【大学生対象】春休みに海外インターンシップに挑戦しよう!【オ...
春休みに、海外インターンにチャレンジしませんか? 実践的な職業体験と生きた英語が身に付く海外生活ができます。 …
日本は桜も咲いてきたようで春が始まっていますね。3月ですから卒業シーズンであり、新年度のスタートを待つ時期でもあります。一方、オーストラリアでは、着々と秋の気配を感じます。晴れているときには日差しはまだまだ強いと感じますが、少しずつ感じる気温も涼しく、時間帯によってはひんやり感じることも多くなってきました。
さて、今日は、現在オーストラリアに残っているワーホリの人で、今後学生ビザに切り替えてオーストラリアに滞在をしようと思っている人や、しようかどうか迷っている方々に、押さえておいた方が良い点をお知らせしたいと思います。
ここでは、当然、新しい学校で何を勉強したいかなどをしっかり考えて、コース選びや学校選び、必要に応じて学校見学などはしっかりと考えておくことと、最初は学生ビザ費用なども掛かるので、お金を少しでも貯めることなどは、大事なことですが、そのベーシックなアイデア以外に大事なことをお伝えしていければと思います。
ワーキングホリデービザから学生ビザに切り替える時に考えられるのが、大学進学、TAFE、専門学校等になると思います。ご自身が何を目指しているかなどによって異なると思いますが、大学進学は授業料が高いこと、学士号以上が本当に必要か、TAFEは基本的に年に2回しか入学日がない、目指すべきコースが開講しないこともあるなどの理由から、学費も安く、多くのコースがあり、しかも大学やTAFE等と同じ資格も得れ、入学日設定も多い事からよく専門学校を選択される方が多いので主にここでは専門学校に進学をする際を例にお話しをしたいと思います。
専門学校に進学する時の利点(ポイント)
・授業料が安い ・・・ TAFEなどの同じコースより安い
・入学日設定が多い ・・・ 入学における利便性が高い
・TAFEと同じ資格取得が可能
・卒業後、Pathwayを使って大学への進学も可能
専門学校入学は、ワーホリの期間内でも可能です。ただ、通常は皆さん、ワーホリビザの有効期限ぎりぎりくらいまでワーホリとして過ごしたいと思っている方が多いので、できればワーホリビザが切れた後くらいに入学できるコースを探しているケースが多いです。その場合、ビザ上のルールとして知っておかなければいけないことは、有効期限が切れた後28日間(4週間)以内にスタートするコースでないといけないという事です。従って、大事なことは、
〇自分のワーキングホリデービザの切れる日を知っておく
〇そこから28日以内にスタートするコースでないと入学できない
という事です。ここで気になるのが、では、タイミングよく自分のビザが切れた後28日以内に、入学日設定があるかどうかという事です。うまくいくケースは多いですが、そうではないこともあり得ます。ここで知っておいた方が良いのが専門学校の入学日設定です。
オーストラリアの専門学校の一般的な入学日設定ですが、年4学期制を敷いているところが多く、ほぼその流れです。従って、1月、4月、7月、10月時期に入学日設定があります。例えば安くて受講期間が他の専門学校より少ないので人気のあるCass Training International College(CTIC)の2021年の入学日(Intake日)は以下の通りです。
2021年入学日: 4 January、6 April、5 July、5 October
基本的に3か月間ごと、月曜日の入学で(時期によっては月曜日が祝日のため翌日)設定されています。従って、これらの日が、ご自身のワーホリビザの有効期限から28日以内でないといけません。
要注意!ビザが切れる28日以内に入学しなければいけないルール
入学日は学校によって異なるので、上記の日程はあくまでも参考ですが、ワーホリビザ期限日とご自身が行きたい学校の入学日の関りは気にしておかなければいけないポイントです。
この場合は2つ方法があります。
1)Mid Intakeを使う方法
学校によりますがMid intakeという入学日を設定している専門学校があります。上記の通りに1学期間はホリデー含めておおよそ13週間前後です。従って4週間なんてあっという間にこの期間数に飲み込まれてしまうので、うまく入学日が来ない人も結構います。そこで学校が考えているのがこのMid Intakeというものです。言葉から想像できると思いますが、ちょうど学期の中間あたりに入学日を設定してそこからの入学でも大丈夫な形としています。例えば上記CTICの2021年のMid Intakeは以下となります。
2021年Mid Intake入学日: 1 March、31 May、30 August、29 November
よって、このタイミングで28日間ルールが当てはめられるのならこちらを入学日として対応をすればいいのです。ただ、それでも28日間ルールがうまく当てはめられないこともあります。その場合は次の方法です。
2)gap fillを使う
つまり、28日間に足りない数週間のギャップを埋める作業です。具体的には、例えば予定している入学日がワーホリビザの有効期限から6週間後であった場合、4週間ルールを適用すると2週間足りないです。よって、この2週間分のコースを自分の行きたいコースの前に埋めるという内容です。現実的にはIELTSコースなどそれ以降の専門学校でのコース受講に役立つ内容のコースを選択するとGTE上もうまく書けるはずなのでそれらのコースを組み合わせて入れることが多いです。
これをする時に気を付けた方が良いのが、その追加のコース分をどこで勉強するかです。専門学校には上記の様なIELTSコースなどを併設しているケースがあるのでそれらを利用することが一番スムーズです。ただ、その学校に該当するコースがなかったり、今回起こっているCovid-19の関係で通常時期はあるが、今は開講していない等で同じ学校で追加ができないケースもあり得ます。そうなるとそれを補足してくれる別機関の学校でIELTSコースなど選択することとなるのですが、その際にコースを受けることは可能だが、CoE発行の対象としない、つまりこの意味は、学生ビザ申請時にその数週間分の英語コース分を取り入れて申請することができないという事となり、結果として意味がない事となってしまいます。
これは、この対応をすることが当たり前ではないので、それをしてくれる英語学校かどうかも事前に確認することが必要です。Pathwayなどで繋がっている学校などであれば大丈夫なケースが多いですが、そうではない場合もあるので、この点も注意が必要です。
ビザが切れるタイミングに注意!救ってくれるMid Intakeとは?
