つい先日10月5日に、ジャパンファンデーション(国際交流基金)より、最新の世界の日本語学習者数の英語バージョンが発表されました。このジャパファン(ジャパンファンデーション)の日本語学習者数の発表は3年ごとに行われており、最新では2018年の人数の発表となっていますが、今回はその英語バージョンです。
このジャパンファンデーションの世界の日本語学習者数の発表は、毎回、各国の日本語教育機関や日本語学習者数などを調査しているので、オフィシャルな数字としてとらえることができ、これを見ることでその時々の日本語学習者の数や、日本語教育機関、日本語教師数などを世界全体でも各国でも見ることができるので、日本語教師になりたいと思っている方々はとても参考となるデーターかと思います。
ジャパセンがある、オーストラリアの日本語学習者数は、引き続き世界第4位で、英語圏では断トツの40万人の日本語学習者数でした。最近の傾向として、中国、インドネシア、韓国そしてオーストラリアという日本語学習者数の順位ですが、上位10か国はほぼアジア圏の国々です。前回の2015年調査時からの日本語学習者数の伸びを見ると上記10か国前後の中では、6位のベトナムが169%アップ、12位のミャンマーが215%アップと大幅に増えています。ベトナムからの日本への留学生が急上昇したのもうなずける数字ですね。また、オーストラリアも13.4%上昇と貢献していますが、トルクメニスタンなんて6551%(42名⇒3259名)の上昇でした!
どんな数字やねん!とちょっと突っ込みを入れたくなりますが、すごい上昇率ですね。将来日本語教師を目指す方にとってこの各国上昇率やその学習者数は、ご自身がどこで仕事をしていくかなどを考えた時にとても参考となる情報になると思います。
因みに、前回の2015年時から今回発表の2018年時の世界の日本語学習者数は5.4%の上昇で引き続き上昇傾向にあり、世界で385万人ほどの日本語学習者数がいるとのことでした。これらは日本語教育機関で学習している数字なので、当然もっと多くの日本語学習者やそのポテンシャルがいるという事が想像できると思います。
日本語教師として働いていくには、日本に来る留学生相手に日本の日本語学校で働くことや、上記の日本語の学習者がいる国で日本語教師として働くか、そして昨今注目を浴びているインターネットを介してオンライン上で指導をしていくか等、今は多くの働き方があると思います。
一般的に日本でも働き方改革と呼ばれていますが、こういった日本語教師などの教育業界の中でもオンラインを使った指導方法は増えてきています。実際に大学でもインターネット上での講義が増えていますし、ジャパセンでも再三伝えていますが、オーストラリアの英語学校もオンラインでの授業をしていますので、オーストラリアに留学に来ずとも日本にいながら英語学習ができる様になってきています。
それでも引き続き、学校に通学してそこで日本語を教えるそして学習することが、日本にある日本語学校でも世界各国にある日本語教育機関でも普通に行われていることでしょうから、そこで日本語教師として働いていく事が一つの目途となると思います。ただ、オンラインでの日本語指導という働き方は、恐らく今後ますます増え続ける指導方法の一つとなりえるかなと思います。
また、世界を相手に日本人ができる仕事の一つとしてこの日本語教師は、ますますグローバル化が進む昨今ではとても魅力的な仕事であり、世界的に日本語学習者数の上昇も相まって、日本で世界で活躍する日本人が目指す仕事の一つにになるのではと思います!
いずれにしても、正式に日本語教師になるためには、日本語がきちんと指導できる知識とそのスキルを持ち合わせていないといけません。例えば、『私は、山田です』と『私が、山田です』の『私は』と『私が』の違いをきちんと説明できたり、『すわってください』、『読んでください』、『聞いてください』の『~ください』の前には動詞がありますが、『すわる』『読む』『聞く』が、ある一定の変化をして『ください』につながっていきますが、そのルールの知識や変化の仕方、そしてその教え方を知らないと、全く日本語がわからない学習者に体系的に教えることができません。
私たちが英語を勉強した時に、文法がわかった上で、文書がどのように変化をするかを体系的に学習をして、普段使う英語表現の際にもそのルールにのっとって、またそのことに注意をして英文を書いたり発話したりしていますが、英語のネイティブでない私たち日本人は、そういったルールを知ることで何とか他の言語を扱うようになってきています。
日本語学習者にとっても同様の事が起こっていて、私たちネイティブの日本人は何も意識をせずして日本語を書いたり発話していますが、日本語学習者の彼らにとってはそのルールなどを体系的に知らないと、なかなか扱えないのです。つまりその、いかに体系的に日本語を指導できるかを知っているのが日本語教師となり、その知識やスキルを持っている証として日本語教師の資格があります。
日本語教師の資格には大きく分けて、3つあります。大学での日本語教員課程修了、日本語教育能力検定試験合格、そして、日本語教師養成講座420時間修了です。
このいずれかの資格を持っていることで、日本でも、上記の様な世界の国々でもそしてオンラインで上でも日本語教師として活躍をしていく事ができるのです。
