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コロナ禍の事で打撃を受けた産業は多くあると思います。そのうちの一つ航空業界も大きな打撃を受けています。企業の運営もさることながら、人材採用に関しても、日本の大手航空会社の2021年度の新卒採用者に関しては中止をしたと発表されている様です。
航空業界の仕事もいろいろとありますが、その中でもキャビンアテンダントいわゆるCAやそしてグランドホストを目指していた人たちもとても多かったと思いますが、何とも言いきれない状況となりました。当然、採用枠がないとどうにも動けない状況となりますし、なかなか気持ちの切り替えも難しいところもあるのではないでしょうか。
中には内定ももらっていた方もいらっしゃると思いますので、新卒をあきらめて既卒枠で将来に向けて再度挑戦をするという事も出てくるのかもしれません。
いずれにしてもそういった皆さんにとっては大変な状況なのだと思いますので、簡単に気持ちを切り替えて前を向いてとは言いずらいですが、それでも本当に目指しているのであればどこかで切り替えて、次に備えて準備をしていかなければいけないのかもしれません。また、この業界は競争率も激しいと思いますので、ますますいろいろな意味で自分磨きが必要なのかもしれません。
調べてみると、CAやグランドホストになるにあたっては身長などの身体的条件はありますが、それ以外は英語力程度の条件があるくらいの様です。また、学歴に関しても必ずしも大卒ではなければいけないことはないようで、日本には多くのキャビンアテンダントを目指す専門学校もあるくらい、専門学校卒、短大卒、大学卒など、もちろん採用されやすい傾向にある大学や専門学校はあるようですが、基本は一律である様にも見受けます。
一般的には、新卒としては、専門学校、短大、大卒としての採用となるようで、既卒枠としては社会人からの転職としての対応となり、外資系の航空会社などもその際には特に視野に入ってくる傾向があるようです。
よって、大手企業の総合職など大卒などが条件であることも多い採用環境下の中、CAやグランドホストに関しては、多くの方が応募もできる環境下なのだと感じます。逆に言うとそういった環境下であるので競争率はとても高いのではと思います。
そんな競争率の高い採用枠でも特に女性にとってはやはり花形の職業(もちろん男性採用枠もあります)であるので、なりたい職業として憧れも含め上位に位置しているのではと思います。
そんな競争率の激しいキャビンアテンダントやグランドホストの仕事を得るためには、基本的に以下の事を押さえる必要があるのではと思います。当然これらの前に視力、身長、年齢などの条件もあると思います。
①英語力(TOEIC600点以上)
②他の言語力
③コミュニケーション力
④ホスピタリティ・マインド
⑤多文化理解
⑥体力、泳力、ファーストエイドなど
⑦日本人としての振る舞い
以下にそれぞれの内容を話してみたいと思います。
①英語力(TOEIC600点以上)
言わずと知れた学歴以外でおおよそどの航空会社でも条件に入ってきている内容です。従って、こちらは必須と考えた置いた方いいです。TOEIC600点程度以上とのことなので、そこまで実は高くない英語力になると思いますが、それでもない方は少なくともこの点数はクリアーしないと先に進めないと考えておいた方が良いと思います。
国際線ではTOEIC700点以上とか、外資系の航空会社では英語(会話)力が堪能であることが条件として出てくるケースもあるようです。
印象としてはもっと高い英語力が条件となるのではと思っていましたが、そこまで高い感じではないイメージです。でもこれは例えば国内線であればそこまで英語を使うわけではないし、英語を使う場面でもマニュアルがしっかりあるようでそれを覚えれば対応できる部分もあるからなのかもしれません。
でも、だからと言ってこの厳しい競争率を勝ち抜くためには、TOEIC600点程度でいいかどうかは希望されている皆さんがよくご存じではないかと思います。これが外資系の航空会社であればなおさらのこと普通にコミュニケーションが取れる英語会話力が必要であることは理解に難しくはないのではないでしょうか。
従って、いくらTOEIC600点程度が一つの指標となっていても、本当の英語でのコミュニケーション力を身につけていたりそれを証明できる状況の方が、よりアピールができるのではと思いますので、TOEIC700点以上は当たり前にとり、尚且つ使える英語力の習得はあった方が良いのではと思います。
②他の言語力
