日本語教師になるための資格の一つとして、日本語教育能力検定試験合格というものがあります。1年に1回、10月頃に行われる試験ですが、合格率が20%前後となかなか取得しづらい日本語教師の資格です。不合格だとまた1年間待たなければいけないので、とても希少価値のある資格とも言えます。
よって、この日本語教育能力検定試験に合格していると日本語教師として、特に就職活動をする際にとても有効という事が言えます。したがって、将来日本語教師を目指している人は、ぜひ取得をした方がいい資格の一つと言えると思います。
日本語教師になるための資格は3つ
日本語教師になる、ここでは、日本語教師として働くには、日本語教師になるための資格を取得していないといけません。一般的に日本語教師になるための資格として
①大学での日本語教員課程の主または副専攻終了
②日本語教育能力検定試験合格
③日本語教師養成講座420時間修了
のいずれかを取得していると日本語教師として就職活動ができます。よって、それを目指している人は、少なくともいずれかの資格取得をされるといいと思います。
簡単に各資格の特長をお話しすると、大学での日本語教員課程の主または副専攻終了は、日本語教師になるために必要な知識習得や実習を大学在学中に学習するものです。必要なものを大学の高等教育機関で学習できるのでもちろんのこと有益な資格取得となりますが、実習においてあまり多くの時間を割けない傾向があるのでその点が足りない可能性もあります。また、こういった課程がある大学に行かないと取得できないので、そもそも高校生時代からそれらを知って大学受験をしていないと取得もできないものだし、一旦社会人になってから大学に入りなおすことも現実的には考えにくいので、高校時代等に気が付いていないと取得できない資格と言えるかなと思います。
次に③の日本語教師養成講座420時間は、大まかにいうと上記の①の大学のコースの民間日本語教育機関での講座とも言えると思います。大学ではないですので、社会人であっても高校卒業時でも主婦になってからでも学習できる環境下で、同様に文化庁が定める日本語教員課になるための新シラバスに準拠していますので必要なことをきちんと学習し、なおかつ実習もします。実習は全体420時間分の内、40時間程度を割いて学習する機関が多いようですが、一般的に大学での学習よりも実習時間は多めと言われています。よって、学習したいときに開始ができ、また実習時間も多めなのでより日本語教師として活躍できる土壌があるコースと言えると思います。
最後に、②の日本語教育能力検定試験合格ですが、先にお伝えした通り20%前後の合格率ですので持っていることはとても有益です。また、日本語教師としての知識等を問われる資格ですので、その意味でもその点を深く理解して合格できているので将来日本語教師として活躍したい方は、持っていると悪くない資格と言えると思います。一方、大学のコースや日本語教師養成講座の様に、いかに教壇で又は生徒前にして教えるかという実践部分の学習や実務が現実的に図れない試験ので、知識はあるがそれを使いこなして現場で対応をするという点において欠けていることがあり得ると考えられます。よって、資格はあるものの実際には教えることが難しいという側面が出てくる可能性がある資格でもあります。
従って、日本語教育能力検定試験合格はとても素晴らしい資格ではありますが、教えることの実践部分をどこかで鍛える必要が、日本語教師としてきちんと仕事をするのであれば必要かなと思います。現実的には、大学での主副専攻を修了している人は少ないので、どの時点でも始めやすく取得しやすい日本語教師養成講座420時間習得(修了)との併用をすると、知識習得+実戦経験習得ともなるので、現実的でお勧めの方法かと思いますし、特に、日本の日本語教育機関で日本語教師として活躍をしたい場合は、上記のようなダブルで資格を持っている方々も多く、採用試験時の倍率も決して低くないので、その意味でも両方の資格を持っていることは悪いことではないのではとも思います。
これが海外の日本語教育機関であれば、基本的には一つの資格さえ持っていれば競争率もそこまで高くないので採用に至るケースも少なくありません。
日本で日本語教師として働く場合、気を付けることとして、告示校という日本語教育機関で働くことがその一つとして挙げられます。告示校というのは、留学生に対して留学生ビザを発給することができる日本語教育機関の事で、分かりやすく言うと、日本国外からくる日本語学習者に対して学生ビザを発給することができる日本語学校という事です。
