ワーキングホリデーや留学に来る目的は様々だと思います。でも、オーストラリアなど英語圏に来るのであれば、やはり英語は切っても切り離すことのできないものです。だから、ワーホリで来た人でも最初の数か月間は、英語学校など一定の英語力を身につけるために、通学をすると思います。
ただ、その英語力もどこまで上げるかは、その人それぞれの目的によるので、ある程度生活ができればいい方から、ビジネス上でも使える英語力を身に着けたい方まで様々いると思います。
さて、その英語力、集大成として英語の資格を取りたい方も結構いらっしゃいます。資格があることで、ご自身の英語力証明にもなりますし、自信にもなりますし、就職や進学に役立てることができるからです。英語の資格としてはいろいろとあると思いますが、その内、今日は、IELTS、TOEIC、ケンブリッジ検定試験に関して、どれを実際に勉強したらいいのか、目的別に紹介をしてみたいと思います。
英語の資格を取りたいが、何を取ったらいいのか、何がどこにどう利用できるのかなど、紹介してみたいと思います。ご自身の今後の計画の時に取得すべき英語の資格はなんであるか、どうぞこのブログ記事を参考に検討されてみて下さい。
純粋な英語の資格として思いつくのが、日本においては、英検、TOEFL、TOEICあたりが有名でしょうか。加えてオーストラリアなどイギリス系では、IELTS、ケンブリッジ検定試験などが出てくると思います。また、英語自身の資格ではありませんが、関連する英語の資格として英語教師になるための資格、J-shineやTESOLなども出てくると思います。
この様にざっと挙げただけでも多くの英語に関する資格がありますが、どの資格を取るべきか、どの資格が自分にとって有効であるのかは、なかなかわかりづらいですよね。今日は、特に現在オーストラリアにいる人、または今後オーストラリア(またはイギリス系列、コモンウェルスの国)に留学したい人などが、それぞれの英語の資格がどういったものであるのか、そしてそれをどう利用していけばいいのかを紹介してみたいと思います。
従って、ここでは、その代表的なものとして、IELTS、ケンブリッジ検定試験、TOEICに関してお伝えをしていければと思います。
※TOEFLはアメリカの大学進学等によく利用されています、英検は主に中高校生に活用される英語の資格です
言わずと知れた、いずれも英語の能力を計る英語の試験です。これらの試験結果によっては、高い英語力の証明のみならず、進学や就職等に役立てることとなります。従って、いずれも英語の資格として活用できるもので、どういったケースであっても利用できるものですが、それらがより効果的に活用できる場所はそれぞれ異なります。
では、それぞれの取得目的と活用法に関してお知らせをしてみたいと思います。
IELTSは、読む・書く・聞く・話すの4技能を計るテストです。それぞれの分野において点数化されて、また総合での点数も出されます。点数は0.5点刻みで最高点は9.0点です。また、ジェネラルモジュールとアカデミックモジュールと2種類の試験があり、ジェネラルモジュールは一般的なものやビザ取得の際に、アカデミックモジュールは進学等の際に主に利用される試験です。一般的に、6.0点あたりがあるとある程度、英語力があると評価される点数となります。
このIELTSは日本ではまだまだなじみが低いかもしれません。ただ、イギリスをはじめオーストラリア、ニュージーランド、カナダなどイギリス系の国では有名な英語の資格試験です。4つの技能が計られますので、その試験対策などを行っている英語学校などでは、それぞれの分野において点数が上がるようにしっかりと授業が施されています。従って、単純に基礎英語力を上げるためにこのIELTSの試験対策コースを取ってもいいですし、腕試しとして試験を受けてもいいと思います。
日本にいる方でこのIELTSを受ける方々は、例えば上記の様なイギリス系の国々で高校進学するとか、大学に進むとか考えている人は、恐らく目にしたこともあるのではと思いますし、実際に試験を受けているケースも多いのではと思います。
また、それぞれの国においては、同様に進学の際にこのIELTSの点数提示が英語力証明の一つとして求められることが多いです。
また、学生ビザ、就労ビザ、永住権など、ビザ申請時に提出資料としてIELTSが利用されていることも多いです。オーストラリアなどで、就労ビザや永住権などを狙っている方々は、このIELTSの点数が、取得できるかどうかの条件を握っていることもあるので、その際にも多く利用されます。
つまり、IELTSは4技能を計る英語試験なので、4技能をしっかりと勉強したい、4技能それぞれの英語力を図りたいなどの英語力の側面として利用をすることはありますが、多くのケースが、イギリス系の国々での進学やビザ取得の際に利用されるものとして、他の英語資格より抜きんでています。よって、その目的がある方はIELTSを受けるべきです。
