オーストラリアに滞在するために避けて通れないビザのこと。新型コロナウイルスのパンデミックにより経済的・環境的な問題からビザの切り替えや更新が難しく、オーストラリアに今後滞在することができないかも…と悩んでいるオーストラリア留学生は少なくありません。

そんな世界的パンデミックの最中、身動きのとれないオーストラリア滞在者のための緊急的な救済措置としてオーストラリア移民省より、パンデミックビザ（サブクラス408）という一時滞在ビザの制度が設けられています。

パンデミックビザは、オーストラリア国内の規定の仕事で働いている方が、最長1年のビザを申請費無料で取得することができるビザ。元々設けられているサブクラス408ビザ（Temporary Activity Visa）を、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急的にパンデミックビザ（Australian Government Endorsed Event stream）として適用させたものです。

緊急的な救済措置のため、過去に申請例がなく、さまざまある条件をどこまでをクリアすべきか、慎重にならざるを得ない案件となっています。もしもパンデミックビザを申請して却下された場合でも、他のビザ申請は可能なのか？といった留学生からの不安や心配も絶えません。

そこで、オーストラリアの老舗留学エージェント「アイエス留学ネットワーク」が「パンデミックビザに関する無料オンラインセミナー」を開催！

「アイエス留学ネットワーク」のオフィスにはビザコンサルタントが常駐。現在パンデミックビザに関する相談も多く寄せられていることから、同セミナーでは移民コンサルタントがオーストラリアのパンデミックビザに関する相談に乗ってくれます。

オンラインセミナーなので、もちろんオーストラリア全土からの参加を歓迎！ 「アイエス留学ネットワーク」はオーストラリア全土の留学生の生活をサポートしています。今回は、パンデミックビザの概要と共に無料オンラインセミナーの詳細をご紹介！

パンデミックビザ（サブクラス408）とは？

新型コロナウイルスの影響による入国禁止や各国との渡航制限から、オーストラリア国内からの出国手段も激減しており、帰国が難しい方も大勢います。その現状を踏まえたオーストラリア移民省が、「現在オーストラリア国内に滞在中のワーキングホリデーを含む一時滞在ビザ保持者」に対する救済措置として緊急的に、申請費用も無料で設けているビザ制度が「パンデミックビザ（サブクラス408）」です。

パンデミックビザは、オーストラリアの一時滞在ビザ保持者が自国に安全かつ合理的に帰国することが可能になる状況になるまで、オーストラリア国内の合法的な滞在を許可し、必要であれば現在の就労も継続することができます。

【パンデミックビザが目的とすること】
「オーストラリアの一時滞在ビザ保持者で、ビザの失効が近いが自国へ帰国する方法がない」
「新型コロナウイルスのパンデミック状況下においてオーストラリアで有益となるスキルを保持している

【パンデミックビザで許可されること】
① オーストラリアから自国に帰国する方法がなく他のビザのオプションもない方は、必要な期間の一時滞在が可能
② オーストラリアの農業、食品加工、ヘルスケア、高齢者ケア、障害者ケア、チャイルドケアなどの重要産業の雇用者は、最長12か月の滞在が可能（ワーキングホリデーなど季節労働者プログラムの雇用を含む）
③ 該当者の家族がオーストラリア国内にいる場合は、その家族もパンデミックビザに付随申請することが可能

オーストラリア連邦政府は、このパンデミックビザを「どのビザにも該当しない最終的なオプション」として提示してます。一時滞在ビザ保持者は、あくまでもビザ有効期限内に自国へ帰国することを前提として緊急事態への対処を検討することになります。

オーストラリア移民省の原文はこちら

パンデミックビザ（サブクラス408）の条件は？

1. オーストラリア国内にすでに滞在していること
2. 健康状態が良好であること
3. 保有していたビザの条件を遵守し、犯罪歴・借入・罰金などがないこと
4. 過去にオーストラリアのビザキャンセル履歴がないこと
5. 現在保持しているビザの有効期限が28日以下か、またはビザを失効して28日以内であること
6. 有事においてオーストラリアの現雇用主から「就業が重要セクターに属していること」「雇用が証明されること」「オーストラリア市民・永住者からの雇用が難しいこと」が証明されること
7. オーストラリアに一定の預貯金があり、当面の生活費を自身で保証できること
8. 他に該当するオーストラリアのビザのオプションがないこと