国際線に乗るとよくわかると思います。カンタス航空など胸にどの言語が話せるかのバッチなどもついていますよね。国際線の客室乗務員を目指していたり、外資系の航空会社を目指しているとき、まず日本人であることは一つの武器になるはずです。それは日本語話せるからです。少なくとも英語と日本語ができることはアピールできると思います。ただ、更にそれ以上の外国語ができる状態だとさらにアピールはできると思います。
それぞれが狙っている航空会社がどこなのか、その航空会社が持っている路線はどこなのか、世界上の情勢としてどの言語を知っておくといいのかなどが、鍛えるべき他の言語のヒントとなると思いますが、中国語、スペイン語あたりは、話す人口も多いと思いますのでその辺の言語含めて、日本語、英語以外に何か他の言語を操れる状況であると当然、アピールできる状況になるのではと思います。
③コミュニケーション力
ここでいうコミュニケーション力とは、英語力などの他の言語を持っていることのコミュニケーション力というよりも、日本語含めて他のクルーメンバーやお客様などとのコミュニケーション力が高いかという事です。今ではどの企業でもこのコミュニケーション力というのは重視されている能力の一つかと思います。
コミュニケーション力が高いというのは一つの見方として、よく気が付くか、気が回るかなどとも言えるのではないでしょうか。全体像が把握できること、そしてちょっとした様子などから気に掛けられる事などがコミュニケーションが高い事につながると思います。従って、これらはそれまでの間にどういった環境でどう過ごしているかがキーとなり、より多くの要素を秘めている環境で育ったり過ごしたりすることが、この力を高める環境ともなると思います。
④ホスピタリティ・マインド
客室乗務員にしてもグランドホストにしてもお客様と接し、そしてサーブをしていく事が仕事として出てきます。単にコーヒーやディナーなどのプレートを配ればいいという事ではなく、どういった食事であるのか、どういったお酒であるのか、何に適しているのかなどお客様の好みに応じて対応できるホスピタリティーマインドが当然必要となります。普段からレストラン等でワイン等もサーブする仕事をしている人は、そういったことに対して慣れもあるかなと思いますが、その環境を経験していない方は、手探り状態である可能性もあるのではと思います。すこしでも、ホスピタリティーが磨ける環境での経験を積んでおくことは間違いなくプラスに働く要素になるのかなと思います。
⑤多文化理解
日本の国内線移動も多くの国籍の方の利用も増えてきました。国際線は当然、多くの国籍やバックグランドの方が乗っています。宗教上の事から食べられる食事の制限があったり、ビーガンなどその方の嗜好から対応すべき内容もあったり、単に食事などからではなく、いろいろな国籍の方に自然と対応ができる素養として、まず多文化理解をしておくことはとても大事だと思います。これは外資系の航空会社であれば同僚に対しても必要なところではないかと思います。
日本にいるとなかなかこの多文化理解というのは、現実的にわかりづらいところがあると思います。従って、それらを知るには留学するなど外国に一度行ってみると一番手っ取り早く身につけられたり、様子が理解できたりするのではと思います。
⑥体力、泳力、ファーストエイドなど
華やかな様相とは裏腹に不規則な仕事環境となるので、もしかしたら一番求められる要素が体力かもしれません。これは常日頃の鍛錬など含めて鍛えていくしかないでしょうし、その覚悟が必要だと思います。また、航空会社によりますが、泳力も条件として掲げている航空会社も多いです。万が一の時の対応となりますが、当然持っているに越しことはない事でしょう。また、人工呼吸や簡単なけがの処置など、ファーストエイドの資格保持を期待している航空会社も結構あるようです。これらも普通に備えていると間違いなくプラスに働く内容になるかと思います。
⑦日本人としてのアイデンティティ
上記にもいくつか関連することを話していますが、この仕事は接客というサービス業としての最たる仕事の一つかと思います。日本人は元来いろいろなことに気が付く人たちだと思います。少し前となりますが、『お・も・て・な・し』などの言葉も流行ったくらい、日本人を表現する言葉としてもお客様に対するサービスの対応はとても長けているのではないかと思います。日本を旅行する外国人が日本をほめるところの一つとして、こういった接客のところを上げる方も多いですが、もともと日本文化が持っているお客様への対応方法が、日本人には古くから脈々と受け継がれているのだと思います。そういった日本人としてのアイデンティティから来る振る舞いはとても大事ではないかと思いますし、日本人としてそれを多く磨いていく事はよりこの仕事を目指すには大事なことでしょう。因みに、日本の航空会社ではその点を間違いなく採用試験時に見ているでしょうし、外資の航空会社ではその点を武器にアピールできる内容になるのではと思います。よって、この点も意識していること磨いていることもとても大事ではないかと思います。