GTEについて(学生ビザ申請プロセス内のブログ)
補足)学生ビザが取れるまで働けない
ワーホリビザの有効期限までに学生ビザを申請することとなると思いますが、申請中にワーホリビザが切れるとブリッジングビザに自動的に切り替わります。学生ビザが取れるまでの処置となりますが、思いのほか学生ビザがその後すぐに取れた場合で、学校がまだスタートしていない場合、入学日までは働くことができないルールがあります。ワーホリの間は働けていたので、アルバイトを待っている間も継続しているケースも多いと思いますが、この状況になるとその期間は働けませんので注意が必要です。詳しくは以下のブログを参考下さい。
大学にしてもTAFEにしてもこの専門学校にしても入学をするベーシックな条件として以下があります。
〇高校卒業以上の学歴があること
〇IELTS5.5レベル(アカデミックモジュール)以上の英語力があること
この英語力ですが、入学前にきちんとこの英語力があることを証明する資料を提出する必要があります。これはお察しの通りに、この英語力がないと授業についていけないためです。ワーホリを経験している人であれば、その際に英語学校に入学していた経験があると思いますので、そこで中上級程度以上のレベルを卒業しているとこのIELTS5.5程度以上の英語力とみなされるので(条件あり)、問題ないのです。また、IELTSに限らず、相当する他の英語資格をお持ちで十分であると証明できれば問題ないです。ところが、仮に英語力があったとしてもそういった資格を持っていない方々も結構いらっいます。その場合はそれが証明できない限り入学が許可されません。従って、それらがない方は何かしらの方法で入学前に相当の英語力を証明することをしなければいけません。
1)事前に英語学校に通う
ワーホリから学生ビザに切り替えるので、事前にはワーホリ状態であると思います。ワーホリは最大4か月間まで就学をすることができるのでそれらを利用して、専門学校に入学できるようにIELTS5.5相当の英語力を身につけます。IELTSコースに行ってもいいし、一般英語コースで中上級以上になることでもいいです。もしその場合は、最大4か月間まで学習ができますが、その期間で必要な英語力になり得るかという事が重要となるので、その点も鑑みながら進めて下さい。
2)IELTSの試験を受けて5.5をパスする
IELTSの試験はコンピューターベースであればほぼ毎日設定されています(地域によります)。よって、それらで試験を受けてしっかりとIELTS5.5を取ることです。いきなりこの試験を受けることは難しいかもしれないので、どういった試験であるかを知ったり、試験対策をしたりする必要もあると思いますが、今、IELTSは自主学習できる環境も結構整っているのでそれらを利用することでうまく対応できる可能性があります。ただ、IELTSの試験は375ドル(2021年3月現在)ですので、決して安くはないので、この辺もこの方法を取るかのポイントとなってくるかもしれません。
3)専門学校で英語の試験を受ける
入学予定の専門学校では英語力を計ってくれます。この専門学校の英語の試験にパスすれば、そのまま入学が可能なので、別途費用なども発生せずして対応ができます。よって、費用面では一番いいかもしれません。ただ、万が一パスができないと条件付きの入学許可として連絡が来ます。つまり事前に数週間程度の英語コースに行く事が条件となり、入学を許可されるものです。これが4週間程度くらいまでの期間であればいいのですが、たいていは12週間(英語力によればそれ以上)の英語コース入学を言われることが多いので、その分費用も期間も掛かってしまいます。当然その分は学生ビザでカバーされることとなるので、学生ビザ申請上は問題ないのですが、スケジュールは後ろに1学期分(12週間程度分)後ろ倒しとなることと、費用がその分掛かるのでそれをどうお考えになるかになると思います。
いかがだったでしょうか。
事前にどういった学校やコースに行きたいなどの考えや準備は、当然必要として、それ以外として上記のワーホリビザ期限と入学日の相関関係、そしてお持ちの英語力によって予定が狂う可能性があります。従って、それらを踏まえてスムーズに対応をしていくためには、上記に記載した内容もきちんと理解をして、準備をした方が良いです。
ワーホリから学生ビザに切り替えて対応をしたいと考え始めたら上記もしっかり理解して本当にそうするかどうかを考えて頂ければと思いますし、またいざそうすると決めたなら、実際に何をしたらいいかなどを上記を参考に準備して下さい。もちろんジャパセンでは、状況をお知らせ頂きましたら、サンプルのスケジュールやプランをお知らせできると思いますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい。
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