オーストラリアへのワーキングホリデーや学生ビザを使っての留学、また観光ビザを使っての短期留学やボランティアワークなど、それらのビザを使ってオーストラリアに渡航し、いろいろなことができることなどご存じですか。もちろんこれは、例えばカナダやイギリス、ニュージーランドなどでも可能なことですが、オーストラリアは、よりいろいろと可能性を秘めている国なのではないかと思います。今日は特にビザ上の切り口から、その辺を紹介してみたいと思います。今後オーストラリアや海外に留学を考えている方々は、是非参考とされてみて下さい。
尚、現在はコロナ禍のため、渡航はできませんが、いざ、それが明けた時にどのように対応や準備をしていけばいいか等、是非参考とされてみて下さい(2020年11月現在)。
また、記載している内容は、既にオーストラリアにいらっしゃる方にも合った内容も含まれます。どうぞそういった方々も参考とされてみて下さい。
まず、留学先として、滞在先として、日本人にとって他の国との違いがオーストラリアにはかなりあります。いくつか紹介をしていきたいと思います。
日本との時差
通常時期で時差が1時間、オーストラリアのサマータイム時で時差が2時間(いずれもシドニー時間と比較をした時)と、英語圏の国の中では日本とほとんど時差がない事が大きな特長です。これにより日本にいる家族の方ともラインなどであまり時間に関係なく連絡を取り合えるのはかなりなメリットかと思います。
治安
まずアメリカのような銃社会ではないので、そういった基本的な安心感があります。また、夜中に女性の一人歩きやタクシーに乗ることなど普通に行われている国です。イメージとしては日本にいるのとあまり変わらない感じです。ただ、もちろん日本でも犯罪があるようにオーストラリアでも起こります。特にひったくりなど軽犯罪が多いのでその辺は要注意かと思います。ただ、一般的には安全に暮らせる国の一つかと思います。日本の高校生の海外修学旅行において欧米圏で一番に選ばれている要因もそのあたりだと思います。
親日国
一般的にオーストラリア人は日本や日本人が好きです。アニメやゲーム、日本食やファッションなどの日本文化に自然と興味を持っている人が多いです。これは、世界における日本語学習者数が世界で第4位、英語圏では断トツの1位というところからも窺うことができるところだと思います。また経済的に日本はオーストラリアにとって輸出入の貿易相手国として、いずれもベスト3に入ってくる国です。経済的な背景からも日本は切っても切れない関係の国と言えます。アジア圏ではワーキングホリデービザを一番最初に組んだ国という事からもその様子が窺えると思います。
学生ビザでアルバイト、働くことができる
これは大きな特長の一つだと思います。イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど英語圏の国では、学生ビザでは普通に働くことができないと思います。ごく一部ホリデー中にキャンパス内のカフェ等で働くことはできるところもあるようですが。。オーストラリアは、生活の足しとするために就学中もアルバイトをすることが可能です。就学中は週20時間までとなりますが、ホリデー中は無制限に働くことができます。授業料、生活費など何かと留学中は費用が掛かりますが、オーストラリアはそれを自らでサポートできる環境下ですので、この点はとても大きいのではないでしょうか。尚、ワーキングホリデービザも取れる国なので、ワーホリの人たちは、同一雇用主の下6か月間までという条件はあるもののいつでもフルタイムで働ける環境下もとてもいい手助けとなると思います。
ビザ上、様々な可能性が潜んでいる
短期留学で利用する観光ビザ以外、ワーキングホリデービザ、学生ビザ、卒業生ビザなど、勉強をしたり、働いたり、旅行したり、普通に生活したりなどとても多くの事ができます(それぞれに条件あり)。更にワーキングホリデービザはそのビザだけで最大3年間の滞在が可能ですし、学生ビザであったり、その後の卒業生ビザを絡めたりするとより長く滞在が可能です。更に、計画的に進めることで就労ビザや永住権の取得の可能性もある国です(多くの条件がありますので、簡単という意味ではありません)。
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以上がまずは知っておいてほしい、留学先、海外滞在先のオーストラリアとしての特長です。自分自身が行きたい国に行く事が一番ですが、オーストラリアは結構メリットのある英語圏の国と言えると思います。勉強をしながら働くことができるなど、コストを抑えたり、生活の足しにしたり、海外にいながら生活を成り立たせることができることがオーストラリアの大きな特長かと思います。
まず、生活をしていく上で、オーストラリアの魅力を上記で感じて頂いたと思いますが、オーストラリアに留学に行く、長期滞在をすると行くと決めた時、その留学等の目的によって利用方法が異なります。短期留学で英語を勉強したい、ボランティアをしたい、なるべく長期に亘って海外滞在をしたい、できれば就労ビザや永住権を取りたいなど、オーストラリアはいろいろと十分に叶えられる国ですが、その秘めたる多くの可能性を主にビザの見地から以下紹介をしていきたいと思います。以下どうぞご参考下さい。
3か月間までであれば観光ビザでオーストラリアに入国ができます。そして、最大12週間まで語学学校等に行って英語を勉強することも可能です。唯一働くことができないのでその点がないですが、短期でオーストラリアを利用する場合はとても便利なビザとなります。特にETASと呼ばれる簡易電子観光ビザは、簡単に取得ができ1年間の有効期限があり、1回の滞在期間は3か月間までですが、1年の猶予の中では何度でも出入国が可能なのでとても便利です。
春休み、夏休みなどを利用しての留学や短期だけど旅行ではない違って経験を海外でしてみたいなどと考えているときにとても適したビザでの渡航となります。
オーストラリアの観光ビザでできるもの
・最大12週間までの就学(語学学校等)
・最大3か月間までの海外ボランティアワーク
・上記両方の組み合わせ
・親子ホームステイ
・観光や生活などの滞在