IELTS試験対策コースは、オーストラリアの語学学校であればほとんどの学校でこのコースを持っています。入学条件として中上級程度以上の英語力などがあるので、通常は一般英語コースでそれくらいまでの英語力まで上げて、その後に必要に応じて受講される方が多い様です。
よって、ビザを取得する前に必要な点数に達するために受講する方や、オーストラリアの大学などの進学を目指して、同様に一般英語コースから入学し、IELTSコースなども経て、大学へ進学や編入をしていくケースが多いです。また、単純に4技能を上げるために受講される方もいます。
TOEICは、主に聞く・読むを計る英語の資格です。もちろん書く・話すの試験部門もあるのでそれらも受けるのであれば、同様に4技能を計る試験ともなりますが、一般的には聞く・読むの2つの部門を計る英語の試験として定着しているのではないでしょうか。それぞれ、5点刻みで満点が495点です。そしてそれが聞く・読むと2分野あるので10~990点満点の試験となります。600点程度以上で就職時の履歴書に書ける点数と言われ、730点以上で外資系などで必要とされる英語力と言われています。一般の生活シーンを題材にしていることもありますが、主にビジネスシーンで使われる英語に関して問われる試験の傾向があり、よって、英検は中高校くらいまで主流でもありますが、それ以降はTOEICが、日本の中では主流の英語資格の地位にいるのではないかと思われます。
このTOEICは、ズバリ、就職活動の際に一番その効果を発揮すると思います。日本の企業では採用時、社内異動時にこのTOEICの点数を採用しているところが70%以上とあり、その数字からも就職等の際にはTOEICの点数が必要であることを意識づけられる英語の資格証明という事となります。因みにこの就職の際のTOEICの点数は、日本の企業のみならず、アジアの企業においても有効です。従って、アジアでの就職活動を考えている方にも必要な試験と考えておいていいと思います。
なお、このTOEICの点数ですが、例えばTOEIC800点以上持っているとすると、かなり英語ができるのではないかという認識になると思いますが、実際にはビジネスシーンで使える英語力が伴っているかというと、そうではないケースもよくあります。これは、ビジネスシーンを題材に設問はしていますがその中で聞く、読むという事に特化されている試験なので、それが使いこなせるかどうかまでは計る内容とも言い切れないためです。おおむね、英語の試験とはそういった色合いがあり、どこまで点数が取れるかという事となることが多いのですが、TOEICもその典型的なところはあるのかなとは個人的には感じます。それは、実際にTOEIC800点以上を持っている方が、オーストラリアに留学しに来た時に、全く自分の英語が使えないことを目の当たりにしてショック受けている方々を多く見ているからです。
TOEICの高得点を取るには基礎文法の徹底理解、品詞の理解、ビジネスシーンでの英単語など多くの事を理解し知っていいないと取れないので、当然のごとく英語力を持っている証明とはなります。ただ、それが使いこなせるかという設問方法ではないためにこういった事象が起こりえます。
よって、TOEICは、主に就職時に、ご自身の基礎英語力がどの程度あるのかを証明するものとして活用することが一般的で、つまり、エントリーシートへの書き込みによって、英語力に関して一定の力がある人材として評価を頂く最大の英語資格となると思います。もちろん、面接時に留学してTOEICが200点上がりましたなど、一所懸命努力をする人物像としてのアピール材料に使うという手もありますが、一般的には書類で少なくともはねられない英語力証明として活用をしていけばいいのではと思います。
因みに、英語圏の国々でTOEICの英語コースを提供しているところは少ないです。シドニーにはかなり多くの語学学校がありますが、恐らく2~3校のみです。ジャパセンは、実はTOEIC公式テストセンターに任命されているので、点数アップのためのTOEIC集中講座を開講しているそのうちの一つの学校でもあります。
ケンブリッジ検定試験は、ヨーロッパ諸国やイギリス系の国々では有名な英語試験ですが、日本ではあまり知名度がない英語の試験かと思います。よって、こちらを持っていたとしてもその実力にピンとこない方も結構いる可能性のある資格かもしれません。でもジャパセンとしては一押しのとてもいい英語の資格だと認識しています。
こちらも名前から想像できると思いますが、イギリス系の国々でよく利用されている英語の資格です。IELTSと同様に読む・書く・聞く・話すの4技能を計る試験となり、加えて読む部門に今は含まれていますが、文法事項も計る試験形態となっています。
