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【解説】留学の期間をビザ、コース、英語力から考える!

オーストラリアの留学期間は自ずと決まってくる

留学をする時にどれくらいの期間留学をしたらいいのか、逆にどれくらいまで留学できるのかなどわらかないことがあると思います。

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基本的には、ご自身が行ける留学期間や掛けられる費用、短期の場合は例えば夏休みの期間やタイミング次第などご自身の都合の中から決定をしていく事がほとんどだと思いますが、予め、目的によって、ビザの条件からなどで、掛かる期間や、行ける期間などを知っておくと、より目的意識を持って能動的に留学期間を決めることができると思います。

当然、日本帰国後の就職や、進学なども視野に入れる必要もあるので、その意味でも、予め留学期間を決めて、帰国時期を基に逆算して計画立てをすることも大事かと思います。

もちろん、例えばワーホリで1年間過ごしていたら、とても楽しくなってもう少しいたいという気持ちから滞在を延長するケースはとても多く悪い事ではないのですが、それを続けていると時間だけが簡単に過ぎてしまって、日本に帰国するにしても、いろいろなタイミングを逃してしまう事もあり得るので、この留学期間というものもきちんと考えて計画立てをしてみて下さい。

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短期留学の場合

仕事や学校の都合から短期でしか留学ができない場合、この選択となります。ビザは間違いなくETAS(簡易電子観光ビザ)が適切で、最大3か月間までの就学ができます。

短期の場合は、最大3か月間勉強される方はなかなか都合上難しいと思いますので、多くの方が長くても1か月間(4週間)程度の滞在となるのではと思います。そのすべてを英語学校に行く場合もあれば、例えば2週間英語学校に通学し2週間英語環境でボランティアなどをしたりします。

いずれにしても、英語力を少しでも上げたいと思って参加もされると思いますが、現実的にこれくらいの期間での英語力アップはあまり期待できません。従って、短期留学の場合は、英語力を上げる事よりも海外(オーストラリア)の雰囲気を知る、生活様式を知る、語学学校の様子や流れを理解する、多くの情報収集をするなど、次のステップに向けて利用することがいいのではと思います。ここである程度慣れてしまえば、次回長期留学をした際にかなり役立つこととなると思います。

なお、この短期留学には、上記の形態の留学から、小学生から中学生くらいまでのジュニアコース、親子留学、英語教師宅留学なども考えられる内容です。

長期留学の場合

長期留学は一般的に、半年間以上の留学をする場合にさす留学形態になると思います。これくらいの長さになるので、通常は日本での生活、つまり、大学や仕事先を休学、休職、または辞めて参加することとなるはずなので、大きな目的があって計画を立てるはずです。

こちらで考えられるのは、一定の英語力アップのための留学、ジャパセンであればたとえば日本語教師インターンシップなど長期に亘ってのインターンシップをする留学、大学進学に向けての留学、セカンド・サードなどワーキングホリデービザで長期滞在を計画するなどがこの長期留学の代表的なものとなると思います。

従って、ビザとして適切なのは、ワーキングホリデービザ(条件がそろうと最大3年間)や学生ビザが対象となってくると思います。

オーストラリア留学に適したビザとは

オーストラリアへの留学において対応ができるビザは、大きく分けて3種類となります。

①観光ビザ(ETAS)

オーストラリアの短期留学で代表的なビザがこのETASという観光ビザです。このビザで最大3か月間の就学が可能です。因みにこのETASですが、有効期限1年間のビザとなり、一回の滞在は3か月間までとなり、それを超えて滞在する事はできませんが、その有効期限内であれば、何度もオーストラリアの出入国が可能です。就学の最大3か月間というのは、1年間の有効期限の内のトータルで3か月間となるので、各滞在毎、3か月間の就学が認められているわけではないのでご注意ください。

また、別に6か月間など滞在を許可される別の観光ビザもあります。この場合は例えば最初の3か月間を語学学校等で英語を勉強して残りの3か月間をそれこそ観光して周るという設定なども可能です。