CAやグランドホストになるために、また採用試験に合格するために必要な項目はご理解頂けたと思います。従って、これらの項目をそれぞれ高めることが採用に近づけると思います。それぞれ日本にいても磨ける内容だと思いますのでご自身で鍛えていかれればと思いますが、キャビンアテンダントになるためには留学は必要か?という事もよく取りだたされる話題です。
実際には、日本でも鍛えられる内容も多いので必ずという事ではないと思います。ただ、留学をすると実は上記の事をすべて鍛えられる環境にいることは事実です。必ずしなければいけないという事ではないですが、将来の採用試験に向けて、今準備できることとして、また、将来CAを目指している人に対して、合格するための手段の一つとしてこの留学は一つの選択肢ではないかと提案したいと思います。大事な条件として
①英語力(TOEIC600点以上)
②他の言語力
③コミュニケーション力
④ホスピタリティ・マインド
⑤多文化理解
⑥体力、泳力、ファーストエイドなど
⑦日本人としての振る舞い
とお伝えしました。⑥以外は実は、留学で全て叶えられるものとなると思います。
留学先はいろいろと選択肢があると思いますが、ここではオーストラリアを挙げてみたいと思います。それは、②他の言語力や⑤多文化理解が暮らしているだけで、触れることができる環境だからです。また、オーストラリアは日本のホスピタリティーとは種類がちょっと違うと思いますが、欧米の人にとってのホスピタリティーに長けていてそれらがレストラン等でも学べる環境ですし、必要であればホスピタリティーを学習できる学校も多いのでそういったところで勉強をすることもできますし、実際にキャビンアテンダントを目指している方でそのコースを学習している方もとても多いです。
以下に、留学を生かして、具体的にキャビンアテンダントになるべくサンプルスケジュールを記してみたいと思いますので、参考にしてみて下さい。
語学学校に通学
ここで、一定の高い英語力を習得してください。また、同じクラスの他の国からの留学生と友達になったり、ホームステイなどをしてオーストラリアの生活様式なども学習することも役に立ちます。また、留学生と友達になることや移民の国オーストラリアにいることで、英語以外の外国語を学習するきっかけとなってもいいと思います。
更に、上記の通りにオーストラリアはもともと移民の国なのでホスト自身もいろいろなバックグラウンドを持っているケースが多いです。そうなるとそこでも多文化を学習したり、触れたりすることもできます。また、その際に日本人としてのアイデンティティをしっかり意識して違いを認識することもとても大事です。
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レストラン等で働く
できればオーストラリア系のレストランやカフェ、またな日本食レストランであってもオーストラリア人が良く来るレストランでのウェイトレスとしてアルバイトをすると、ホスピタリティーが鍛えられたり、国籍によっての対応の仕方なども学べると思います。また、もちろん人にサーブをする立場で英語を使って対応をする経験は間違いなく生きてくる内容になると思います。
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機内と似た環境でのインターンシップ経験
ジャパセンではクルーズインターンシップのインターンシップを提供しています。クルーズ内でのインターンシップなので、飛行機ではないのですが、実は多くのキャビンアテンダントを希望される方が参加するインターンシッププログラムです。それはクルーズなので船上となりますが、陸から離れた環境で限られた空間の中で、船内のレストランで食事をするお客様に対してのサービスを経験できるからです。
大きなクルーズ船に乗った方はお分かりだと思いますが、結構、格式ばった雰囲気の中できちんとサーブしていきます。このクルーズインターンシップでは、いくつかレストランのレベルがあって、最上階のレストランでは、コース料理ではないので、全ての料理についての知識と全てのお酒に対する知識とそれらがどれにあっているかなどを携えて、お客様とコミュニケーションを図って料理やお酒を紹介する仕事を任されます。これらがきちんとできるさまは、まさしくキャビンアテンダントになった時に必ず生きてくる内容となります。もちろんお客様は基本的にオーストラリア人であり、英語を使って対応をしなければなりませんので、多くのキャビンアテンダントを目指す方が参加するものとしてうなづける内容となるのではと思います。