ジャパセンは、オーストラリアは、シドニーに本社を持っていて、そこには、通学での日本語教師養成講座420時間の講座を運営しています。ただ、現在はコロナ禍の関係で講座自身は休講中です。
一方、オール通信で学習できる通信で日本語教師養成講座420時間は、引き続き対応をしており、毎月10名様前後の方々が、受講を開始しています。
この通信で日本語教師養成講座420時間の最大の特長は、世界のどこにいても通信という手段を使って学習ができるという事です。それこそオンラインでの学習が普通になってきている現在ですが、30年以上も前からこのスタイルで、日本語教師養成講座の受講を促してきました。それは、日本であったとしても離島に住んでいることから学習したくても通学ができないなど学習機会に不平等さがあったことや、オーストラリアの学校から配信をしていますが、オーストラリアなど、海外に暮らしていると身近な外国人に日本語や日本文化を教えることがとても多く、それは世界のどこででも起きている普通の事象であるだろうと予想できることから、世界に既に住んでいる又は留学等で一時的に滞在をしている日本人が、この日本語をきちんと教えたいという気持ちを持つことが普通であるだろうと思い、その方々のためにも通信という手段を使って日本語教師の知識や指導方法を習得できる講座として開発したのです。
よって、当然、日本語教師が知らなければいけない例えば、音声学やローマ字表記での日本語などの知識、文法、指導方法などが必要なすべての知識とスキルを網羅した講座として皆さんに提供をしています。
毎年500名前後の方々が卒業をされていきますが、講座を修了された方は、その住んでいる国で日本語教師として活躍をされている方々は当然のごとく多く、また、日本国内でも日本語教師として活躍をされている方々もとても多いです。また、それこそオンラインで日本語教師として活躍をされていく方々も現在増えているところです。
上記の通りに、世界ではますますの日本語学習者が増えています。経済大国である日本ですから、日本語ができた方がいいと経済的な背景から日本語学習を必要としている日本語学習者もいますし、単純に日本のアニメ、日本食、日本のファッション、日本文化等から、日本や日本語に興味がる日本語学習者もいます。外国に住んでいると日本や日本人がとても評価されることが多い事を体感します。真面目さ、勤勉さ、正直者、安心感など、おおよそ日本人は世界の人から好かれている国民だと思います。つまり、日本語や日本を好きになってくれる外国人はますます増える土台がここにあります。
以上のように、またジャパンファンデーションからの発表の通りに、世界の日本語学習者はどんどん増えています。従って、その人たちに日本語を教えられる日本語教師の需要はますます高くなります。日本含めて、世界中にいる日本人の方々には、将来、日本語教師になる可能性が秘められています。この日本語教師の仕事をしてみたいと感じている方は、是非この通信で日本語教師用背講座420時間をを通じて日本語教師に必要な知識やスキルを身に着けてみて下さい。
世界のどこにいても学習ができます!
この通信で日本語教師養成講座420時間(前半通学含む)ですが、講座としては以下が、その概要となります。また、特長やこの講座受講に適している方などのサンプルを記載していますので、下記どうぞご参考ください。
【通信で日本語教師養成講座420時間概要】
受講費用: 1740豪ドル(目安:139200円、1豪ドル=80円としてもし計算をした時)
受講時期: いつでも受講開始可能
受講場所: ご自身の住んでいる場所で通信で学習いただきます(途中で引っ越し等があっても問題ありません)
受講期間: 平均、半年間から1年間
受講猶予期間: 最大3年間まで
課題: 全20回の課題を提出。1課題10問ずつの設問に記述式で回答
講座の進め方: テキストに沿って1課題ずつ学習し最後に課題を提出。その後添削されて戻ってきてから復習をし、次の課題へ。
受講環境: インターネットが通じる環境であればどこにいても可能
前半通学という方法: 上記の通りに前半部分を通学に取って代わることが可能です、その場合はその日程にシドニーにある学校に通学をして頂くことが必要となります。また、それを修了し後半を通信で修了することで、オール通信と同じ420時間の修了証の発行となります
2021年前半の通学コース日程
4月12日(月)~ 4月23日(金)
6月28日(月)~ 7月9日(金)
10月11日(月)~ 10月22日(金)
※授業時間は毎日午後1時から午後5時半まで
お申し込み方法: 以下のオンラインからお申込み
> 通信で日本語教師養成講座420時間お申込み(前半通学含む)
授業料支払い方法: クレジットカード(最大5回までの分割可能)またはオーストラリアか日本の口座へご送金
受講開始: お申し込み後、すぐに教材発送手続き
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【通信で日本語教師養成講座420時間の特長】
〇学習場所を選ばない
日本にいてもオーストラリアにいても世界のどこにいても受講が可能です。日本の場合は、通学したいものの立地上、通学が難しい方にも最適です