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②ワーキングホリデービザ

30歳までの方が一生に1回だけ発給されるビザで、基本的にはどなたにも発給されるビザです。語学学校など就学することもでき、またアルバイトなど働く、英語環境でインターンシップするなど色々なこともできるとても使い勝手のあるビザです。留学において大事な英語習得においては最大4か月間の就学が認められています。

因みに、ファームジョブなど、条件をクリアーすることで、セカンド、サードのワーキングホリデービザを取ることが可能で、最大合計3年間の滞在ができます。連続しての利用でも構いませんし、セカンド、サードと自分のタイミングで利用しても構いません。ただ、注意点としては、30歳までの年齢制限など、常に取得条件をクリアーしていなければいけないのでその点の注意が必要です。

また、就学条件や就労条件は、ファースト、セカンド、サードとも同様ですので、例えば何かを勉強したい時にはそれぞれ4か月間ずつ勉強をすることができます。例えばファーストとセカンドを連続してファーストの最後の4か月間とセカンドの最初の4か月間を就学することも可能で、それをすることで長期に亘って(合計8か月間)の就学をすることも可能なので、何かの目的をもって一気に英語学校に通学したい場合などはそういった方法等でも対応が可能です。

尚、注意点としては、ファーストワーキングホリデービザは、オーストラリア国外から必ず申請をしなければいけませんが、セカンド以降はオーストラリア国内でも申請が可能です。

③学生ビザ

自分の就学したい期間分だけ留学できるのがこの学生ビザ。目的は、英語力を伸ばすところから始まり、大学進学に向けての留学、ビジネスや手に職系のスキルを身につけるために専門学校に進学するための留学、そして、卒業生ビザ、就労ビザ、永住権取得などを見据えた留学などもこの学生ビザは必ず通るものです。

この学生ビザだけ、就学した期間+1,2か月間滞在有効期限が付き、その分、少しお得にオーストラリアに滞在ができる事も特長的です。滞在有効期限のルールとしては以下となります。

10か月未満の就学の場合・・・コース修了後+1か月の有効滞在期限
10か月間以上の就学の場合・・・コース修了後+2か月の有効滞在期限

が、基本ですが

10か月間以上で、コースが11,12月に修了する場合・・・翌年の3月15日まで

というこの時期だけ特別に期限が決められるケースもあります。最後のケースは、より長く滞在ができるケースなので、それを敢えて狙ってこの時期にコースが終わるように計画を立てる方もいます。

因みに、オーストラリアの学生ビザは、週20時間(ホリデー中は無制限)アルバイトすることができます。これは他の英語圏の国と比べて、オーストラリアの大きな特長の一つですが、これにより、学生ビザ中の生活の足しのためにアルバイトができたり、授業料をご自身で稼ぎながら対応をされる方もいます。

コースや英語力から留学期間が決まる

①オーストラリアの大学に進学する

オーストラリアの大学は学部により異なりますが、日本が4年制大学であるところ、通常は3年制の期間で卒業できます。

ただ、英語力含めていきなりオーストラリアの大学に進学できる方はあまりいません。通常は、大学でしっかり授業についていけるための英語力習得や、大学で使われる英語の習得、レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方など、日本とは違うシステムがあり、尚且つ英語で進めていくので、それらに対応できるように、先に挙げたEAP(English for Academic Purpose)コースやファウンデーションコースなど大学進学に備える英語コースを通常は1年間程度行き、一定のレベルまで上げた上で大学に進学をしていくケースが多いです。このパターンで合計で4~5年間で卒業できるので、ほぼ日本の4年制大学と同じ期間で卒業ができ、日本の高校卒業後、この事も視野に入れてオーストラリアの大学を狙う方もいます。

この場合の留学期間は従って、4~5年間とある程度分かった上で対応ができます。

②自身の英語力から留学期間が決定する

多くの留学の理由が英語力を鍛えることだと思います。従って、そういった方々は、ご自身の現在のレベルと目指すべき英語のレベルから、留学期間が決定されていきます。

通常英語学校で設定されている英語のレベルは、ビギナー、エレメンタリー、初中級、中級、中上級、アドバンスの6レベルあります。そして一つのレベルを上げるのに平均して12週間かかると言われています。あくまでも平均ですから、それよりも短くなる場合も十分にあり得ますが、ご自身の留学期間を決める際にはこちらを一つの目安としてください。

