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日本人もオーストラリアから帰国する場合は検疫対象へ【日本への帰国】

この記事で説明する準備日本帰国の際は検疫準備をしよう
難易度:★★☆☆☆ | 所要時間:15分間

4月1日の外務書の発表により、これから日本国籍の方でもオーストラリアから帰国する人は検疫強化の対象となりました。

条件は「過去14日以内にオーストラリアに滞在していた方」です。

入国から14日間は自己隔離

下記、外務省の発表内容です。

日本政府は、4月3日(金)午前0時(日本時間)以降実施される水際対策強化措置を発表しました。

・14日以内にオーストラリアに滞在歴ある日本人を含む全ての入国者は、PCR検査の実施の対象となり、結果判明までの間検疫所長の指定する場所等で待機することになります。自宅等で検査結果を待つ場合、公共交通機関を使用しないことなどが要請されます。
・入国から14日間はご自宅やご自身で確保された宿泊施設等で不要不急の外出を避け、公共交通機関を使用しないことを要請されます。

【参照ページ】外務省海外安全ホームページ – 【重要】日本における水際対策強化(新たな措置)(新型コロナウイルス関連)

検疫官の指示に従わない場合は罰則の対象となる場合もあるとのこと、また、事前にホテルの準備が必要な人は帰国前に手配をした方が良いです。皆さん気をつけてくださいね。

 

現在、就航している飛行機は?

現在、日本ーオーストラリア間で就航している飛行機は、ANA(全日空)の羽田ーシドニー便のみで、毎日1便就航しています

現在運休中の主な航空会社:

  • ANA:パースー成田便は、2020年4月24日まで運休
  • JAL:2020年5月1日までオセアニア線全線運休
  • Qantas & Jetstar:2020年5月31日まですべての国際線運休
  • Virgin Australia:2020年6月14日まですべての国際線運休

4月に日本へ帰国が必要な方は、ANA便を探してください。

 

NSW州の外出・集まり規制は6月末まで

4月2日のニューサウスウェールズ(NSW)州政府の発表によると、現在州内で決められている外出や集まりに対する規制(社会的距離、英語:Social distance)に対する法律は、90日間、2020年6月29日まで施行されることになりました。

  • 3人以上の集まりは禁止(同居人、親族を除く)
  • 不必要な外出の禁止など

私の個人的な見解にはなりますが、これにより様々なビジネスに対する制限や学校によるオンライン授業対応も6月末までは継続することになるのかなと思います。

ただし、6月末以降に関しては、規制の長期化は考えていないとのこと。このまま感染者数の増加が緩やかになり収束に向かえば、生活も元に戻っていくでしょう。引き続き国内の動向について共有していきます。

 

オーストラリア国内の新型コロナウイルスの状況

オーストラリア国内での感染者数は増えていますが、24時間あたりの新規感染者数は減っています。24時間で269件の新規感染者が確認されました。

2020年4月2日付け:
オーストラリア 4,976人
日本 2,384人

オーストラリア国内の感染者数:
NSW州 2,298人
VIC州 968人
QLD州 781人
SA州 367人
WA州 392人
タスマニア 68人
ACT 84人
NT 18人

【参考記事】
ABC News – NSW lockdown to be lifted in 90 days as coronavirus cases fall

オーストラリアのコロナウイルス感染者数 – https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers

世界の新型コロナウイルス感染者数 – https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 

ツヨシからワンポイントアドバイス

・2020年4月3日以降の帰国者が対象
・検疫のルールがあるので外務省サイトで入念にチェックするように
・引き続きオーストラリアに滞在中の方は外出・集まり規制に注意するように

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