各部門の英語力を計るというものとしては、他の英語の試験と何も変わりはないですが、この試験と他の試験の大きな違いは、いかに実践の場面で英語が使いこなせるかを計る試験となっているので、ただ単に点数を取るために、施されている試験でもその試験対策のコースでもありません。つまり実践においての英語のコミュニケーション能力がどの程度あるかが計られる試験です。
全部で8つのレベル分けで試験が施され、それぞれのレベルにおいて上記の4技能が計られます。上から3番目のB2First(FCEレベル)というレベルに合格していると、ビジネスシーンで対応ができる英語力があると判断される力となります。
このケンブリッジ検定試験は、上記同様に英語の資格なので、IELTSと同様にイギリス系の国々では、進学の際や就職の際などに活用できる試験ですし、それらの国では、TOEICより十分に知名度があると思います。よって、そういった意向の下、活用をされてもいいかなとは思いますが、日本人に対しては、主に外資系や英語を使う部署で働くことが希望の場合、このケンブリッジ検定試験、特にFCEレベル以上を取っておくことはとても有効となると思います。
残念ながら、日本の就職の際にはさほど知名度もない部分もあるので、あまり伝わりづらいところがあります。従って、上記のTOEICの点数は、日本での就職の際には必須になるかと思いますが、上記でもお知らせしている通り、TOEICの点数では、実際にビジネスシーンで英語が使えるかどうかは何とも言いきれない事象が発生します。つまりそういった時にこのケンブリッジ検定試験を持っていると、とても役立つこととなり、実質的な英語力証明であり、実際に自分がその部署で働く時に困らない程度の英語力を持ち合わせていることとなります。
従って、ケンブリッジ検定試験、特にFCEレベル以上取得は、実際にビジネスシーンで使える英語力習得やその証明として活用を知ることがとても効果的だと思います。
ケンブリッジ検定試験対策コースは、オーストラリアなど英語圏の国にある英語学校では通常設定されていることが多いコースです。入学条件に中上級以上という事があるので(FCEレベルの場合)、IELTSコースと同様に、一般英語でその程度まで英語力を上げた後に、入学していくケースが多いです。通常12週間でコースが考えられていることが多いので、一般英語で英語力を上げることを考えると結構時間を掛けて取得する英語コースでもあります。そのため、費用もお金もかかるのですが、その分本当の英語力を身に着けていることになるので、そのことを真剣に思っている人には、間違いなくお勧めのコースとなると思います。
いかがでしょうか。IELTS、TOEIC、ケンブリッジ検定試験のそれぞれの英語資格の内容と特長、そしてそれの利用目的などがお分かりいただけたでしょうか。冒頭で話している通りに、どれも英語の資格ですので、単純にそれを証明するものとしてすべてが活用できます。ただ、その試験の特長や背景から、利用するに最も適切な場所があるので、それを今回は紹介してみました。
現在留学中、今後留学をしようと考えているとき、ご自身の目的によって、どこを目指せばいいかがこのように異なります。ぜひ上記を参考に、今後の留学プラン立てに活用してみて下さい。もちろん何かわからない点があればお気軽にご相談ください。
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ジャパセンは、長年、留学エージェントとして運営してきています。上記の様な必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿った適した学校の案内を得意としています。
一般英語、J-shineなどの英語教師の資格、ケンブリッジ検定試験、IELTS、ワーキングホリデーの方用のお得なコースなどの英語学校の紹介はもとより、その先の進学、専門学校も対応をしています。ビジネス系の学校に行きたい、手に職系の学校に行きたい、永住権につながるコースの選択など、皆さんの現状と目的に沿った学校紹介をしています。
また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。
また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。
留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。
これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。
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