定着させるには、さまざまなシーンで繰り返し使うことが大切!
今回は、英語初心者が少しでも英語を話せるようになるために意識するべき3つのステップについてお話しました。
次回は、ネイティブもよく使う表現「wanna」「gonna」「gotta」の使い方と、使うべきシチュエーションについて解説します!
今後も一緒に英語の勉強を頑張りましょう♪ では、次回もお楽しみに!
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