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植木造園のお仕事で活躍されている、岩田さんをご紹介します! パート1

Q1.お名前とお住まいを教えてください。

岩田佳奈です。縁あって昨年結婚し、Potts Pointに旦那と猫一匹と暮らしいます。

 

 

Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。

日本で植木造園の勉強をし、現在はLandscapeの仕事をしていて、それに関連してそのDesignの勉強もこちらでしました。主に仕事は個人庭園から公共の施設の施工や管理をしていて、日本庭園や中国庭園、トロピカルガーデン、オーストラリアのネイティブガーデンを造ったりします。個人的なモットーは自然の特性を活かした剪定をする事です。植栽や、滝や池などのWater feature、色んな形の素材の敷石を使い舗装をしたりします。また、時にはオフィスで事務全般からお店での接客、植物や在庫の家具、物品等の管理等をします。

 

施工した屋上庭園と滝と池の作業途中と1年半後

 

 

Q3. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。

ズバ抜けてこれっていうものはよく考えてみても意外となくて、庭の施工をする際、一から携わるので完成時には毎度大きな喜びを感じますし、クライアントの感謝の言葉を聞くとまた頑張ろうというモチベーションにもなります。また、遠方での仕事の場合、時々ホテルに泊まることがあるので、その時は旅行気分で楽しんでます。

 

 

Q4. オーストラリアでお仕事を取られるまでの経緯を教えて下さい。

まずは、インターネットを介して情報収集し、現在の会社に直接Emailを送り、そのやり取りから始まりました。ラッキーな事に1社目でした。

 

仕事中に助けたポッサムの赤ちゃんとウォータードラゴン

 

 

Q5. 男性社会だとお伺いしています。その中でお仕事をするというのは、どのような感じでしょうか。

職人仕事ですので、一般的に想像するような大変なところはあります。肉体労働で体力勝負という事や腰痛、また力では男性には及ばない事もよくあり、ジムでのトレーニングに励んでいます。また、ミスをすればボスから罵声を飛ばされる事はしばしありました。現在は後輩たちや日雇いで来る方たちを指導する立場ですので、自分らしく言葉と細やかな表現を使ってよりわかりやすく指導する事を心がけています。ただ、皆オーストラリア人というところでは男性社会というより文化の違いに苦労する事もあります。ですが、1番は信頼関係ですので、日頃のコミュニケーションを大切にしています。

 

 

Q6. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。

オーストラリアではシドニーのみでの経験しかないのでここに限りらせてもらいますが、可能性が無限にあると思います。レントの上昇等でわかるように、現在バブル景気で人口も増加しています。仕事も沢山ありますし、外国人を採用をする会社が沢山あり、私達日本人の勤勉さを活かし活躍できると思います。お給料もローカルの仕事では最低賃金もしっかり定められており、法的にSuperannuationという退職年金制度もあり(現在給料の9.5%)積み立てられているので安心です。また会社が外国人を雇う為にビジネスビザを申請する際、最低限の収入保障額が決まっていて、病欠、有給もしっかりあるのでそれなりに生活できると思います。あとはオーストラリアは時間に穏やかで日本では考えられないですが、多少の遅刻は大目に見ますし、時には十分くらい早めに上がれる事もあるので最初は驚きました。

 

 

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