例えば、初中級の方がアドバンスまで目指す場合は、3レベル上げなければいけないのでアドバンスまで行くのに36週間程度かかります。そしてアドバンス自身も勉強することから普通に考えると48週間となり、ちょうど1年間の留学期間となります。

また、最低でも英語力は中上級を目指せと言いますが、エレメンタリーから始まった方は、中上級での学習期間も入れて同様に48週間となるのでちょうど1年間程度の留学期間となります。

以上のようにご自身の英語力と目指すべきレベルからある程度、留学期間を決定できることとなります。

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目的が定かでない場合は1年間の留学期間が一つの目安

実はこのケースが一番多いのではと思います。本来であれば上記までの様に、きちんと目的を決めてそれに沿った留学を計画すべきですが、大学を1年間休学してとにかく海外に行ってみたい、英語環境で何かを経験してみたいなどというぼんやりとした目的で留学をする事は普通に考えられますし、それだって将来の就職等にいろいろと響く可能性もあります。

また、社会人として、一定期間の仕事をした後に、一つの人生のリセットとして留学を選択する場合もよくあるケースです。その場合もとりあえずワーホリを使って1年間程度の予定で留学をしに来る方も多いです。

従って、明確に決まっていない場合は、この1年間を一つの目安として考えてみるのもいいと思います。ただ、1年間では結果として、単にオーストラリアで過ごしただけというケースも少なくなく、何か得たものがあるとか、その後の就職に生かせるとかが残せない場合も多い様です。

また、単純にオーストラリアが楽しく、もうちょっと長くいてみたいと思う方も多いです。

オーストラリアは、先述の通りにとても便利なワーキングホリデービザというものがあるので、セカンドを取って更に滞在を延長する人や、しっかり何かを勉強するために学生ビザに切り替えて専門分野を勉強する人や、就労ビザや永住権を目指して、それが取得できそうな就学を選択したりなど、実は来てから方向性が決まる方も多いです。よって、そういった意味では最初はオーストラリアになれることが目的でまずは1年間程度過ごす、という事も一つの手です。

ただ、このケースで心配なのが、ずるずるとオーストラリアにいてしまうケースです。簡単に4,5年くらい経ってしまう事はあるので、そして結局何も大して身についていないという事もあり得ます。そういったことでもいいのであればもちろん構いませんが、最終的には日本に戻るなどで就職をしなければいけない現実が来ると思いますので、しっかりその時に対応ができる様に、やはり計画立てて就学すべきです。

1年目は、特に日本で忙しく働いていた人は、少しホリデー気分もあり、それはそれでいいのではと思いますが、その後長い事滞在をしようと考えるのなら、しっかりとそこからでいいので計画立てて対応をされてみて下さい。そうしないと中途半端な状況に陥り、その後のご自身の人生までも中途半端な状況になってしまう恐れもあります。

留学はいろいろな意味でとても有効的で使える手段ですが、やはりゴールをどうするかはきちんと考えて対応をした方が良いと思います。少なくともビジネス上で使える英語力は高めるくらいの結果は残して留学を終えてほしいものです。

いかがでしょうか。留学の期間は、漠然とまずは行ってから考えるという方も多いと思いますが、やはり目的をしっかり持って最初に計画立てていく事の方がより効果的に働きます。今は短期しか選択できない人も長期を選択できる人も、それぞれの活かし方やビザ上のルールなどを知って、留学期間を決めてみて下さい。

留学は基本的にとても楽しいですが、どうしても帰国後の就職など、終わった後の結果に影響を及ぼすことが高いです。従って、その点はどこかできちんと意識をしながら、是非充実した留学を送って頂ければと思います。

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また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。

留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。

これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事ホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。

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