〇受講条件がない
どなたでも受講が可能です。年齢、学歴、職業等関係なく受講したいと思った方どなたでも受講が可能です。
〇安い授業料
恐らく420時間の日本語教師養成講座の中で最安値の講座費用だと思います。オーストラリアドルで1740ドルですが、例えば為替レートが1豪ドル=80円だとした場合139200円で420時間の修了証が取得できます。その金額だと日本の日本語教師養成講座の費用の約1/5の費用です(日本円換算額は為替レートによって異なる)。
〇間接法も習得できる
この日本語教師養成講座は基本的には直接法(日本語を使って日本語を指導する指導方法)が主体の講座が多いです。この通信講座もその直接法ももちろん学習しますが、英語を使って日本語を教える間接法も学習します。この間接法は実はビギナーレベルの日本語学習者にはとても有効な指導方法で、従って、それを習得することによりいろいろなレベルの日本語学習者に適切に指導することが可能です。また、英語話者に詳細指導をしたい場合はこの講座はより最適な講座です。
〇オンライン授業への講座もあり
ますますインターネットが活用されている時代となってきました。将来日本語教師になった時の仕事の仕方として、当然どこかの学校に属して日本語教師として活躍する方もいれば、プライベートで教えられる方もいると思います。その中で最近、脚光を浴びまた、実際に活用されているオンライン授業で日本語教師として活躍する機会も増えてきています。実際に英語教師に関しては以前よりオンラインの授業が活用されています。当然日本語教師の世界でもこのオンラインでの授業は仕事の仕方としての選択肢となり、その機会はますます増えていく傾向となると思います。よって、講座終了後、オンラインで日本語教師として活躍するために、オンラインレッスンの基本的なテクニックやそのレッスン例なども講座内容に入れていますので、こちらも活用ください。
〇日本語教師養成講座420時間の修了証発行
全ての課題(全20課題)を修了すると英語と和文にて420時間の修了証の発行をします
〇驚異の修了率
通常通信講座は途中で断念をしてしまう可能性があるとよく言われていますが、この講座は修了率80%以上です。一般的な通信講座が15%ほどの修了率と言われていますのでそれと比べると驚異の修了率です。これは、添削をする講師からの指導が継続をしたい気持ちにさせるためと評価を受けています。
【こんな方にお薦め ‐ 通信で日本語教師養成講座420時間】
◇ 将来、日本語教師を目指している
◇ 日本や日本語、日本文化を外国人に教えることに興味のある
◇ 直接法、間接法の両方を習得したい
◇ 将来オンラインでも日本語教師として活躍したい
◇ リーズナブルに420時間の資格を取得したい
◇ 英語を使って日本語を指導したい!
◇ 海外において現役の日本語教師だが、キャリアアップとしての資格取得
◇ 現在海外在住者で本格的に日本語指導法を勉強をしてみたい
◇ 地方に住んでいるので通学して受講することが難しい
現在、コロナウィルスの影響で、世の中は、インターネットに頼る生活にシフトしてきていると思います。教育においても同様に、Zoomなどを使ってオンライン上での英語の授業があったり、企業でもオンライン上でミーティングをしたりと、逆にこういった方法を考えさせられたきっかけにもなったかもしれません。
そのこともあって、オンラインを使った形でのサービスの提供は今後も注目を浴びる内容となりえ、実際に多くの英語学校が英語の授業をオンライン上で取り入れています。日本語の授業に関しても以前よりオンラインで行われているものもたくさんありますが、それに拍車をかけてくる可能性があるのではと予想されます。
従って、この通信で日本語教師養成講座420時間の講座内容の中に、このオンラインで授業をするにはどうしていけばいいかを導入しています。今後オンラインを利用して世界中の日本語学習者相手に授業をすることも大いにあり得る事だと思いますし、新しい日本語教師の仕事方法となると思います。こういったところも是非、この講座で多く吸収して今後に備えて頂ければと思っています。
【ジャパセン(BBI)が適用する日本語教師養成講座420時間】
通学コース: BBICシドニーで日本語教師養成講座(全11週間)
通信コース: WJLC通信で日本語教師養成講座
≪ジャパセン(BBI)の学校部門≫
〇 ジャパセンのTOEIC集中講習及びTOEIC公式テストセンター
〇 日本語教師養成講座420時間
〇 BBIC Japanese Language School in Sydney
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【ジャパセンの語学学校・専門学校情報】
◇ 語学学校・専門学校情報トップ
◇ オーストラリアの地域(エリア)から選ぶ
◇ 語学学校から選ぶ(目的別英語コースの紹介)
◇ 専門学校から選ぶ(ビジネスコース、クッカリー、ビューティーコースなど)
〇 今月のキャンペーン
◎ オーストラリアに行って見学してから学校を決める方法!
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