新型コロナウイルスに伴いオーストラリアで人手の不足している分野・業種に携わる方はパンデミックビザの対象とされます。

また、他に滞在ビザのオプションがなく渡航制限でオーストラリアを出国できない場合も、パンデミックビザにより引き続き就労を続けることが可能になりますが、その就労分野は農業・医療・食品加工・ヘルスケア・高齢者ケア・障害者ケア・チャイルドケアといった重要産業に限られます。

重要産業に就労しているワーキングホリデーも、パンデミックビザに含まれます。ワーキングホリデーの方で、セカンドビザ／サードビザの申請に必要な 3か月／6か月の指定労働を終えていない、渡航制限でオーストラリアを出国できない場合も、パンデミックビザの申請が可能です。

パンデミックビザ（サブクラス408）の申請方法は？

1. パスポートIDページ
2. 雇用証明書
3. 雇用主ABN
4. 雇用主からのリファレンス
5. 給与証明
6. 銀行明細（オーストラリアドル）
7. 無犯罪証明（無犯罪証明申請控えも可）
8. Genuine Temporary Entrantのレポート
9. 重要産業の資格・能力がある場合はその証書

緊急的な措置のために、パンデミックビザはオーストラリア国内からオンラインのみの申請と定められています。

パンデミックビザの申請費は無料ですが、以下の書類の提出が必要です。ビザの性質上、健康診断結果がリクエストされる場合もあります。

複雑な部分もあるため、オーストラリア政府認定の移民コンサルタントに相談することをおすすめします。

パンデミックビザの必要書類について詳しくはこちら

パンデミックビザに関する無料オンラインセミナー

今回は、オーストラリアの滞在に関して今後パンデミックビザの申請を考えている方や、現在パンデミックビザを保持し学生ビザへの切り替えを考えている方などを対象に、「アイエス留学ネットワーク」主催の「パンデミックビザ無料オンラインセミナー」を緊急開催！

オーストラリアに滞在中の留学生から多数の質問を受けてきた移民コンサルタントが、オーストラリアのパンデミックビザに関する特に重要な質問の回答などを抜粋して皆さんにお伝え。オンラインのセミナーなので、もちろんオーストラリア全土からの参加を歓迎！ 移民コンサルタントが参加者の方々の相談にとことん乗ってくれます。

今だからこそ知っておいて損のないパンデミックビザ。オンラインセミナーは無料なので気軽にご参加を！

パンデミックビザ無料オンライセミナーの内容

• 今後パンデミックビザの申請を考えている方に向けた回答
  ・パンデミックビザのコンディションについて
  ・パンデミックビザの申請ができる対象者は？
  ・パンデミックビザの申請には何が必要？
  ・パンデミックビザの準備にはどのくらいかかる？
• 現在パンデミックビザを保持している方に向けた回答
  ・パンデミックビザ終了後のオーストラリア滞在のオプションについて
  ・オーストラリア滞在のオプションで一番可能性の高い学生ビザについて
  ・パンデミックビザから学生ビザに切り替える際の準備について
  – オーストラリアにはどんな学校がある？
  – 学生ビザに切り替えるには何が必要？
  – 学生ビザの準備にはどのくらいかかる？
  – 資金はどのくらい必要？

パンデミックビザ無料オンラインセミナーの詳細

【開催日時】4月8日18:30（シドニー時間）1時間程度
【開催方法】ZOOMを用いたオンラインセミナー
【対象者】① 現在パンデミックビザを保持している方
　　　　　② 今後パンデミックビザの申請を考えている人
【定員】15名
【参加費】無料

【申込方法】アイエス留学ネットワークのChikaまで、「パンデミックビザ無料オンラインセミナー参加希望」の旨をお伝えください。
　　　　　　メール：chika@study-au.com
　　　　　　SMS：0403570132
　　　　　　LINE：https://lin.ee/JokvrDW

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