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最後にTOEICを取って帰る
ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターです。従って毎月ある公式テストの運営と点数アップのためのTOEIC講座を開講しています。このTOEICですが、ジャパセンで講座を受けられた後にテストを受ける方が多いのですが、毎回平均点730点以上を出しています。つまり、国際線を希望している方に必要な点数をクリアーしています。TOEICのスコアはキャビンアテンダント、グランドホストには必ず必要な英語の資格です。600点はもとより、高い点数を持っていればいるほど自信につながるし、採用試験時にアピールできる材料となると思います。従って、是非この講座を利用して、良い点数を取って採用試験に臨んで頂ければと思っています。
いかがでしょうか。将来CAさん(キャビンアテンダント、客室乗務員)やグランドホストを目指している方々に、採用条件としてクリアーしておくべきことと、それが叶えられる方法をお伝えしました。大学在学中に休学してとか、社会人になった後に鍛えるために留学をするなど、多くのタイミングで留学を利用して、ビルドアップをすることは可能かと思います。また、留学をすることで集中して採用条件に打ち勝てる自分を作ることができると思います。
上記にアルバイトも入れていますので、オーストラリアで働いてみることも必要ですが、オーストラリアは、ワーキングホリデービザでも学生ビザでも働くことができるので、その意味でも利用勝手がある国です。今後の対策として、是非この留学を生かしてキャビンアテンダントになる方法を一つの選択肢として参考とされてみて下さい。もちろん何かあればお気軽にご相談ください。
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最後にヒントとしてJALが掲げるキャビンアテンダントの人物像を紹介します。
感謝の心をもって、謙虚に学ぶ
感謝の気持ちを常にもち、世の中すべてから謙虚に学び、自己成長できる人財
果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
失敗を恐れず常に新しい事に挑戦し、人任せにすることなく最後までやり遂げる人財
プロ意識をもつ
自分の仕事に誇りと責任をもち、地道に自分の専門を極める人財
採算意識をもつ
JALグループが社会から必要とされ、永続的に発展する為に、強い採算意識をもつ人財
多文化を尊重し、適応する
世界の多様な文化と積極的に触れ合い、異なる文化・価値観を尊重できる人財
仲間と共に働く
仲間と共に働き、仲間のために頑張ることに誇りと喜びを感じられる人財
お客さまに心を尽くす
すべてのお客さまに、感謝の気持ちを形にしてお返しすることができる人財
【 参考ブログ一覧 】
まとめ!専門学校ビジネスカレッジ選択時の項目別ヒント
要注意!ビザが切れる28日以内に入学しなければいけないルール
オーストラリアの学生ビザ申請するには資料集めと時間が必要!
学校が始まるまで働けないの?オーストラリア学生ビザ
学生ビザが先かワーホリが先か!オーストラリアへの留学ステップ
最強のビザ計画!ワーホリ⇒学生⇒卒業生ビザへの流れ
オーストラリア学生ビザ取得マニュアル
お勧めのオーストラリア専門学校
ジャパセンは、長年、留学エージェントとして運営してきています。上記の様な必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿った適した学校の案内を得意としています。
一般英語、J-shineなどの英語教師の資格、ケンブリッジ検定試験、IELTS、ワーキングホリデーの方用のお得なコースなどの英語学校の紹介はもとより、上記の様な専門学校も対応をしています。ビジネス系の学校に行きたい、手に職系の学校に行きたい、永住権につながるコースの選択など、皆さんの現状と目的に沿った学校紹介をしています。
また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。
また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。
留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。
これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。
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