日本には、多くの日本語学校があり、告示校の場合もあればそうでもない場合もあり、また、企業の中での日本語教育部門、地域の日本語学校など含めると多くのケースで日本語学校は存在していますので全てが告示校ではないです。ただ、留学生を抱える日本語学校は基本的には大手の日本語学校であることも多くそういったところで働きたい場合は、この日本語教育能力検定試験合格というのは更に重宝する資格となります。
告示校で就職活動をする場合の採用条件の一つに
①大学での日本語教員課程主または副専攻終了
②日本語教育能力検定試験合格
③文化庁認定の日本語教師養成講座420時間修了+4年制大学以上の学歴
が、挙げられます。
特に③に関しては、ちょっと気を付ける必要があるのですが、それは、文化庁認定の日本語教師養成講座420時間を修了していたとしても、4年制大学以上の学歴がないと③として告示校で働くことは現状では認められていません。つまり、高卒、専門学校卒、短大卒等の学歴の方は、いくら日本語教師養成講座420時間を修了したとしても採用にこぎつけません。
従って、そこに当てはまる方は、②の日本語教育能力検定試験さえ合格してしまえば、仮に高卒の人であっても問題なく告示校での採用試験に応募することができます。
その意味でも日本語教育能力検定試験に合格していると就職先の幅が広がるのでいいのではと思います。ちなみに告示校以外の日本語教育機関や海外の日本語教育機関はその縛りがないので上記のいずれかの資格さえ持っていれば問題なく就職活動ができる状態となります。
この講座は、通信で学習できる日本語教師養成講座420時間の講座です。いかに教壇で又は日本語学習者を前にして指導するかの指導方法を学習できる講座で、さらに、日本語教師として必要な知識、文法理解、理論の理解なども学習します。また、全20回の課題提出の際に、その単元で勉強をした内容に即した日本語教育能力検定試験の問題も解いて頂きます。そして添削として返ってくるときにその解答の開設をしています。
つまり、この講座では、日本語教育能力検定試験合格のための対応も併せてしているのです(メインはあくまで日本語教師養成講座)。その関係か、講座終了後に日本語教育能力検定試験を受ける方も多く、また、それに合格する方もとても多い結果となっています。つまり、この講座を受講することで、日本語教師養成講座420時間を修了することができると同時に、日本語教育能力検定試験に合格できる可能性も十分出てきます。
もちろん、可能性だけですので、必ずではないですし、きちんと合格のための勉強もさらにされる必要があると思いますが、結果としてこの受講生が多く合格していることも確かなので、合格のための一つのステップとして考えてもいいかもしれません。
この資格を持っていることは、上記の通りにいろいろな点で有効です。一方でどう教えるかに関しての実践部分はどこかで習得をされる方がいいと思いますが、是非、今後、日本語教師を目指す際に、この資格の事も検討をされてみて下さい。
さて、その通信で日本語教師養成講座ですが、以下が、その概要となります。また、特長やこの講座受講に適している方などのサンプルを記載していますので、下記どうぞご参考ください。
【通信で日本語教師養成講座420時間概要】
受講費用: 1740豪ドル(目安:121800円、1豪ドル=70円として計算をした時)
受講時期: いつでも受講開始可能
受講場所: ご自身の住んでいる場所で通信で学習いただきます(途中で引っ越し等があっても問題ありません)
受講期間: 平均、半年間から1年間
受講猶予期間: 最大3年間まで
課題: 全20回の課題を提出。1課題10問ずつの設問に記述式で回答
講座の進め方: テキストに沿って1課題ずつ学習し最後に課題を提出。その後添削されて戻ってきてから復習をし、次の課題へ。
受講環境: インターネットが通じる環境であればどこにいても可能
お申し込み方法: 以下のオンラインからお申込み
> 通信で日本語教師養成講座420時間お申込み
授業料支払い方法: クレジットカード(最大5回までの分割可能)またはオーストラリアか日本の口座へご送金
受講開始: お申し込み後、すぐに教材発送手続き
★ コロナウィルスによる教材到着遅延の可能性について
★ eテキストで遅延対策について
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【通信で日本語教師養成講座420時間の特長】
〇学習場所を選ばない
日本にいてもオーストラリアにいても世界のどこにいても受講が可能です。日本の場合は、通学したいものの立地上、通学が難しい方にも最適です