ワーキングホリデービザは、30歳までの方に発給されるビザで、見る、働く、学ぶ、遊ぶ(るくぶぶ、JTBの『るるぶ(見る食べる遊ぶ)』みたいですね(笑))が、自由にできるビザです。本当に使い勝手の良いビザで、海外初心者から計画的に海外で何かをしたい、将来の就労ビザ、永住権を狙いたいという方のスタートとしてなど、多くの目的の方に適したビザです。
1年間の滞在が許可されるビザなので、1年の間、上記をすることができるのですが、条件を満たせば、最大3年間このワーホリビザで滞在することもできるビザです。連続して3年間でもいいし、タイミングのいい時に2回目のセカンドワーホリとして来てもいいです。もちろん、ワーキングホリデービザから学生ビザに切り替えて、更に学生ビザで滞在を延長することも可能です。その方のキャリアや年齢等にもよりますが、学生ビザに切り替えたあと、向こう5年間くらい滞在することも不可能ではないので、ワーホリビザから学生ビザに切り替えて、合計5から8年くらいオーストラリアに滞在することが可能です。先にお伝えの通りにいずれのビザも働くことができるので(あくまでも生活をサポートするという意味で)、海外での長期生活をしてみたいなどの場合、それが叶えられる環境下です。
因みに、最初に例えば学生ビザを取って英語力アップで1年間くらい留学をして、その後にこのワーキングホリデービザを取って、そこから最大3年間このビザで滞在することも可能です。この場合は、英語力がある程度身についた後なので、そして自由にいろいろとできるワーホリビザで、学費等のコストをかけることなく、その後3年間何かをすることなどの方法も可能です。
大学を休学してとか、高校、短大卒業後とか、社会人になってからキャリアアップのためにとか、30歳までであればどのタイミングでも生かせる都合のいいビザです。
オーストラリアのワーホリビザでできるもの
・最大4か月間までの就学
・同一雇用主の下最大6か月間までの就労(フルタイム可能)
・旅行する、観光する
・生活をする
・長期インターンシップする、ボランティアする
・セカンド、サードのワーホリビザが取れる(条件要)
・学生ビザに切り替えてさらに長期滞在が可能
ワーホリで3年間 and more オーストラリア滞在計画
ワーホリビザから学生ビザに切り替える
学生ビザは、授業料を払った分、またはそのコースの修了まで、基本的に滞在ができるビザです。英語を勉強するために語学学校に通学する、オーストラリアの大学に行くなどというのが一番わかりやすい学生ビザでの滞在方法ですが、ビジネスカレッジに行くとか、シェフの資格を取るための専門学校に行くとか、多くの他の選択肢があります。
特に、一度、語学留学やワーホリなどでオーストラリアに来たことがある人や、それにて滞在をしていた人が更なるオーストラリアでの滞在を延長をしたい際に学生ビザを取ってこのビジネスカレッジなどに通学し、その分長くオーストラリアに滞在をすることは王道の道です。
因みに、自由度の高いという意味で第二のワーホリビザと呼ばれる卒業生ビザというのがありますが(働く学ぶなど自由に何でもできる)、この卒業生ビザは、学生ビザからある一定の条件を満たすことで取れるものです。これを取ることでその後の就労ビザや永住権に結び付けていく事可能性がより出てくるもので、そのためにまずは学生ビザからスタートするという事となります。これらは、日本にいる時にはあまり知らない情報だと思いますが、こういったことを最初から目論んで、留学をしていく、どのようにそれに向けてアプローチをするかなどが叶えられる可能性のある方法です。
オーストラリアの学生ビザでできるもの
・4か月間以上の英語習得のための就学(3か月間以内は通常は観光ビザ)
・専門分野を学習するビジネスカレッジ等での就学
・オーストラリアの大学等での就学
・1回の学生ビザで最大5年間の滞在が可能
・語学学校、ビジネスカレッジ、大学など多くの就学目的に応じて就学ができる
・アルバイト等仕事をすることができる(就学中は週20時間まで、ホリデー中は無制限)
・ホリデー中など旅行する、観光する
・生活をする
・ホリデー期間を利用したインターンシップやボランティア活動
・観光ビザ、ワーホリビザから学生ビザに切り替え可能
・卒業生ビザ(1.5年~)が取得できる(条件あり)
・学生ビザから就労ビザ、永住権へと結びつけられる可能性がある
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まとめ!専門学校ビジネスカレッジ選択時の項目別ヒント
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以上いかがでしょうか。単に、語学留学という事でオーストラリアへの渡航を考えてもいいのですが、上記はあくまでも概要ではありますが、オーストラリアは海外で何かをしたい、長く滞在したいなどの時に、とても可能性が溢れていることお分かりいただけたでしょうか。
観光ビザでもできることが多い事がお分かりいただけたでしょうし、ワーキングホリデービザは本当に自由度が高く、最大3年間もいることができますし、学生ビザは、ご自身が勉強をしたいことで取るビザですが、その後に卒業生ビザや就労ビザ、永住権などへの道も可能性を秘めているビザであり、計画的に長期滞在をかなえることもできるビザです。
以上の様にオーストラリアへのワーホリと留学は多くの可能性があふれています。それぞれの目的に応じて、どのようにオーストラリアのワーホリや留学を利用して、その後につなげていくか、検討するヒントとされてみて下さい。
尚、実際には目的や状況によって様々かと思いますので、何かあればお気軽にお問い合わせがご相談ください。そちらに応じて適したものを紹介させて頂ければと思います。
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また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。
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留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。
これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。
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