社会人留学・ワーホリのその後はどうなる?帰国後のキャリアと後...
「社会人留学後は就職できない」「ワーホリで人生終わった」など社会人留学・ワーホリ後のネガティブな意見が多く、留学を迷っ…
こんにちは。ジャパンセンターオーストラリアです。
さて、実際にジャパセンの日本語教師養成講座420時間を卒業したスタッフである私だからこそ伝えられる内容を皆さんに共有できたらとブログに書いている『卒業生が語る!ジャパセンの日本語教師養成講座420時間』シリーズです。以下の内容どうぞご参考ください。
さて、前回のブログでは世界の日本語学習者数をランキングでご紹介したと共に、現在は世界で日本語を学ぶ外国人が385万人にのぼっていることも皆さんにお伝えしました。皆さんにこういった情報を共有するにあたり参考にさせて頂いた国際交流基金の【2018年度海外日本語教育機関調査】では前回お伝えをした世界の日本語学習者数以外にもいくつか調査項目がありました。そのため今回のブログではその他の項目についても最新の世界の日本語教育事情として皆さんにお伝えができたらと思っています!
今回皆さんに共有するのは、ずばり現在、世界のいくつの国と地域に日本語教育機関があるのだろう?また現在世界で日本語教育機関が一番多い国はどの国なのだろう?ということです。前回ご紹介した日本語学習者数ランキングと比例するのではないかと思いきや各国の日本語教育機関のランキングは少し違う結果になりましたので皆さんお伝えができればと思います!
それではランキングに入る前に、現在世界ではいくつの国と地域で日本語教育が行われているのか、見ていきます。現在、世界全体でみると日本語教育が実施されている国・地域は合計で142か国・地域であることが今回のこの調査で分かりました!またこの数はこの調査が始められた1974年からみて過去最多となり、これまで比較的日本語教育が盛んでなかった国・地域にも日本語教育が広がっていっていることが分かりました。現在世界は、192の国と地域がありますので、その中でも142か国・地域となると、かなりの割合になってきていることが分かります。またこれに比例する様なかたちで、海外の日本語教育機関の数は、18,604機関であることは分かり、こちらも過去最多の数となりました。これは中国、インドネシア、ベトナム、ミャンマー等で大きく増加したがこの結果に結びついた大きな理由であったようです。前回のブログでもベトナムでここ3年間、日本語学習者数が急速に増えていることを紹介しましたが、この結果からも今後注目すべき国の1つであるといえるかもしれませんね。
世界の日本語教育機関 上位10位~6位の国
それではいよいよ国別でみていきます。まずは世界の日本語教育機関数の多い、上位10位~6位までを発表させていただければと思います。皆さんご自身でもこの順位に該当しそうな国を予想してみてください!それでは以下が10位~6位までの国となります。
順位 国 機関数
6位 台湾 846 (機関)
7位 ベトナム 818
8位 タイ 659
9位 ミャンマー 400
10位 ブラジル 380
以上が10位~6位までとなります。皆さん予想は当たりましたか?10位にブラジルがランクインしていることは個人的に少し驚きました。前回の日本語学習者数ランキングではランクインがなかった南米の地域でも日本語教育が盛んに行われているということですね。またベトナムでは前回調査(2015年度)と比べると3年間で599機関も増加していたようです。3年間でこれだけの機関が急増しているのも驚きです。
世界の日本語教育機関 上位5位~1位の国
それではいよいよ上位5位~1位までを見ていきます。以下が結果となります。
順位 国 機関数
1位 韓国 2,998
2位 インドネシア 2,842
3位 中国 2,435
4位 オーストラリア 1,764
5位 米国 1,445
以上となりますが、皆さんいかがしたでしょうか。日本語学習者ランキングでは1位だった中国が今回も1位と予想した方が多かったのではないでしょうか。しかし、意外にも教育機関で見ると3位となり、韓国が世界で一番日本語教育機関が多い国となっています。韓国は日本からもとっても近く、行ったことがある方も多いかと思いますが、都心にはいたるところで日本語学校の看板が見受けられたりしますよね。私の友人にも将来日本で働きたい!という韓国人の子がいます。その友人は韓国で小さい頃から日本語学校に通い、今では私との会話は英語ではなく全て日本語を使用していたりもします。
こように現在では世界では142の国と地域に日本語教育機関があり、またその機関も年と共に増えていることが分かるかと思います。近い将来で全世界の国と地域で日本語が学ばれる日が来るのもそう遠くないかもしれません。
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今回挙げた例は本当にこの講座のほんのひと握りにも過ぎず講座の中ではこういった様々な日本語を「文法的」また「理論的」に学んでいきます。これからも私がこの講座を受けて感じたこと、また皆さんと共有したい!と思ったことをトピックとして挙げシェアさせて頂ければと思います!
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