〇受講条件がない
どなたでも受講が可能です。年齢、学歴、職業等関係なく受講したいと思った方どなたでも受講が可能です。
〇安い授業料
恐らく420時間の日本語教師養成講座の中で最安値の講座費用だと思います。オーストラリアドルで1740ドルですが、例えば為替レートが1豪ドル=70円だとした場合121800円で420時間の修了証が取得できます。その金額だと日本の日本語教師養成講座の費用の約1/5の費用です(日本円換算額は為替レートによって異なる)。
〇間接法も習得できる
この日本語教師養成講座は基本的には直接法(日本語を使って日本語を指導する指導方法)が主体の講座が多いです。この通信講座もその直接法ももちろん学習しますが、英語を使って日本語を教える間接法も学習します。この間接法は実はビギナーレベルの日本語学習者にはとても有効な指導方法で、従って、それを習得することによりいろいろなレベルの日本語学習者に適切に指導することが可能です。また、英語話者に詳細指導をしたい場合はこの講座はより最適な講座です。
〇オンライン授業への講座もあり
ますますインターネットが活用されている時代となってきました。将来日本語教師になった時の仕事の仕方として、当然どこかの学校に属して日本語教師として活躍する方もいれば、プライベートで教えられる方もいると思います。その中で最近、脚光を浴びまた、実際に活用されているオンライン授業で日本語教師として活躍する機会も増えてきています。実際に英語教師に関しては以前よりオンラインの授業が活用されています。当然日本語教師の世界でもこのオンラインでの授業は仕事の仕方としての選択肢となり、その機会はますます増えていく傾向となると思います。よって、講座終了後、オンラインで日本語教師として活躍するために、オンラインレッスンの基本的なテクニックやそのレッスン例なども講座内容に入れていますので、こちらも活用ください。
〇日本語教師養成講座420時間の修了証発行
全ての課題(全20課題)を修了すると英語と和文にて420時間の修了証の発行をします
〇驚異の修了率
通常通信講座は途中で断念をしてしまう可能性があるとよく言われていますが、この講座は修了率80%以上です。一般的な通信講座が15%ほどの修了率と言われていますのでそれと比べると驚異の修了率です。これは、添削をする講師からの指導が継続をしたい気持ちにさせるためと評価を受けています。
〇日本語教育能力検定試験合格への指導内容もあり
あくまでも日本語教師養成講座420時間の講座なので、日本語教育能力検定試験合格対策の講座ではありませんが、全20課題の提出の際に、この日本語教育能力検定試験に対しての設問を設けています。必要な方はその設問にも答えて頂き、添削結果としてその解説もしてくれますので、それらを復習することでこの検定試験に対する学習と準備をしていることとなります。当然普段の授業の中で、この検定試験に出る問題に関連する内容は学習しているので、その復習含めての設問となります。
【こんな方にお薦め ‐ 通信で日本語教師養成講座420時間】
◇ 将来、日本語教師を目指している
◇ 日本や日本語、日本文化を外国人に教えることに興味のある
◇ 直接法、間接法の両方を習得したい
◇ 将来オンラインでも日本語教師として活躍したい
◇ リーズナブルに420時間の資格を取得したい
◇ 日本語教育能力検定試験の合格を目指している
◇ 英語を使って日本語を指導したい!
◇ 海外において現役の日本語教師だが、キャリアアップとしての資格取得
◇ 現在海外在住者で本格的に日本語指導法を勉強をしてみたい
◇ 地方に住んでいるので通学して受講することが難しい
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◆ 今、自分ができることって何だろう!ポジティブに先を見据える
【ジャパセン(BBI)が適用する日本語教師養成講座420時間】
通学コース: BBICシドニーで日本語教師養成講座(全11週間)
通信コース: WJLC通信で日本語教師養成講座
≪ジャパセン(BBI)の学校部門≫
〇 ジャパセンのTOEIC集中講習及びTOEIC公式テストセンター
〇 日本語教師養成講座420時間
〇 BBIC Japanese Language School in Sydney
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【ジャパセンの語学学校・専門学校情報】
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